BIGBIG WON GALEを徹底レビュー! マクロ搭載の多機能ゲームパッド

BIGBIG WON GALEは、2023年に新しく発売されたコントローラーです。BIGBIG WONは、SwitchとPC両用のコントローラーなどで、人気を博している高コスパブランド。

そんな人気ブランドの新モデルということもあり、注目されています。

ただ、人気とはいえRazerなどの大手と比べると情報が少ないです。口コミなども、比較的少なめ。

BIGBIG WON GALEが気になっていても、本機がどのようなゲームパッドなのかがわからなければ、なかなか購入に踏み出せないものです。

そこで本記事では、BIGBIG WON GALEの良いところと気になるところについて、レビューしていきます。

目次

BIGBIG WON GALEの基本仕様

BIGBIG WON GALEについて詳細にレビューしていく前に、まずは本機の基本仕様について解説していきます。スペック、外観・カラバリ、付属品について紹介するので、気になる方はぜひご参考ください。

スペック

  • 対応機器:Switch/Windows 10&11/Android/iOS
  • 接続法法:Bluetooth/2.4GHz/有線
  • 背面ボタン:4
  • マクロプログラミング:50ステップ
  • キーマッピング機能:搭載
  • トリガー調整:256段、0.1mm精度
  • ポーリングレート:有線1000Hz、無線125Hz
  • モーター振動:デュアルモータ埋め込み側グリップ
  • バッテリー容量:1000mAh
  • 連続使用時間:10時間
  • 製品サイズ:横幅約15×縦幅約11×厚さ約4.5cm
  • 重量:233.2g

以上が、BIGBIG WON GALEのスペックです。

特徴的なのは、まず背面ボタンの数。使い勝手などについては後ほどレビューしますが、この数だけでも魅力的です。

背面ボタンは、2つが一般的。1万円以下の価格帯であれば特に、2つより多く搭載されることはなかなかありません。むしろ、非搭載のモデルも多いです。

さらに、ポーリングレートが高く、カスタマイズの幅が広いなど各種スペックも高めになっています。

外観・カラバリ

BIGBIG WON GALEの外観は、ほどよくゲーミングデバイスらしいのが特徴です。

表面中央上部にはブランドロゴがあり、モールドが施されています。このメカメカしさは、ゲーミングキーボードなどのほかのゲーミング機器と調和しやすいです。

さらに、ロゴはインジケーターの役割を果たしています。Switchモードでは赤色、PC向けのXinputモードでは緑色に光るのでわかりやすいです。

カラーバリエーションは種類自体は多くありませんが、黒に加えて白モデルがあるのがいいところです。ゲーミングデバイスでは、白モデルは意外と多くありません。

近年は増加傾向にありますが、それでも黒に比べると少ないです。

白ガジェットでデスク周りを揃えたい方でも、安心して購入できます。

背面
上部から
トリガー
グリップ部分には滑り止めが配慮されている
PS5、Switch、Xboxコントローラーとの比較画像 サイズバランスや配置が良く他のコントローラーから乗り換えもストレスなく行える

付属品

  • 本体
  • ドック(セットのみ)
  • USBドングル
  • USBケーブル
  • 説明書
  • キャンペーンの紙
  • ロゴの紙

以上が、BIGBIG WON GALEの付属品です。

本体とドングル、有線接続および充電用のケーブルが付属します。あとは説明書と、各種紙類です。

ドックとのセット品を購入した場合は、ドックも付属します。

付属品は、非常にシンプルです。必要なものが一通り揃っており、過不足がありません。

BIGBIG WON GALEの良いところをレビュー

ここまで、BIGBIG WON GALEの基本仕様について紹介してきました。ここからは、実際にBIGBIG WON GALEの良いところをレビューしていきます。

本機の特徴や良さが知りたい方は、ぜひご参考ください。

接続法法がBluetooth/2.4GHz/有線の3パターンと豊富にある

BIGBIG WON GALEのPC/ゲームコンソールとの接続はBluetooth/2.4GHz/有線の3パターンでの接続が可能です。

また、充電スタンドをパソコンに接続すると、拡張ドックとしても使用することが可能。USBドングルをスタンド背面に差し込めるため、充電+接続の環境を無駄なく構築することができます。

USBドングルは充電スタンドに接続することが可能

4つの背面ボタンが使いやすい

BIGBIG WON GALEには、背面に4つのボタンが搭載されています。

1万円以下の価格帯で4つも搭載されているだけでも、使いやすいです。

さらに、この背面ボタンにはマクロを設定できます。キー入力のコンビネーション、単体機能、遅延などを50個まで組めるのがいいところです。

そして、背面ボタンの配置もいいです。全てのボタンが、左右の中指や薬指で押しやすい位置になっています。

そのうえ、密集してはいません。

そのため、指をボタンから避けることもできる配置です。

また、押し心地は、カチカチとしたクリック感があります。これも押し間違いを起こしにくい理由です。

同時に、楽しい押し心地になっています。

バッテリー持ちがいい

BIGBIG WON GALEは、バッテリー持ちがいいです。1000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、連続使用時間は10時間となっています。

同価格帯のコントローラーよりも、バッテリー持続時間が長いです。

さらに、ドックとのセットを購入すると、ドックに置くだけで簡単に充電できます。使わないときはドックに置けば、充電の心配は不要です。

FNボタンが便利

BIGBIG WON GALEの表面下部には、FNボタン(ファンクションボタン)が搭載されています。

これは、連射の設定、キーマッピング設定、スティックのデッドゾーンの切り替えなどさまざまな設定ができるボタンです。ほかにも、振動設定や音量調整などが行えます。
キーボードではよく搭載されるボタンですが、コントローラーでは珍しいです。

さらに、さまざまな設定がハードウェアだけで簡単にできます。

ソフトウェアを立ち上げなくても設定ができるのは、非常に便利です。

ジャイロの感度がいい

BIGBIG WONは、Switchでも快適に使えるようにジャイロ機能が搭載されています。

このジャイロの感度と精度が、非常に良好です。

上下左右、あらゆる方向で手の動きをしっかりと追従します。ゆっくりとした動きはもちろん、素早い動きにも遅延なく対応可能です。

感度と追従性が高く、純正プロコンと遜色ない操作感になっています。

スティックの操作性が高い

BIGBIG WON GALEは、スティックの操作性が高いです。

まず、素材はゴムが使われています。プラ素材よりも滑りにくいのが、ゴム素材のいいところです。

さらに、中心がくぼんでいます。そのうえ、ドット模様の滑り止めがあり、フチには溝があるので非常に滑りにくいです。

そして、感度と精度が高いのがいいところ。遅延は特に感じられません。スティックを倒した方向に、素直に反応するタイプです。

動きも滑らかで、正確性も高め。正確に照準を合わせるような操作も、しやすいです。FPS/TPSでも、十分使える性能だと言えます。

ソフトウェアカスタマイズができる

BIGBIG WON GALEは、ソフトウェアカスタマイズに対応しています。

ソフトウェアでは、ジャイロの設定、ボタンの割り当て、トリガーの設定などが可能です。

マクロの作成と割り当ても、ソフトウェアで行います。マクロは直感的に設定できるので、非常に便利です。

ちょっとした調整はFNボタンで行い、詳細な設定はソフトウェアで行うという使い分けができるのが本機の魅力のひとつだと言えます。

コスパが非常に高い

ここまでレビューしたような特徴を備えていて、価格は約7000円です。

ドック付きでも、約9000円と1万円を切ります。決して安くはありませんが、これだけの機能を備えているコントローラーとしては低価格です。

さらに、機能が豊富なだけではなく、操作性も良好。

高級機と比べても遜色があまりなく使えるので、コスパが高いです。

BIGBIG WON GALEの気になる点をレビュー

ここまで、BIGBIG WON GALEの良いところについてレビューしてきました。ここからは、本機の気になる点についてレビューしていきます。自分に合うコントローラーかどうかあ見極めたい方は、ぜひご参考ください。

トリガー調整がソフトウェア調整になる

BIGBIG WON GALEは、ソフトウェアによってトリガーの感度調整が可能です。

クリックトリガーという設定があり、FPS/TPSなど瞬時の反応を求めるゲームではクリックトリガーモードで、レースゲームなどトリガーで速度を調整するゲームではリニアトリガーモードを使用することで、そのゲームにあった快適なプレイができます。

この調整できること自体大変ありがたいことですが、変更にはソフトウェアを立ち上げる必要があります。

頻繁にプレイするゲームを変えるゲーマーにとってはハードウェア側で調整ができた方が使い勝手が良いと感じました。

ソフトウェアや説明書の日本語が少しわかりにくい部分がある

BIGBIG WON GALEに付属しているソフトウェアは、表現が若干わかりにくいことがあります。

例えば写真にあるオレンジ色の「レゼット」はリセットのことを指します。こういった言葉のずれがソフトウェアや説明書にいくつか存在します。

ご注意部分が中国語表記になっているなど。ご愛嬌^^

コントローラーを使う分には気になることではありませんし、これによって問題はありません。

ただし、はじめてソフトウェアを触る際、説明書を見る際には少し手間取る可能性があります。

BIGBIG WON GALEはこんな方におすすめ

  • マクロ搭載コントローラーが欲しい方
  • 背面ボタンが多いコントローラーが欲しい方
  • カスタマイズ性が高いコントローラーが欲しい方
  • コスパ重視の方

BIGBIG WON GALEは、以上のような方々におすすめです。

まず、本機はマクロが魅力的。50個のマクロを作ることができ、4つの背面ボタンに自由に配置できます。自由にマクロを組んで、より操作を便利にしたい方にはおすすめです。

さらに、背面ボタンが多いコントローラーとしては低価格なので、背面ボタンの数を重視する方にもおすすめ。

また、本機はコスパが非常に高いです。コスパ重視の方も、BIGBIG WON GALEを購入すれば満足する可能性が高いと言えます。

まとめ|使いやすい高コスパゲームパッド

本記事では、BIGBIG WON GALEの良いところと気になるところについて、レビューしてきました。

本機は、総じて高機能かつ高性能です。ドック付きでも1万円未満の価格で購入でき、機能が非常に豊富。そのうえ、スティック精度などの基本的な性能も高いです。

さらに、ソフトウェアを使ったマクロの設定や、FNボタンを使った調整機能などカスタマイズ機能も豊富に搭載されています。これだけのカスタマイズができれば、より自分好みに仕立てることが可能。

使いやすい高コスパゲームパッドが欲しい方には、BIGBIG WON GALEは特におすすめですよ。

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