NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bレビュー! Ryzen 7 255×RTX 5060 Laptop搭載のホワイトゲーミングノートPC

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bは、AMD Ryzen 7 255とNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載したマウスコンピューターのホワイトカラーゲーミングノートPCです。

16型・WUXGA(1,920×1,200)解像度の165Hz液晶で、FPS系ゲームをFHDで快適にプレイできる仕様。

ホワイトボディにピンクのNEXTGEARロゴをあしらったデザインが美しく、見た目の華やかさと実用的なゲーミング性能を両立しています。

本記事では、そんなNEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの良いところと気になる点について、レビューしていくので、ぜひご参照ください。

本レビュー記事はマウスコンピューター様から製品をお借りして執筆しています。
内容は2026年5月時点の情報です。製品仕様・価格は変更になる可能性があります。

目次

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの基本的な仕様

まずは、NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの基本的な仕様について紹介します。スペックやデザイン、付属品、マウスコンピューターについて見ていきましょう。

スペック

項目仕様
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUAMD Ryzen 7 255
(8コア/16スレッド/3.80GHz/最大4.90GHz/L3 16MB)
GPUNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU
(GDDR7 8GB/TGP 115W)
メモリ16GB(DDR5-5600 / 16GB×1 シングルチャネル)/最大64GB/空きスロット1
ストレージ500GB M.2 SSD(NVMe Gen4×4)/空きM.2スロット1
ディスプレイ16型 WUXGA(1,920×1,200)/165Hz/sRGB比100%/ノングレア/16:10
インターフェースUSB Type-A×3、USB Type-C×2、Mini DisplayPort、HDMI、有線LAN(1000BASE-T)、ヘッドホン
無線Wi-Fi 7(最大2.8Gbps)+Bluetooth 5
WEBカメラ100万画素(プライバシーシャッター付き)
キーボード日本語105キー(キーピッチ約18.75mm/ストローク約1.4mm/1ゾーンRGB LED)
バッテリー動画再生 約4.5時間/アイドル 約7時間
ACアダプター210W
寸法/重量357.5×259×26.5mm/約2.21kg
保証3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
価格199,800円(税込)

CPUには、AMD Ryzen 7 255を採用。Zen 4アーキテクチャの8コア16スレッドCPUで、最大ブーストクロックは4.90GHz、L3キャッシュは16MBです。ゲーミング用途で必要十分な処理能力を備えています。

GPUは、NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載しています。GPUというのは、画面を描画するための専用チップで、ゲームのフレームレートや解像度に直結するパーツのこと。Blackwell世代のRTX 5060 LaptopはWUXGA環境のゲームプレイに対応できる性能を持っています。

メモリは、DDR5-5600の16GBをシングルチャネル構成で搭載しています。最大64GBまで増設可能で、空きメモリスロットが1基用意されています。ストレージは500GBのM.2 SSD(NVMe Gen4×4)で、こちらも空きM.2スロットが1基あり追加SSDの増設に対応します。

ディスプレイは、16型のWUXGA液晶パネル。WUXGAというのは1,920×1,200の解像度のことで、一般的なフルHD(1,920×1,080)よりも縦に120ピクセル広い16:10のアスペクト比が特徴です。リフレッシュレート165Hz、sRGB比100%、ノングレア仕上げとゲーミング用途と作業用途を両立する仕様になっています。

無線はWi-Fi 7。Wi-Fi 7というのは2024年に規格化された最新の無線LAN規格で、最大2.8Gbpsの通信速度に対応します。

デザイン

ホワイト基調のボディに、ピンクのNEXTGEARロゴをあしらったデザイン。ホワイトのゲーミングノートPCは選択肢が限られるため、白で統一したい方には嬉しい配色です。

天板はマット調の質感で、指紋が目立ちにくい仕上げになっています。ヒンジ部分やベゼルまで白で統一されており、開いたときの一体感があります。

左側面には、USB Type-C、USB Type-A、ヘッドホン端子、有線LANポートが配置。背面には、HDMI、Mini DisplayPort、USB Type-C(PD対応)、電源端子が集約。両サイドには通気口が配置されて、排熱経路が確保されています。

右側面には、USB Type-A×2基が配置。背面にケーブルを集約しつつ、頻繁に抜き差しするUSB機器は左右で対応する設計です。

底面には大型の通気口が広く配置され、「16」の文字が浮き出るデザインに仕上げられています。

底面には2本のすべり止めラバーが配置されており、左右で長さが異なる非対称のレイアウトが採用されています。ホワイトボディに統一感を持たせつつ、ゲーミングデバイスらしい遊びの効いた要素も両立しています。

ディスプレイ上部には100万画素のWEBカメラが搭載されており、プライバシーシャッターが備わっています。物理的にカメラを隠せるため、Web会議の合間にカメラ映像を切りたいときも安心です。

キーボード上部にはパフォーマンスモード切替ボタンと電源ボタンが独立して配置されています。ボタン部分にはLEDが組み込まれており、現在のモードや電源状態を視認できます。

付属品

付属品は以下の通りです。

  • 210W ACアダプター
  • 電源コード
  • ファーストステップガイド
  • マニュアル類・保証書

ドキュメント類は、サポートマニュアル、保証書、マインクラフトライセンスの使い方、ファーストステップガイド、製品仕様書が含まれています。

マウスコンピューターについて

マウスコンピューターは、長野県飯山市に自社生産工場を構える日本のBTOパソコンメーカー。注文を受けてから1台ずつ組み立てる受注生産方式を採用しており、用途に合わせたカスタマイズが可能なのが特徴です。

本機が属する「NEXTGEAR」は、マウスコンピューターのゲーミング向けエントリーブランド。コストパフォーマンスを重視した構成のモデルが揃っており、ゲーミングPCを初めて購入する方にも手が届きやすい価格帯が用意されています。

マウスコンピューターの魅力のひとつが、手厚い保証とサポート体制。本機にも、3年間センドバック修理保証と24時間365日の電話サポートが標準で付帯します。

ゲーミングノートPCは長期間使ううちに、バッテリーやファンといった消耗パーツのトラブルが出てくる可能性があります。3年という長期保証があれば、購入後の不安が大きく軽減されます。

加えて、LINEでのサポートも24時間365日体制で利用可能です。電話のように待ち時間に拘束されることなく、トラブル時にダイレクトにメッセージを送って返信を待つ運用ができるのが嬉しいです。

LINEサポートの強みは、画面の写真をその場で添付して状況を伝えられること。エラー画面やケーブルの接続状況など、言葉で説明しにくいトラブルも写真や画面キャプチャを共有できるため、伝達のロスが少なくレスポンスもスムーズに進みます。

サポート拠点が国内にあるため、日本語でのやり取りがスムーズに進められるのも、海外メーカーにはない安心感だと言えます。

購入時のカスタマイズについて

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bは、購入時のカスタマイズで構成をある程度変更できるBTOモデル。主なカスタマイズ項目は以下の通りです。

  • メモリ:16GB(標準)/32GB/64GB
  • M.2 SSD:500GB(標準)/1TB/2TB/4TB/8TB
  • 追加SSD:1基まで増設可能(M.2 SSDを2基構成にできる)

メモリ・SSDの主な増設価格は以下の通りです(2026年5月時点・公式販売価格)。

項目価格差(標準構成からの追加)
メモリ 16GB → 32GB+94,600円
SSD 500GB → 1TB+39,600〜41,800円

本機の標準構成はメモリ16GB×1(シングルチャネル)/SSD 500GBという最小構成のため、CPU・GPUの性能を活かすならメモリ32GBデュアルチャネル化やSSD 1TB化を検討したいところ。ただし、増設価格は決して安くありません。

たとえばメモリ32GB化で+94,600円、SSD 1TB化で+約4万円となり、合わせると約13万円超の追加になります。標準価格199,800円と合わせると、実質33万円前後の構成になります。

これは半導体価格の高騰が続く2026年現在の市場価格を反映したもので、マウスコンピューターに限らずBTO各社で同様の傾向が見られます。「20万円でRTX 5060 Laptopを持てる」コスパを取るか、「快適なメモリ・ストレージ環境」を取るかの選択になると言えます。

ちなみに、メモリ32GB+SSD 1TBへ増設するくらいの予算を組むなら、CPU・GPUがワンランク上のG TUNE H6-A9G70BK-C(Ryzen 9 8945HX×RTX 5070 Laptop、メモリ32GB/SSD 1TB標準搭載で384,800円)を検討するのもひとつの選択肢です。別記事で詳しくレビューしているので、参考にしてみてください。

購入後に自身でメモリやSSDを増設・交換することもできますが、その場合はメーカー保証の対象外になります。半導体価格が下がるタイミングを待って後から自己増設するという選択肢もあるものの、3年センドバック保証の安心感を捨てることになるため、悩ましいトレードオフです。

今後どうなるかは分かりませんので、必要を感じた段階で判断する形が現実的だと言えます。

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bのベンチマーク

ここからは、NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bのベンチマーク結果について紹介します。

CPU性能(Cinebench/3DMark CPUプロファイル)

Cinebenchは、CPUのレンダリング処理能力を数値化するベンチマークソフトです。マルチコアのスコアが高いほど複数の作業を同時にこなす力が強く、シングルコアのスコアが高いほどゲームのようなシングルスレッド依存の処理に強いと判断できます。

今回はR23と2024の2バージョンで計測。R23は長年使われてきた定番ベンチで過去製品との比較データが豊富、2024はレンダリングエンジンが刷新されており最新CPU環境での実力把握に向いています。

Cinebench R23のスコアは、マルチコアが15,198pts、シングルコアが1,684ptsという結果。8コア16スレッドのRyzen 7 255の実力がしっかり出ており、ゲーム中のCPU処理にも余裕があるレベルです。

Cinebench 2024では、マルチコアが839pts、シングルコアが101ptsという結果になりました。

続いて3DMARK CPUプロファイルでの測定です。

CPUプロファイルでは、最大スレッド数で7,348、16スレッドで7,349、シングルスレッドで968という結果。Ryzen 7 255の8コア16スレッドの実力がスコアに反映されています。

GPU性能(3DMark)

続いて、3DMarkで計測したGPU性能です。3DMarkはグラフィックボードの描画性能を数値化するベンチマークソフトで、GPU性能の指標として広く使われています。Speed WayとSteel Nomadの2種類を実行しました。

Speed Wayは、レイトレーシングを使った高負荷テストです。レイトレーシングというのは、光の反射や屈折をリアルに再現する描画技術のことです。スコアは2,743で、グラフィックステストでは27.44 FPSを記録しました。

レイトレーシング対応のゲームでも設定を調整すればプレイ可能な水準だと言えます。

Steel Nomadは、DirectX 12ベースの高負荷GPUテストです。最新のAAAタイトルに近い描画負荷をかけて、GPU単体の処理能力を測定します。スコアは2,378で、23.79 FPSを記録。WUXGA環境であれば、設定次第で重量級タイトルにも対応できる性能です。

ストレージ性能(3DMark Storage Benchmark)

Storage Benchmarkは、ゲームのインストールやロード、録画、移動といった実際の使用シーンを想定してSSDの速度を測定するテストです。

搭載されているSSDはCSSD-M2PE27TSV7Q500GBで、スコアは749。平均帯域幅は132.16 MB/s、アクセスタイムの平均は247μsという結果でした。

ゲームの読み込みでは、Battlefield Vが230.51 MB/s、Call of Duty: Black Ops 4が229.76 MB/sという数値を記録。NVMe Gen4×4 SSDとして基本的な速度は確保されており、ゲームのロード時間にストレスを感じる場面は少ないと言えます。

ゲーム別fps実測データ

実際のゲームタイトルでフレームレートを計測した結果を紹介します。

モンスターハンターワイルズ

モンスターハンターワイルズでは、グラフィックプリセット「高」、DLSSバランス、フレーム生成OFFの設定でプレイしました。戦闘や移動シーンで45~65fps前後の数値で推移する結果になりました。

VRAM使用量は5.84/7.71GB、メモリ使用量は本機のRAM 15.26GBに対して13GB前後で推移しており、メモリの上限近くまで使用していることが確認できます。

モンハンワイルズはGPU負荷の高い重量級タイトルですが、設定を調整しながら遊ぶには十分対応できる水準です。

紅の砂漠

紅の砂漠は、50〜70fps前後で推移する結果になりました。

設定はプリセット「ウルトラ」、レイトレーシングONです。VRAM使用量は4.61/8.28GBで余裕があり、重量級のオープンワールドでも快適にプレイできるレベルです。

原神

原神は60fps固定のタイトルですが、安定して60fpsで張り付く結果になりました。GPU負荷率も40〜54%程度で推移しており、本機にとっては余裕を持って動作する範囲です。

Escape from Tarkov

Escape from Tarkovをmedium設定・Borderless・1920×1200/16:10でプレイしたところ、45〜55fps前後で推移する結果になりました。瞬間値で49fps、1%Lowは22fpsを記録しており、フレームレートの落ち込みが大きい場面があります。

Escape from Tarkovは公式の推奨スペックで32GB RAMが要求されるほど、メモリ消費が激しいタイトルとして知られています。本機の標準16GB構成ではメモリが足りておらず、フレームレートの不安定さにつながっていると考えられます。

快適にプレイするのであれば、購入時のメモリ32GB化(+94,600円)は必須だと感じます。

Counter-Strike 2

Counter-Strike 2をWUXGA環境でプレイしたところ、124〜130fps前後で推移しました。本機の165Hzパネルを活かせるフレームレートで、競技性の高いFPSも快適にプレイできる水準です。

ストリートファイター6

ストリートファイター6は60fps固定のタイトルですが、安定した60fpsでプレイできました。GPU負荷率は39%、CPU負荷率は14%前後と、本機にとっては余裕を持って動作する範囲です。

フォートナイト

フォートナイトをWUXGA環境でプレイしたところ、130fps前後で推移しました。1%Lowは93fpsを記録しており、激しい場面でも極端なフレーム落ちが起きにくい安定感があります。

設定はNVIDIA DLSSをパフォーマンスにすることで、フレームレートを稼いでいます。クオリティプリセット「低」と組み合わせることで、fps向上を意識したセッティングです。

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの良いところをレビュー

続いて、実際に使って感じたNEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの良いところについてレビューしていきます。

Ryzen 7 255×RTX 5060 Laptopで20万円切りのコスパ

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの大きな魅力は、Ryzen 7 255とGeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載したゲーミングPCを20万円を切る価格(199,800円)にて購入できる点です。

8コア16スレッドのCPUと、RTX 5060 Laptop GPUの組み合わせは、ライト〜AA級ゲームを快適にプレイできる構成。前述したベンチマークの結果でも、3DMark Speed Wayで2,743、Steel Nomadで2,378というスコアが出ており、WUXGA環境のゲーミング用途で実用的な性能を確認できました。

ゲーミングノートPCの価格帯として、20万円を切るRTX 5060 Laptop搭載モデルは選択肢が限られるのが現状。本機はその価格帯の中で、ホワイトデザインも含めて差別化できる1台だと言えます。

16型WUXGA 165Hz液晶でゲームと作業を両立

ディスプレイは16型のWUXGA(1,920×1,200)液晶パネルで、リフレッシュレート165Hzに対応しています。リフレッシュレートというのは、1秒間に画面が何回書き換わるかを表した数値のことで、単位はHz。数値が高いほど画面の動きがなめらかに見え、特に動きの速いゲームで視認性が向上します。

WUXGAというのはフルHD(1,920×1,080)よりも縦に120ピクセル広い解像度で、アスペクト比は16:10。Webページや表計算ソフトを縦長に表示できるため、ゲーム以外の作業でも一段使いやすさが増します。

ノングレア仕上げで映り込みが少なく、長時間プレイでも目が疲れにくい点も嬉しいポイント。sRGB比100%の色域も備えており、写真編集や動画編集にも使えるディスプレイ品質です。

ホワイトボディ×ピンク刻印のおしゃれなデザイン

ホワイト基調のボディに、ピンクのNEXTGEARロゴをあしらった配色が本機の特徴的なデザイン。キーボードバックライトもピンクで光らせれば、トータルでホワイト×ピンクの統一感ある見た目になります。

ホワイトカラーのゲーミングノートPCは選択肢が限られるため、白で統一したい方には1つの選択肢になります。

パフォーマンス切替ボタンが手元で操作できる

キーボード上部には、パフォーマンスモード切替ボタンと電源ボタンが独立して配置されています。

パフォーマンスモードはMouse Control Centerからも変更できますが、専用ボタンが用意されていることでソフトを開かずにワンタッチで切り替え可能です。ゲームを始める前に最大パフォーマンスへ、作業に戻ったらバランスモードへ、と状況に応じて素早く切り替えられます。

また、Mouse Control Centerからは、ファンクションスイッチやパワーセッティング、キーボードバックライトの設定を一元管理できます。

Copilotキーの有効/無効、Winキーロック、Fnキーロックなど、ゲームプレイ中に誤操作しがちなキー設定を細かく調整できるのも便利です。

静音タクタイル感のあるキーボードでタイプミスが少ない

本機のキーボードは、キーピッチ約18.75mm/キーストローク約1.4mmの日本語105キー仕様。打鍵時には適度な反発感があり、軽くタッチしただけで誤入力されることが少ない打ち心地です。

打鍵感は静音タクタイルに近い手応えで、やや軽め。打鍵したという反応を楽しみつつ、長時間タイピングでも疲労が少ない印象を受けました。

ただ、気になる点でも上げますがキーボード台座全体が沈み込む感覚がありますので、硬めの打鍵が好きな方は注意が必要です。

外付けメカニカルキーボードと比べてしまえば物足りなさはあるものの、本体キーボードのまま作業する場面では、ストレスなく入力できるレベルの仕上がりです。

テンキー付きで作業にも兼用しやすい

キーボードはテンキーを備えた日本語配列。表計算ソフトでの数値入力や経費計算、家計簿の管理など、ゲーム以外の作業でテンキーが活きる場面は多くあります。

16インチサイズだからこそ、テンキー付きキーボードを無理なく搭載できているのも本機のポイント。ゲームと仕事を1台でまかないたい方にとって、汎用性の高いキーボードだと言えます。

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの気になる点をレビュー

ここまで、NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの良いところについてレビューしてきました。コスパに優れたゲーミングノートPCとして魅力の多いモデルですが、一部には気になる点もあります。

16インチサイズで持ち運びには重たい

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの本体重量は約2.21kg。16型クラスのゲーミングノートPCとしては標準的な重さですが、毎日カバンに入れて持ち運ぶには負担になります。

加えて、210WのACアダプターも本体サイズに対してそれなりの体積と重さがあり、本体とアダプターを合わせると2.6kg超の荷物になります。RTX 5060 Laptopをフルパフォーマンスで動かすには、ACアダプターを持ち歩く必要があるのが現実的なところ。

16インチクラスのゲーミングノートPCの宿命とも言える点で、基本的には自宅やオフィスのデスクで据え置き運用する使い方が現実的だと言えます。

メモリとSSDが最低スペック構成

CPU・GPUはゲーミング水準を満たしている一方で、メモリ16GB×1/SSD 500GBという構成は最低限のスペックにとどまっています。

実際に使ってみると、操作中に若干のもっさり感を感じる場面があり、ゲーム起動直後にFPSがカクつくケースもありました。動き出した後は安定するものの、メモリサイズが体感に影響している可能性があります。

Escape from Tarkovのようなメモリ消費が激しいタイトルでは、45〜55fps前後で推移するものの1%Lowが22fpsまで落ち込むなど、フレームレートの安定性に欠ける場面がありました。重量級タイトルを快適にプレイするのであれば、購入時のメモリ32GB化が現実的な選択肢です。

あわせて500GBのSSDも、最近では一タイトル100GBを超すゲームも多いため、複数のゲームや多くのデータを入れるには物足りないスペックです。

高負荷時のファン音が気になる

パフォーマンスモードでゲームをプレイしていると、本機のファン音はそれなりに大きく感じられます。RTX 5060 Laptopを冷却するために、複数の冷却ファンが高回転で動作するのが原因です。

ただ、ファン音の大きさはノート型のゲーミングPCではどの製品を選んでも同じで問題が付きまといます。

実用上は、ヘッドホンやイヤホンを使ってゲームをプレイすれば、ファン音はほとんど気になりません。

パフォーマンスモードを「バランス」や「サイレント」に切り替えれば、ファン音はかなり抑えられます。重量級ゲームをプレイしないシーンでは、用途に応じてモードを切り替えるのがおすすめです。

キーボード台座のたわみ

強くキーを打鍵すると、キーボード台座全体が沈み込む感覚があります。スイッチ自体の打ち心地は良好なため、軽く打鍵すれば気にならないレベルですが、強く叩く打ち方をする方には違和感があるかもしれません。

長時間のタイピングや本格的なゲームプレイで気になる場合は、外付けキーボードの併用を検討するのも選択肢です。本機の背面集約のインターフェースを活かせば、外付けキーボードを接続しても配線がすっきりまとまります。

カメラ・マイクが最低限の性能

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bは、100万画素のWEBカメラと内蔵マイクを搭載しています。どちらも品質は最低限で、画質や音質に強くこだわる用途では物足りなさを感じる仕様です。

内蔵カメラ

内蔵マイクで収録した音声

ラフなウェブ会議用途であれば、カメラとマイクの両方とも十分に機能します。会社の打ち合わせやリモートでの友人とのやり取りなど、カジュアルな会話の場面で困ることはありません。

一方で、ゲーム配信や本格的な動画収録に使うのであれば、別途外付けのWEBカメラやマイクを用意するのがおすすめ。本機は背面に映像出力ポートやUSB Type-Cが集約されており、配線をすっきりまとめやすい設計のため、外付け機材との併用とも相性が良い構成です。

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bはこんな方におすすめ!

本記事では、NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bの良いところと気になる点について、レビューしてきました。

Ryzen 7 255とRTX 5060 Laptopの組み合わせを20万円切りで実現した本機は、コストパフォーマンスに優れたゲーミングノートPC。ホワイトボディ×ピンク刻印の独自性のあるデザインに加え、16型WUXGA 165Hz液晶とテンキー付きキーボードで、ゲームも作業も1台でまかなえる仕様です。

一方で、メモリ16GB×1/SSD 500GBという最小構成のため、Escape from Tarkovのような重量級タイトルでは快適にプレイできない場面もあります。あわせてたくさんのゲームをインストールしておきたい方や、大量データを扱う方にとってはストレージが足りなくなるケースもあるので、注意が必要です。

NEXTGEAR J6-A7G60WT-Bは、以下のような方におすすめです。

  • ホワイトカラーのゲーミングノートPCを探している方
  • 20万円以内でRTX 5060 Laptop搭載モデルを手に入れたい方
  • ライトゲーム〜AA級タイトル中心にプレイする方
  • ゲームと作業を1台で兼用し、据え置きで使いたい方
  • 国内BTOメーカーの手厚い保証とサポートを重視する方

3年保証と24時間電話サポートが標準で付くマウスコンピューターの安心感も含めて、ライトゲーム〜AA級中心のユーザーにおすすめできるホワイトゲーミングノートPCだと言えます。

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