Logicool G740レビュー・5mm厚の新型マウスパッドの使い心地を解説

Logicool G740

Logicoolから、2022年にG740というマウスパッドが発売されました。G740は、コスパが高いことで人気があったG640の後継モデルにあたります。後継とは言いつつも、異なる点もあるため2023年現在は両方販売されている状況です。

G740もじわじわと人気が出てきていますが、特徴を知らずに購入するのは危険。

そこで本記事では、Logicool G740の特徴とG640との違いを解説したうえで、良いところと注意点をレビューしていきます。

目次

Logicool G740の特徴と前モデルG640との違い

Logicool G740は、前モデルG640と違うところもあれば共通するところも多いです。まずは、そんなG740とG640との違いについて簡単に紹介していきます。どこが同じなのかについても解説するので、ぜひご参考ください。

ロゴの色が違う

デザイン面の違いは、ロゴの色です。G640はLogicoolではおなじみの白いGロゴがありました。

一方、G740はロゴが黒です。本体生地も黒なので、ロゴが目立たなくなりました。

以前から、Logicoolのゲーミング製品のロゴはあまり評判がよくありませんでした。

ロジクール旧ロゴとG740のロゴ比較

マウスパッドは特にロゴが大きいうえに白で目立つため、主張が激しすぎるとしてイマイチな評価が多いところです。

それを目立たなくしたので、良いことだと捉える人が多い傾向があります。

厚みが増した

上からG740、G840(G640)、G440、G240の厚さ比較

Logicool G740の最大の特徴は、厚みが増したことです。

G640は3mm厚でした。これは、一般的なマウスパッドよりも若干厚い程度です。ゲーミングマウスパッドでは、一般的な厚みとなっています。

一方G740は、5mm厚です。マウスパッドのなかでは、珍しい厚みだと言えます。

ほかにも5mm厚の製品はあるものの、フェルトデスクマットなど変わり種が多いです。ゲーミングマウスパッドではなかなかないので、注目されています。

サイズ・素材感は同じ

マウスパッドのサイズと素材は、G740とG640の共通点です。

どちらも、裏面ベースはラバー素材が使われています。

裏面がラバーなのは、滑り止めのためです。ゲーム中はマウスを思い切り振り回すことが多いので、滑らないようにして安定感を高めています。

表面素材は、どちらもクロス素材です。

Logicool G740の良いところをレビュー!

Logicool G740とG640の違いについて、解説しました。厚みが5mmになったことが、G740最大の特徴。この特徴によりどのような使用感になっているのかを知ることが、製品選びでは大事です。

そこで今度は、G740の良いところについてレビューしていきます。

5mm厚でクッション性が高い

5mm厚のマウスパッドは、クッション性が高いのが特徴です。たとえば手をデスクに叩きつけても、デスクの硬さをあまり感じません。

マウスを思い切り振り回したり、マウスを一度上げておろしたときも衝撃などが感じられないのが良いところです。

さらに、消音性も高いためマウスクリックが静かになります。深夜にゲームをプレイする場合は、厚みのあるマウスパッドの方が便利です。

また、クッション性が向上したことによって、手にかかる圧力が分散されます。長時間のゲームプレイ時の負担が軽減されるため、長時間ゲームを遊ぶ方にもおすすめです。

よく滑りよく止まる癖がない使い心地

G740は、マウスがよく滑ります。

マウスの滑りが良いので、マウスをガンガン動かしたい方にはぴったりです。

低DPIでマウスを大きく振り回すのであれば、滑りが良いほうが素早く振り向き操作などが行えます。そのうえマウスを動かす力も軽くなるので、疲れにくいです。

そのうえ、止め性能も高め。よく滑りよく止まるので、振り向き操作には非常に便利です。

マウスを思う存分振り回せるサイズ感

G740は、マウスパッドとしてはやや大き目です。

これだけの大きさがあれば、マウスを思う存分振り回してもはみ出ることがありません。ローセンシが好きな方でも、安心して使えます。

圧倒的コスパ

Logicool G740は、コスパが非常に高いマウスパッドです。値段は公式ストアで約4,200円。Amazonだと割引中は3800円で購入できることもあります。ゲーミングマウスパッドとしては、決して高くはない価格です。

この価格帯で、よく滑りよく止まる性能があり、大き目のサイズで厚型なのは珍しいです。5000~6000円してもおかしくはない製品となっています。特に5mm厚のマウスパッドはより大型になり、価格も高くなりやすいです。

厚型マウスパッドをこの値段で手に入れられるというだけでも、コスパが高いと言えます。

Logicool G740の注意点をレビュー

Logicool G740の良いところをレビューしてきました。コスパが良いのが非常に魅力的ですし、厚みがあるのも魅力です。とはいえ、いくつか注意しなければならない点があります。今度は、そんなLogicool G740の注意点についてレビューしていくので、ぜひご参考ください。

サイズは賛否両論で合う合わないがある

G240とのサイズ比較

実際、中途半端なサイズではあります。

マウスパッドで大型なものだと、キーボードも上に載せられるデスクマットサイズのものが人気です。キーボードを載せることでキーボードとマウスの距離を近づけることもでき、普段使いでも便利になります。

そのうえ、マットにより打鍵音の高音部分を抑えられるのがメリット。

G740は特に厚型のマウスパッドなので、どうせならキーボードを載せて静音化したかったという意見もあります。

また、キーボードとマウスを近づけにくかったり、デスクが狭いとキーボードが左側に寄り過ぎたりするため人によって合わないと感じる可能性も高いです。

環境や好みと照らし合わせて、購入を検討しましょう。

5mm厚は人によっては負担が増える

5mm厚はクッション性が高くて負担が軽減されると解説しましたが、逆に負担が増えると感じる方もいます。

マウスをマウスパッドに押し付けるようにして操作する方の場合、クッション性が高いことが仇になる可能性があります。

クッション性が高いということは、弾力があり硬めだということ。押し付けるように操作していると、その弾力が手に伝わります。

そのため、負担が増える可能性が高いです。

ステッチ加工が無いから端からほつれる

これはG640の頃から言われていたことですが、G740にもステッチ加工がありません。

ステッチ加工というのは、マウスパッドの端の縫い付け加工のことです。これがあれば、端からどんどんほつれていくことがなくなり、耐久性が上がります。

G740にはステッチ加工が無いので、長く使っていると端からほつれていく可能性が高いです。

G640は、ほつれが起きるため半年に一度程度交換しているという人も、実際に大勢いました。G740もステッチ加工が無いため、同様です。

価格があまり高くないのであまり大きな問題ではありませんが、耐久性を気にする場合は注意しましょう。

Logicool G740は初心者にもこだわる方にもおすすめ!

Logicool G740は、5mmという厚みのためクッション性が高く、マウスクリック音が抑えられるなどのメリットがあります。ほかにも手首の負担軽減、動かす際の振動軽減などメリットが多いです。

マウスパッドとしての性能も、良く滑り良く止まる無難な操作感。好みによる合う合わないはありますが、癖が少ないため初心者が自分の好みを確かめるためには最適です。

また、厚みにこだわる方や滑り性能・止め性能にこだわる方にも、非常におすすめですよ。

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