FF14は初リリースされてから12年経ち、新生されてからも9年経った今でも非常に人気のあるMMORPGです。
FF初のオンラインゲームということで大いに話題になったものの、当初は倒すべきボスもほとんどおらず一度失敗。その後、バハムートによって世界が一度リセットされたことにより、ガッツリ遊べるようになりました。
オンラインゲームの中でも特殊な生い立ちをしていますが、今ではストーリーもゲーム性も良く、MMOならではのコミュニティ機能も含めて人気があります。
ただ、操作に関してはキーボード&マウスまたはコントローラーと選択肢があり、悩む人も多いはず。
そこで今回は、FF14におすすめのコントローラーを紹介し、コントローラーとキーボードどちらがいいのかについて解説していきます。
FF14におすすめのコントローラー7選
RPGはやっぱりコントローラーで遊びたい、という人は多いです。昔からゲームに親しんでいる方は特に、コントローラーを好みがち。ただし、MMOに関してはどのコントローラーでも快適に遊べるわけではありません。
そこで、FF14におすすめのコントローラーを7つ紹介していきます。
BIGBIG WON BLITZ2
- 接続方法:有線/無線(Bluetooth/2.4GHz USBドングル)
- ポーリングレート:2000Hz
- 応答遅延:0.0005秒
- TMRスティック搭載/ALPSスティック搭載
- フルメカニカルボタン
- ジャイロ機能搭載(1000Hz)
- ボタン数:16(4つのエクストラボタン)
- PCソフトウェア・スマホアプリカスタマイズ対応
以上が、BIGBIG WON BLITZ2の基本的な仕様です。
接続方法は、3種類。有線とBluetooth、2.4GHz接続に対応しています。Bluetoothは多少の遅延があるものの、2.4GHz接続は遅延を体感できません。
人間では体感できないレベルに抑えられているので、無線でも安心して使えます。
さらに、Bluetoothに関しても理論上遅延があるというくらいで、あまり気になりません。心置きなく、好きな接続方法で使えます。
ジャイロ機能やカスタマイズ機能など機能も豊か。カスタマイズはボタンのマッピングだけでなく、スティックの細やかな設定なども可能です。
1万2000円程度のコントローラーとしては、性能も機能も良好でFF14はもちろん様々なゲームで使いやすいコントローラーといえます。
交換用スティックが2種類付属していて、好みによって使い分けられるのもおすすめのポイントです。
ASUS ROG Raikiri
- 接続方法:有線接続(USB Type-C)
- 互換性:Win10/Win11/Xbox SeriesX|S/Xbox One
- 重量:300g(ケーブル込み)
- サイズ:103(W)×64(H)×155(L)
- 3.5mmオーディオジャック搭載
- 背面ボタン×2
- ソフトウェアカスタマイズ可能
- トリガーストップ機能搭載
- ESS DAC内蔵
ASUS ROG Raikiriは、背面ボタンが非常に使いやすいコントローラーです。
FF14は、使用ボタン数が非常に多い傾向があります。旧版はコントローラーを重視しておりキーボードでプレイしにくかったのですが、その反省からか現在のFF14はキーボードに最適化されているのが特徴です。
そのため、ボタン数が多いコントローラーの方が圧倒的に使いやすくなります。
本機には背面ボタンが2つ搭載されており、さらに機能のカスタマイズが可能です。各ボタンの機能を割り当てられるだけでなく、ほかのさまざまな機能も搭載可能。FF14で自分が使いやすいように、幅広くカスタマイズできます。
頻繁に使うスキルを割り当てたり、基本操作の一部を割り当てたりするのもおすすめです。
さらに、アクション性のある戦闘でも扱いやすい良好な操作性も魅力的。全体的に、FF14で非常に使いやすいコントローラーだと言えます。
Xboxワイヤレスコントローラー
- 接続方式:有線/無線両対応
- USBケーブル:Type-C
- ケーブル長:約2.7m
- バッテリー:最長40時間の持続時間
- 互換性:Xbox Series X/Series S、Xbox One、Windows10、Android、iOS
Xboxワイヤレスコントローラーは、質感・デザイン・操作性の3つの完成度が非常に高いコントローラーです。
本体の質感はマットで、皮脂汚れなどが目立ちにくくなっています。傷も目立たないので、ガシガシ使えるのが良いところです。高級感もしっかりとあります。
デザインも往年のXboxコントローラーのものを引き継いだ王道デザインで、好き嫌いが分かれにくいです。全体的にシックですが、BAXYボタンは色分けがされています。これは視認性が高いうえに、ワンポイントになっていてデザイン的にも好印象。
そして、操作性が非常に高いです。安定してしっかり押下できる感覚と、グリグリ快適に動くスティック。押しごたえがありながらも程よい硬さで押しやすいトリガーなど、各部がしっかりしています。
十字キーも斜め入力がしやすいうえに正確な打ち分けもしやすいタイプなので、安心です。
全体的にハイクオリティで安定した製品を求めている方には、特におすすめのコントローラーとなっています。
PowerA Spectra Infinity
- 接続:有線
- ボタン配置:Xboxタイプ
- 背面ボタン搭載
- 音量ダイヤル搭載
- トリガーストップ機能搭載
- キーマッピング変更可能
- LEDイルミネーション搭載
見た目が非常にXboxコントローラーに似ている、Xbox互換コントローラーです。一部を除いて、「Xbox純正」と言われても納得しそうな質感・デザインになっています。質感はXboxワイヤレスコントローラーよりも、マット感が弱め。
特徴的なのは、十字キーの隣に付けられた音量ダイヤルです。コントローラーに音量ダイヤルが搭載されるのは非常に珍しいですが、これが便利。音量の上げ下げだけでなく、マイクミュートも可能です。
ボイスチャットをしながらFF14がしたい方には、非常におすすめのコントローラーとなっています。
もちろん、ボタンの押し心地も純正とあまり遜色なく、違和感なく使えておすすめです。
GameSir T4 Pro
- 接続方法;有線・無線両対応
- バッテリー容量:600mAh
- 充電方式:USB Type-C
- 対応機種:Windows 7以降/Switch/Android7.0以降/iOS10.0以降
- 振動機能搭載
- ターボ機能搭載
- ライティング機能搭載
- モバイルブラケット付属
GameSir T4 Proは、Nintendo Switch互換のコントローラーです。Switch準拠の割には、BAXYボタンが海外方式の並びなのが特徴的。海外製のPCゲームをよく遊んでいる場合は、この配列のほうが馴染みやすいです。
ボタン各部の押し心地は、固すぎず柔らかすぎずといった印象。平均的な押し心地で、違和感を抱くことがあまりありません。操作性がよく、レスポンスも問題ないので意図した通りに動きます。
ボタンは押下時に若干のクリック感があるタイプです。気持ちよくボタンが押せます。
高性能・高機能の割には安価でコスパがよく、FF14のためにとりあえずあまり高くないコントローラーを購入したいという方に非常におすすめです。
ロジクールF310r
- 接続方法:有線
- ケーブル長:1.8m
- ドライバー:インストール不要
- ボタン数:13ボタン
- 本体重量:280g
Logicool F310rは、一言で表せば平均的なPC用コントローラーです。
ボタンの押し心地も平均的で、違和感なく押せます。PS4のコントローラーと比べると若干固めですが、ポチポチとした音が鳴り反発感も上々なので操作性は良いです。
スティックもグリグリ動かせます。精密操作は若干厳しいものの、FF14においては特に問題がありません。
一点特徴的なところがあるとすれば、DirectInputとXinputを切り替えられることです。古めのゲームだとDirectInputに対応していないと正しく動作しないことがありますが、近年のゲームはほとんどXinputになっています。
そのため、両方とも対応できるコントローラーは非常に貴重です。
FF14だけでなく、多少古いゲームも遊んでみたいという方におすすめ。
また、2000円台で購入できる安価な製品なため、価格を抑えたい方にもおすすめです。
BIG BIG WON RAINBOW
- 接続方法:有線接続
- ライティング機能搭載
- 振動機能搭載
- ジャイロ機能搭載
- ターボ機能搭載
- ソフトウェアカスタマイズ対応
- 重量:約226g
スケルトンカラーが特徴的なコントローラーです。内部機構が見えるガジェットにロマンを感じる方、かつてゲームボーイやアドバンスのスケルトンカラーで遊んでいた方には刺さりやすいデザイン。
そのうえ光るので、非常に見栄えが良いです。
もちろん、ボタンの押し心地も非常に良好。全体的に使いやすいです。
特徴的なのは、背面ホイールボタン。
左右に1つずつ搭載されており、ホイールを上下に傾けることで合計4つの機能を割り当てられます。押し上げたり下げたりする操作には慣れが必要ですが、背面ボタンにありがちな咄嗟の押し間違えが発生しにくいのが利点です。
使いやすくデザインが面白いコントローラーを探している方に、特におすすめのコントローラーとなっています。
FF14のコントローラーの選び方
FF14におすすめのコントローラーを5つ紹介しました。どれも非常におすすめですが、まだまだコントローラーはたくさんあります。自分で選べるようになると、より適したコントローラーが見つかるはず。
そこで今度は、FF14向けのコントローラーの選び方について紹介していきます。
接続方法をチェック
接続方法は、必ずチェックしておきましょう。
近年は有線と無線両対応のコントローラーが増えていますが、なかにはどちらか一方しか対応していないコントローラーもあります。
有線と無線とどっちがいいかについては、好みによるところが大きいです。FF14は無線の遅延をそこまで厳密に気にしなくても良いので、有線にこだわる必要もありません。
とりあえず両方に対応しているコントローラーを選び、FF14では無線で楽な姿勢を取り、FPSなどでは有線で遅延を無くすという運用もおすすめでうs.
持ちやすさをチェック
コントローラーは、持ちやすさが重要です。
人によって好みの持ち方が変わります。持ち方によって、適した形・サイズ感があるのでしっかりチェックしましょう。
一般的には、手の大きな方はグリップが長く太めの形のほうが持ちやすいとされています。手の小さな方には、グリップ部が細いものがおすすめです。
ボタンの押しやすさをチェック
ボタンの押しやすさもチェックしましょう。
これに関してはスペックや写真を見るだけではわからないので、レビューを読んだり動画を見たりするのがおすすめです。動画では押したときの反発感などがわかりやすいので、一度は見ておくことをおすすめします。
押し心地に関しては、好みです。
疲れにくさを重視するなら、軽く柔らかい押し心地のボタンのほうが押しやすく感じます。
正確性を重視する方や、反発が強いほうが好みという方は多少重めのほうが押しやすいです。
背面ボタンの有無をチェック
背面ボタンの有無もチェックしておきましょう。
FF14は、MMORPGです。アクションの数が非常に多いので、コントローラーを使う場合は少しでもボタン数が多いほうが扱いやすくなります。通常のボタン数でも問題がないようになってはいるので、必須というわけではもちろんありません。
ただし、背面ボタンなどがあればボタン配置設定の自由度が圧倒的に広がります。
より自由にカスタマイズしたい場合は、背面ボタンを搭載したコントローラーを選びましょう。近年は数が増えているので、選択肢も意外と豊富です。
ボタン数で選ぶ
MMORPGをコントローラーでプレイするにあたって、大切なのはボタン数です。FF14のようなMMORPGは、基本的に操作数が多い傾向があります。基本操作は少ないのですが、ショートカットを使い始めるとキリが無くなるんですよね。
ショートカットに割り当てられるキーの多さから、キーマウを使うという人も少なくはないでしょう。
コントローラーにも優位性を持たせるなら、ボタン数は多い方が良いです。もちろん、ショートカットをあまり多用しない場合には一般的なボタン数があれば問題ありません。
搭載機能をチェック
余裕があれば、コントローラーに搭載された機能についてもチェックしておきましょう。
コントローラーごとに対応している機能は、大きく異なります。
たとえばソフトウェアカスタマイズに対応しているものもあれば、していないものもあるのでボタン配置・スティックの設定などを細かく行いたい方はチェックしてみてください。なるべく、ソフトウェアカスタマイズ可能なほうがおすすめです。
他にもトリガーストップ機能、ハードウェアカスタマイズ機能、LED機能などがあります。
好みの機能が搭載されているかどうか、しっかり確認しましょう。
コスパで選ぶ
コストパフォーマンスで選ぶのも、重要です。
コントローラーは高級なものだと2万円や3万円します。ただし、基本的にコントローラーは消耗品です。もちろん高いものにはそれなりの良さがあります。機能が充実していたり、カスタムができたり、特殊なボタンを使っていたり…。
それに、耐久性も高い傾向があります。
一方、安くても耐久性がそこそこあれば年単位で使えるでしょう。2000円くらいのものを2年くらいで買い換えるというのもまた、コスパが良いと言えます。
コントローラーのコスパを考えるうえで大切なのは、コストと比較して自分の求める機能が搭載しているかどうかと、耐久性です。
FF14のコントローラーのおすすめ設定
FF14をコントローラーで快適にプレイするには、多少はボタン設定をいじることをおすすめします。デフォルト設定でも最初は全く問題がありませんが、使い続けるほど不満点が出ることが多いです。その不満点を改善できるように、設定を行いましょう。
おすすめなのは、戦闘時は頻繁に使う操作やスキルをボタン側に割り当てること。
そして、十字キーには詠唱スキルや頻繁には使わないスキルを割り当てると戦闘がスピーディに行えるようになります。
また、クロスホットバーに関しては、デフォルトではLT/RTです。人によってはLB/RBに設定したほうが違和感がなく使える場合もあります。
ポイントになるのは、戦闘時に使いやすい配置を考えることです。タイミングに合わせて最適な行動をしなければならないFF14の戦闘では、快適な配置にしているかどうかで戦いやすさが段違いになります。
FF14はコントローラーとキーボードどっちがいい?
ここまで、FF14のおすすめコントローラーについて紹介してきました。ただ、FF14はキーボードとマウスでも遊べます。キーマウとコントローラーのどちらがいいのか、気になる方もいるはず。そこで今度は、FF14のコントローラーのメリットとデメリットを紹介します。
コントローラーのメリット
- 楽な姿勢でプレイできる
- PCゲームに不慣れでも遊びやすい
- 長時間遊んでも疲れにくい
コントローラー最大のメリットは、好きな姿勢でプレイできることです。姿勢を楽にしてのびのびとプレイしたり、リクライニングしてゆったりとプレイしたりできます。キーボードとマウスは、どうしても椅子にしっかり座らないといけません。
しっかりとした姿勢でないと操作しにくいので、椅子に座りながら姿勢を崩すのも難しいです。
そのため、コントローラーのほうが長時間遊んでいても疲れにくくなります。
ただ、キーボードとマウスでも自分に合うものを選べば疲れは軽減されるので、疲労についてはそこまで大きなアドバンテージではありません。
また、PCゲームに不慣れだとキーボードとマウスの操作は難しく感じられることがあります。そういう場合でも、コントローラーなら快適にプレイ可能です。
コントローラーのデメリット
FF14をコントローラーで遊ぶデメリットは、ボタン数が少ないことです。
FF14は、スキルがたくさんあります。FF14の戦闘は少し特殊です。ファイアの後にファイラを覚えたら、普通のFFではファイアはあまり使わなくなります。どんどん強い技を覚えていき、初期技は使わないことが多いです。
一方FF14は全ての技に使い道があり、レベルを上げて強くなっても初期スキルを普通に使います。つまり、使うべきスキルがどんどん増えるということです。
これらをホットバーに登録して瞬時に使うには、コントローラーではボタンが足りません。
ただ、コントローラーでもLR押し込みなどでページ切り替えができるように設定することで、複数スキルを使えます。それが面倒だと感じるならキーボードのほうが合うでしょうし、面倒に感じないならコントローラーのほうが合う可能性が高いです。
まとめ|好みのコントローラーを見つけてFF14を楽しもう!
今回は、FF14におすすめのコントローラーについて紹介してきました。
今回紹介したコントローラーは、どれも非常に使いやすいです。そこまで高価なモデルもなく、全体的に高コスパ。これからFF14をはじめる方にも、既存ユーザーにもおすすめです。
今回紹介したモデルと選び方を参考にしつつ、自分好みのコントローラーを見つけ、FF14の世界を思う存分楽しみましょう!