カプコンの大人気アクションゲーム「モンスターハンター」。
現在はモンハンライズサンブレイクが発売され、人気を博しています。ここまでの大型アップデートはこれまでのシリーズにはなく、一度離れていたハンターが戻ってくることもありました。
モンハンにはSwitch版とPC(Steam)版とがありますが、どちらでプレイするにしてもコントローラーは重要です。
モンハン持ちという言葉がある通り、昔からコントローラーの種類や持ち方の重要度が高いのがモンハンの特徴。
そこで今回は、モンハンライズ・サンブレイクにおすすめのコントローラーをSwitch版とPC版とに分けて紹介していきます。
【Switch】モンハンにおすすめコントローラー3選
モンハンライズはSwitchで遊んでいる人が特に多いです。ゲーミングPCよりもシェアが高いゲーム機なので、気軽に遊べるのがいいところ。ただ、ジョイコンよりもやはりプロコンのほうがプレイはしやすいです。そこで、Switch版のモンハンにおすすめのコントローラーを3つ紹介します。
Nintendo Switch Proコントローラー(純正プロコン)
- 接続方法:有線/無線
- 通信:Bluetooth3.0/NFC
- 加速度センサー・ジャイロセンサー搭載
- HD振動搭載
- 接続端子:Type-C
- バッテリー容量:1300mAh
- バッテリー持続時間:最大約40時間
- 充電時間:約6時間
- サイズ:縦106mm×横152mm×厚さ60mm
- 重量:約246g
Switch純正プロコンです。
純正プロコンの良いところは、やはり安心して使えるところ。純正品なのでサポートも充実しており、Switchの基本的な機能を全て使えます。どんなゲームでも使える操作性の良さも魅力です。
一つ持っておけば、モンハンでもスプラトゥーンでも活躍できます。
さらに、Switch純正プロコンは有線にも対応していますが、無線が有線より遅延が少ないのが特徴です。バッテリーがピンチなとき以外、有線でプレイする理由が無いほどに無線の安定性が高いので「できれば無線がいいけど遅延が…」という方も安心。
背面ボタンはありませんし変わった機能もありませんが、総合的にクオリティが高く非の付け所が無いコントローラーです。
PDP Afterglow Switch Wireless Deluxe Controller
- 接続方法:有線/無線
- 通信:Bluetooth
- 対応機種:Nintendo Switch/PC
- ジャイロセンサー・加速度センサー搭載
- バッテリー持続時間:約20時間
- 本体重量:約421g
バッテー持続時間が純正の半分です。純正プロコンを見た後だと短く感じるかもしれませんが、非純正のSwitch用プロコンとしては比較的長持ちとなっています。これだけあれば、困ることはありません。
背面ボタンもしっかり搭載されています。
モンハンでは各ボタンの操作性が重要になりますが、純正と比べてほとんど遜色ありません。ABXYボタンはむしろ純正より押しやすいです。指が大きくても押し間違えたり、一緒に違うボタンを押したりしにくくなっています。
スティックの操作感も良好なので、モンハン用コントローラーとして非常におすすめです。
さらに、今の時代珍しいスケルトンカラー。透明ガジェットが好きな人は、それだけで買う価値があります。
GameSir T4 Pro
- 接続方法:有線/無線
- バッテリー容量:600mAh
- 接続端子:USB Type-C
- 対応機種:Nintendo Switch/iOS10.0以降/Androlid7.0以降/Windows7以降
- 振動機能搭載
- ターボ機能搭載
- ライティング機能搭載
- モバイルブラケット付属
低価格で操作性が良く、機能が充実しているコスパの良さが魅力のコントローラーです。
グリップ部分は握り込むというよりも手のひらで包むように固定するようなタイプで、全体的に丸みを帯びたフォルムになっています。
この形状のおかげで、モンハン持ちがしやすいです。少なくとも、モンハン持ちをして手のひらなどが痛くなることはありません。モンハン持ちをしたときの各ボタンも押しやすく、トリガーなどにも楽に指が届きます。
さらに、背面ボタンも4つ搭載。
この値段でマクロを割り当てられるボタンが4つ搭載されているのは、珍しいです。モンハンでもボタン同時押しなどを1発で再現できるので、キャラコンが簡単になります。
【PC(Steam)】モンハンにおすすめコントローラー3選
モンハンサンブレイクにはSteam版もあり、PCで遊ぶ人もいます。PC版はPCスペックによっては画質設定を上げやすいなどの恩恵があるのが魅力です。今度は、そんなPC版モンハンにおすすめなコントローラーを3つ紹介します。
PowerA SPECTRA INFINITY
- 接続方法:有線
- 背面ボタン搭載
- 音量ダイヤル搭載
- トリガーストップ機能搭載
- キーマッピング変更可能
- LEDイルミネーション搭載
本機最大の特徴は、手元で音量操作ができるところです。十字キーとRスティックの間にダイヤルがあり、音量の上げ下げができます。マイクミュートも可能です。
友達とDiscordなどで通話しながらモンハンをするのに、非常に便利。
さらに、背面ボタンも搭載しています。背面ボタンは大きすぎず小さすぎず、ほどよいサイズ感で押しやすいです。慣れれば押し間違えにくくなります。
全体的なビルドクオリティも高く、操作性も良好です。モンハン持ちにも対応できますし、各ボタンも押しやすいのでモンハンをプレイするのに向いています。
また、モンハンでは使うことがないかもしれませんが、トリガーストップ機能も搭載。
トリガーのストロークを短くできるので、モンハンだけでなくFPSなどもプレイしている人には特におすすめです。
Xboxワイヤレスコントローラー
- 接続方法:有線/無線
- 接続端子:Type-C
- ケーブル長;約2.7m
- バッテリー持続時間:最長40時間
- ハイブリッド方向パッド採用
- Shareボタン搭載
Xboxの有線無線両対応コントローラーです。
特徴的なのは、ハイブリッド方向パッド。カーソルキーの上下左右が全て一体化していて、斜め入力がしやすいのが魅力です。それでいて、上下左右は斜め部分より浮き出た形になっているので正確な操作もできます。
さらに、バッテリー持続時間が非常に長いです。最長40時間もあるので、使っていて困ることはありません。プレイできないときに充電するようにしていれば、バッテリー切れと無縁になれます。
そして、各部の操作性は流石Xboxコントローラーといったところ。しっかりと正確なキャラコンができるうえに、全てのボタンが押しやすいです。押したときのポチポチ感もあります。
何より、スティックの操作性が高いです。
モンハンでグリグリと動かしてもブレませんし、精度が高いのでキャラクターが思い通りに動きます。
Xbox Eliteワイヤレスコントローラーシリーズ2
- 接続方式:有線/無線
- バッテリー持続時間:最大約40時間
- リアルトリガー・振動モーター搭載
- 3.5mmステレオヘッドセットジャック搭載
- 背面ボタン×4
- ハードウェアカスタマイズ対応
- ソフトウェアカスタマイズ対応
- 重量:約345g
フル装備で重量が約345gと、非常に重いコントローラーです。重いと疲れやすくはなりますが、安定感は増すのでモンハンのようなアクションゲームでは敢えて重めのコントローラーを選ぶという人もいます。
エリコン2の良いところは、カスタマイズ性の高さです。
方向キーは、十字タイプとパラボラアンテナのようなタイプとを選択可能。パラボラアンテナ型にすれば、斜め入力がしやすくなります。
スティックも好みに応じてさまざまなタイプを選べるので、「モンハンのときは通常で、FPSなどものときは左だけ高くしよう」ということも可能です。それぞれ、誰でも簡単に取替えできるようになっています。
取替に必要なパーツなども全て最初から付属するので、追加購入の必要もありません。
もちろんデフォルトの状態の操作性も非常に高く、どこを取っても最上級です。
モンハンだけでなく、PCゲームを遊ぶのなら持っておいて損はありません。
モンハン向けコントローラーの選び方
モンハン向けにおすすめなコントローラーを6つ紹介しました。ほかにも色々なコントローラーがありますが、モンハンに合うコントローラーを選ぶのは難しいです。そこで今度は、モンハン向けコントローラーの選び方を簡単に解説します。
持ちやすさをチェック
モンハンにおいて重要なのは、コントローラーの持ちやすさです。
モンハンは激しい操作をするアクションゲームなので、持ちやすさがそのまま操作の快適性に繋がります。モンハン持ちをする方にとっては、特に重要です。
見るべきところは、まずグリップ部の素材。グリップにはラバー素材を使うコントローラーが多いですが、なかにはグリップ部にラバーなどが巻かれていないコントローラーもあります。
モンハン呼びのように手のひらで固定するような持ち方はしやすいですが、ラバーが巻かれていないと滑りやすくなるので注意が必要です。
続いて、グリップ部の長さや形状も重要。モンハン持ちをするなら、長いよりは短いほうが持ちやすいです。
ただ、一般的な持ち方においては長めのほうが持ちやすい傾向があります。
欲しい機能を確認する
コントローラーには、さまざまな機能が搭載されます。よくあるのは、RGBライティング機能・ターボ機能・スクショボタンなどです。
これらの機能は、モンハンをプレイするのに必要とは限りません。ライトは単に気分を盛り上げる演出であり、プレイには影響しない部分です。ターボ機能もモンハンでは使いませんし、スクショも遊び方によって必要かどうかは変わります。
このようなコントローラー特有の機能は、全て好みによって必要かどうか大きく変わるものです。
自分がどんな機能を欲しているのかを棚卸しして、その機能を搭載したコントローラーを選びましょう。
ボタンの押し心地をチェック
ボタンの押し心地も重要です。
コントローラーによって、ボタンの押し心地は細かく異なります。たとえばSwitch純正プロコンは、各ボタンが柔らかめです。
一方Xboxコントローラーは、しっかりとした反発のある若干固めの押し心地になっているモデルが多い傾向があります。
柔らかいか固いかは、どちらがいいということではありません。固すぎるのは問題ですが、適度な硬さであれば操作の正確性に繋がります。柔らかいほうが好きという人もいれば、固いほうが好きという人もいるので、どんな押し心地が合うかは人それぞれです。
ほかにも「トリガーが他より柔らかいコントローラー」など、各部によって押し心地が異なるコントローラーもあります。
自分が好む押し心地のコントローラーかどうか、レビューや動画などを参考にしながらチェックしましょう。
耐久性をチェック
モンハンは長時間プレイしがちになるゲームです。そもそも1クエストあたりの時間が長いですから。休日などに時間を取ってプレイする人が多いです。
そのうえ、操作が激しくなりがちなアクションゲーム。耐久性が低いコントローラーは、すぐ壊れてしまいます。
モンハン用に新しくコントローラーを購入するなら、なるべく耐久性が高いコントローラーを選びましょう。
モンハンのコントローラーに関するよくある質問
ここまで、モンハンのおすすめコントローラーや選び方について紹介してきました。最後に、モンハンのコントローラーに関するよくある質問の答えを紹介していきます。気になることがある方は、ぜひご参考ください。
モンハンにコントローラー(プロコン)は必要?
モンハンをより快適に楽しくプレイしたいなら、コントローラーは必要です。
Switchのジョイコンはボタンが小さく、耐久性もあまり高くありません。アクションゲームにはあまり向かず、プロコンに変えるだけで非常に快適にプレイできるようになります。
PCは、そもそもキーマウ操作が有利になるようなゲームでもありません。コントローラーを前提にして作られているので、コントローラーでプレイするほうが快適です。
モンハンに背面ボタンは必要?
モンハンに背面ボタンは、必要とは限りません。
今回紹介したコントローラーには背面ボタンが搭載されているものもありますが、モンハンにおいては必須ではなく「あればいい」程度です。背面ボタンがあれば色々な操作を割り当てられますし、移動しながらアクションできるようになります。
キーコンフィグの自由度が高くなるので、必須ではなくとも「背面ボタンなし」と「あり」とで迷ったら、背面ボタンありのコントローラーを選ぶのがおすすめです。
モンハンのコントローラーは有線か無線どっちがいい?
モンハンのコントローラーは、有線でも無線でも問題ありません。
無線では遅延が生じるコントローラーもありますが、操作がしにくくなるほど遅延するコントローラーは今どき珍しいです。遅延と言ってもFPSのような競技性が高いゲームでもなければ気にならない程度なので、無線を避ける必要もありません。
好みで選びましょう。
モンハンはPC版とSwitch版どっちがいい?
画質面ではPCが優位ですが、プレイ人口はSwitchが圧倒的優位に立っています。
PC版のモンハンはPCスペックが高ければ画質とフレームレートをSwitch版よりも上げられるようになっており、綺麗な画面でプレイしたい人はPC版がおすすめです。
実際にPC版とSwitch版を比較すると、PC版のモンハンは圧倒的に奇麗ですし、PCのスペックがあれば非常に滑らかに動きます。
一方Switch版のほうが圧倒的に人口が多くなっています。人と一緒に遊びたい場合は、Switch版のほうがおすすめです。
一緒に遊ぶ予定の友達がPC版を持っていればPC、Switch版しか持っていないならSwitch版という選び方がおすすめ。一人でプレイする場合は、どちらでも問題ありません。
まとめ|自分に合ったコントローラーで狩りを楽しもう!
ここまで、モンハンのおすすめコントローラーについて紹介してきました。
モンハンは、激しく動くアクションゲームです。高難易度ゲームではありませんが、簡単なゲームでもありません。より楽しくプレイするには、快適に遊べるコントローラーが必要です。
今回紹介したコントローラーや選び方を参考にしながら、自分に合ったコントローラーを探し、狩りを楽しみましょう!