PUBGは、PCでもスマホでも人気のあるバトロワ系TPSゲームです。
ブームが過ぎ環境が落ち着いてきたためか、新規で入ってくる人も大勢います。そんなPUBGですが、スマホでもPCでも気軽に遊べるのが魅力です。
ただ、どのデバイスを使って遊ぶかが問題になります。PCではコントローラーだけでなく、キーボード&マウスという選択肢があり、スマホでもバーチャルパッドという選択肢がありますね。
しかし、おすすめは断然コントローラーです。コントローラーのほうが、より気軽に落ち着いてプレイできます。
そこで今回は、PUBGにおすすめのコントローラーを7つ紹介しましょう。
PUBGのコントローラーおすすめ7選
PUBGでコントローラーを使う場合、大事なのは操作性と気軽さです。コントローラーはキーマウより自由な姿勢が取れるなど、気軽なのがメリット。そんなコントローラーのメリットを最大限活用できる、PUBGのおすすめコントローラーを7つ紹介します。
ASUS ROG Raikiri
- 接続方法:有線接続(USB Type-C)
- 互換性:Win10/Win11/Xbox SeriesX|S/Xbox One
- 重量:300g(ケーブル込み)
- サイズ:103(W)×64(H)×155(L)
- 3.5mmオーディオジャック搭載
- 背面ボタン×2
- ソフトウェアカスタマイズ可能
- トリガーストップ機能搭載
- ESS DAC内蔵
ASUS ROG Raikiriは、FPSやTPSで使いやすい機能が多いコントローラーです。
まず、トリガーストップ機能を搭載しています。これは、トリガーの押下距離を調整するための機能です。本体にあるトリガーストップボタンを押せば、トリガーの押下の深さが変わります。物理的にストロークを浅くできるということです。
ストロークを浅くすることで、より素早く操作できるようになります。PUBGでは唐突に会敵して近距離で咄嗟に敵に対処する場面が多いゲームなので、トリガーストップで連射しやすくできるのは非常に有用です。
さらに、背面ボタンも2つ搭載しています。
PUBGでは、ジャンプ機能などを割り当てると便利です。ほかのボタンと掛け合わせて使うような機能を背面に配置すれば、より同時操作がしやすくなります。
BIGBIG WON BLITZ2
- 接続方法:有線/無線(Bluetooth/2.4GHz USBドングル)
- ポーリングレート:2000Hz
- 応答遅延:0.0005秒
- TMRスティック搭載/ALPSスティック搭載
- フルメカニカルボタン
- ジャイロ機能搭載(1000Hz)
- ボタン数:16(4つのエクストラボタン)
- PCソフトウェア・スマホアプリカスタマイズ対応
以上が、BIGBIG WON BLITZ2の基本的な仕様です。
接続方法は、3種類。有線とBluetooth、2.4GHz接続に対応しています。Bluetoothは多少の遅延があるものの、2.4GHz接続は遅延を体感できません。
人間では体感できないレベルに抑えられているので、無線でも安心して使えます。
さらに、Bluetoothに関しても理論上遅延があるというくらいで、あまり気になりません。心置きなく、好きな接続方法で使えます。
ジャイロ機能やカスタマイズ機能など機能も豊か。カスタマイズはボタンのマッピングだけでなく、スティックの細やかな設定なども可能です。
1万2000円程度のコントローラーとしては、性能も機能も良好で様々なゲームで使いやすいコントローラーといえます。
交換用スティックが2種類付属していて、好みによって使い分けられるのもおすすめのポイントです。
Xbox Eliteワイヤレスコントローラーシリーズ2
- 接続方式:有線・無線
- バッテリー連続使用時間:最大40時間
- 振動:リアルトリガー・振動モーター
- 3.5mmステレオヘッドセットジャック搭載
- ソフトウェアカスタマイズ対応
- ハードウェアカスタマイズ対応
- 重量:約345g
エリコン2の特徴は、豊富なカスタマイズ性です。
ソフトウェアでスティックのデッドゾーンや感度などを設定できるだけでなく、マッピング変更もできます。
さらに、ハードウェアカスタマイズも豊富です。トリガーのストロークを本体で3段階調整でき、早打ちができるようになります。
スティックとカーソルボタンの交換ができるだけでなく、スティックの重さを3段階で変更可能です。交換用のスティックなどは全て付属します。スティックの重さも付属器具で簡単に調整可能です。
自分だけのカスタマイズを施すことによって愛着がわき、プレイもより快適になります。
とにかくコントローラーを自分好みにしたいという方には、非常におすすめです。
SCUF REFLEX FPS
- 接続方法:有線・無線
- 無線接続方式:Bluetooth
- 有線端子:USB-C
- 高性能グリップ搭載
- リマッピング可能背面パドル搭載
- インスタントトリガーとバンパー搭載
- サムスティック交換可能
- 消音ボタン搭載
- オンボードプロファイル対応
- ソフトウェアカスタマイズ対応
本機はもともとPS5用ですが、PCでも遊べます。
特徴は、とにかくFPS/TPS向けに設計されていることです。
インスタントトリガーとバンパーにより、ストロークを変えられます。ストロークを短くすることにより、操作が素早くなり近接戦などで非常に有利です。もちろん、好みはあるので段階的に調整して自分好みの操作感を探りましょう。
さらに、ボタン配置を自由に変えられるうえにマクロも組める背面パドルが搭載されています。PUBGの操作の自由度が高くなり、自分にとって操作しやすいボタン配置をより探しやすくなるのが魅力です。
Razer Wolverine V2 Chroma
- 接続方式:有線
- Razerメカタクタイルボタン搭載
- マルチファンクションボタン搭載
- 背面パドル搭載
- トリガーストップ搭載
- Razer Chroma RGB対応
- スティックカスタマイズ可能
- 円形方向キー搭載
大人気ゲーミングデバイスメーカーのコントローラーです。本機の特徴は、背面ボタンが4つも搭載されていること。そのうえ、マルチファンクションボタンが2つ付いています。追加ボタンが合計6つと、トップクラスのボタン数です。
これだけのボタンがあれば、ボタン配置の可能性がより広がります。操作しやすいボタン配置を自分なりに突き詰めることで、PUBGをより快適にプレイ可能です。ドン勝つもしやすくなるでしょう。
トリガーストップ機能など、FPS/TPSで欲しい機能が一通り揃っているのもポイント。
さらに、Razerメカタクタイルボタンを搭載することで応答速度が早くなっています。反応がよくチャタリングも起こりにくいので、ボタンの安定性を求める方にもおすすめのコントローラーです。
PowerA SPECTRA INFINITY
- 接続:有線
- 背面ボタン搭載
- 音量ダイヤル搭載
- トリガーストップ機能搭載
- キーマッピング変更可能
- LEDイルミネーション搭載
背面ボタンを2つ搭載しており、トリガーストップ機能もあります。キーマッピングの変更も可能。PUBGなどのFPS/TPSで欲しい機能は全て揃っていると言えます。これだけの機能があれば、特に困ることはありません。もちろん、PUBG以外のさまざまなゲームを快適にプレイできます。
さらに、ここまで紹介してきたコントローラーと比べると安価です。
機能面が豊富なコントローラーを安く手に入れたい、高コスパなコントローラーが欲しいという方には特におすすめ。
ホリパッドFPS for Nintendo Swtich/PC
- 接続方式:有線
- ケーブル長:約3m
- 連射機能搭載
- ヘッドホンマイク端子搭載
- ソフトウェアカスタマイズ可能
- 背面ボタン搭載
- スティック感度切替可能
- モーションエイム搭載
サードパーティ製コントローラーとして長年人気のホリパッドの、FPSに特化させたバージョンです。
何がFPS特化なのかというと、スティック感度を本体で切り替えられる機能を搭載したことなど。ゲーミングマウスにはよくある機能ですが、コントローラーでは意外とあまり無い機能です。本体裏面のスイッチで3段階調整できます。
裏面なのでプレイ中は難しいですが、試合と試合の合間に調整できるのが良いところです。
さらに、FPS/TPS向けのコントローラーとしては定番となった背面ボタンも搭載されています。
また、ホリパッドらしく壊れにくく全体的にクオリティが高いです。製品に安定感を求める方には、特におすすめ。
PUBGにおすすめなコントローラーの選び方
ここまで、PUBGにおすすめなコントローラーを5つ紹介してきました。どれもクオリティが高いコントローラーですが、1つを選ぶとなると迷ってしまうものです。そこで今度は、PUBGにおすすめなコントローラーの選び方について紹介します。
対応機種で選ぶ
PUBGは、PCだけでなくスマホでも遊べます。
気軽に遊べるバトロワゲームとして人気だったので、現在もスマホで遊ぶという方は多いです。
ただ、コントローラーによって対応機種が異なります。PCには対応しているけどスマホは非対応だったり、Windowsは対応してるけどMac OSは非対応だったりするので注意が必要です。
自分がPUBGを遊ぼうと思っているデバイスに対応しているかどうか、確認してから購入しましょう。
接続方法で選ぶ
接続方法で選ぶのもおすすめです。
コントローラーには、有線と無線とがあります。
有線のメリットはチャタリングが起きにくいことと、反応が早いことです。反面、ケーブルが邪魔に感じるなどのデメリットもあります。
無線はUSBドングル形式か、Bluetoothかで特徴が異なるので注意しましょう。
USBドングルタイプは、近年は有線よりも通信速度が早いケースも多くなっています。ラグが無く、無線の快適性が得られるので最もおすすめです。
ただし、数は少なくなります。
Bluetoothはラグが気になるものの、無線コントローラーの多くはこのタイプなので選べる製品幅が広いです。
接続方法は、好むプレイスタイルなどによって適したものが変わります。自分のプレイスタイルなどに合った接続方法を選びましょう。
電源で選ぶ
無線コントローラーの場合、電源で選ぶのもおすすめです。
たとえばバッテリー本体内蔵式か、乾電池式かなどさまざまな違いがあります。
内蔵式はランニングコストが抑えられるものの、充電に悩まされがちです。乾電池式は充電に悩まされなくなりますが、今度は常に乾電池をストックしておかなければならなくなります。どちらも一長一短です。
バッテリー内蔵式の場合、バッテリー持続時間をチェックしましょう。持続時間が長ければ、充電に悩まされることもなくなります。
形状で選ぶ
コントローラーの形状もチェックしましょう。
コントローラーには、さまざまな形状があります。特に重視すべきは、グリップの形状と長さ・太さです。グリップが長い場合は、グリップをしっかり握り込んで使うことを考えられています。
グリップが太い場合は手が小さいと使いにくくなりがちです。
自分の手の大きさやコントローラーの持ち方などによって、理想的な形状は異なります。
便利な機能・追加ボタンで選ぶ
PUBGで使うなら、便利な機能や追加ボタンで選ぶのもおすすめです。
ここまでも紹介してきた通り背面ボタンがあれば、ボタン配置の自由度が高くなります。ジャンプを背面に割り当てるなど、自分なりに操作しやすいボタン配置を探しやすくなるのが良いところです。
ほかにもトリガーストップ、ソフトウェアカスタマイズ機能などコントローラーによってさまざまな機能があります。
PUBGにおすすめのコントローラー設定
PUBGをコントローラーでプレイする際、設定が必要になります。ボタン配置や感度設定なども、こだわるとキリがありません。そこで今度は、PUBGにおすすめなコントローラーの設定方法と、おすすめ設定を紹介します。
PUBGのコントローラー設定方法
Steam版のPUBGをプレイする場合、Steamからコントローラーの設定をする必要があります。
Steamクライアントを起動して、「Big Pictureモード」に変更しましょう。右上のアイコンがあり、それをクリックすると変更可能です。
Big Pictureモードで歯車マークをクリックして設定画面に移動し、「コントローラー設定」を選択します。ここでコントローラーをPCに接続し、検出されたコントローラーの欄に自分のコントローラーが表示されるか確認してください。
表示されたら、設定サポートを選択します。
Xbox互換の場合はXbox設定サポート、PS4互換の場合はPS4設定サポートを選んでください。
これで、コントローラーが使えるようになります。
PUBGのコントローラーおすすめボタン配置
PUBGのボタン配置では、十字キーを効果的に使うことが大切です。
おすすめは、以下の通り。
- 上:アイテム分割
- 左:包帯使用
- 左長押し:応急処置キットを使用
- 右:ブーストアイテムを使用
- 下:射撃の切り替え
長押しを活用することで、操作をある程度まとめることができます。同じような操作を短押しと長押しに入れることでわかりやすくなるので、おすすめです。
基本的にはデフォルトでも問題はありませんが、変更する場合は機能のまとまりを意識して変更しましょう。
PUBGのコントローラーおすすめ感度設定
PUBGでは、8~10前後の感度がよく使われます。この感度が勝ちやすいということですが、適した感度は人によって異なるので難しいところです。
自分がどういう感度が使いやすいと感じるかどうかは、試してみないとわかりません。まずは低感度と高感度を両方極端に試し、どちらがより使いやすいか考えてみてください。
そこから少しずつ下げたり上げたりすることで、自分が最も使いやすいと感じる感度を探しましょう。
PUBGのコントローラーによくある質問
ここまで、PUBGのコントローラーについて紹介してきました。さまざまなコントローラーがあり、製品ごとに特徴が変わるのが面白いところです。最後に、そんなPUBGコントローラーに関してよくある質問への答えを紹介します。
ゲームパッドの機能がハードウェアチートになることはある?
ゲームパッドの機能がハードウェアチートになるかどうかは、人によって判断が異なります。
そもそもハードウェアチートというのは、定義が曖昧なものです。人によって考え方が大きく異なるので注意が必要。
ただ、コントローラーに搭載されている機能を使うだけでハードウェアチートになるというのであれば、全員統一規格のコントローラーを使わないといけなくなります。大会はともかく、普段のプレイにそこまで気を遣う必要はないでしょう。
背面ボタン、トリガーストップなど便利な機能はどんどん使うのがおすすめです。
PUBGのコントローラーが反応しないときは?
PUBGのコントローラーが反応しないときは、まず一度再接続してみましょう。接続しなおすことによって、反応するようになることがよくあります。
他にも、ドライバーが必要なコントローラーならドライバーがインストールされていなかったり、古くなっていたりする可能性もあるので注意しましょう。
スティックが反応しないときは、デッドゾーンの設定をチェックしてみてください。たまにデッドゾーンを広くしすぎて反応しなくなることがあります。
また、何をどうしても反応しなかった場合は、サポートに問い合わせるのがおすすめです。
PUBGはコントローラーを使ったほうが勝てる?
PUBGはコントローラーを使ったほうが有利かどうかは、諸説あります。コントローラーのほうが勝ちやすいという意見ももちろんありますが、一方でキーマウのほうが良いという意見もあるのでどちらが良いか断言はできません。
結局のところは、好みと慣れによります。
ただ、コントローラーを使ったことがなかったり、現在の操作方法に不満があったりする場合は一度コントローラーを使うと勝てるようになる可能性も高いです。
まとめ|お気に入りのコントローラーでドン勝しよう!
ここまで、PUBGにおすすめなコントローラーと選び方、設定方法などについて紹介してきました。
PUBGはコントローラーを使うことで、楽な姿勢で楽しめるなどコントローラーのメリットがたくさんあるゲームです。誰にでもコントローラーがおすすめというわけではありませんが、コントローラーは持っていて損はありません。
気になる方は、一度コントローラーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。