Razer Huntsman V3 Pro 8KHzは、Razerのeスポーツ向けキーボード「Huntsman」シリーズの上位モデルです。
第2世代アナログオプティカルスイッチに8,000Hzのポーリングレートを組み合わせ、0.58msという超低レイテンシーを実現しています。ラピッドトリガーやSnap Tapにも対応し、FPSでの瞬時の操作を求める方に向けて設計されたキーボードです。
本記事では、そんなRazer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。
フルサイズとテンキーレス(TKL)の2サイズで展開されており、今回はテンキーレスモデルのEsports Green Editionをレビューします。
※今回レビューしているEsports Green Editionは、Amazonでは取り扱いがありません。Esports Green EditionはRazer公式サイトから購入できます。
本レビューはRazer様より製品を提供いただきレビューしてます。
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの基本的な仕様

まずは、Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzのスペックやデザイン、付属品について紹介していきます。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| スイッチ | 第2世代Razerアナログオプティカルスイッチ(潤滑済み) |
| アクチュエーションポイント | 0.1〜4.0mm(調整可能) |
| 押下圧 | 40g |
| キーストローク寿命 | 1億回 |
| ポーリングレート | 8,000Hz(True HyperPolling) |
| ラピッドトリガー | 対応(0.1mm単位で調整可能) |
| Snap Tap | 対応(4ペア登録可能) |
| キーキャップ | テクスチャ加工ダブルショットPBT |
| トッププレート | 5052アルミニウム合金 |
| ケース | プラスチックハウジング |
| 接続方式 | 有線(着脱式USB Type-C) |
| サイズ | テンキーレス(TKL) |
| オンボードメモリ | 5プリセットプロファイル |
| キーロールオーバー | Nキーロールオーバー+アンチゴースト |
| ライティング | Razer Chroma RGB |
| リストレスト | マグネット式・硬性レザーレット製(付属) |
| カラー | ブラック / ホワイト / Esports Green Edition / NiKo Edition |
| 価格 | 37,980円(税込)※Esports Green Edition / Razer.com限定 |
本製品のスイッチは、第2世代Razerアナログオプティカルスイッチです。

通常の光学スイッチがON/OFFの2値で反応するのに対し、アナログ方式はキーの押し込み距離を連続的に検知可能。これにより、アクチュエーションポイント(キーを押し込んだときに入力が認識される深さ)を0.1mmから4.0mmまで自由に調整できるのが本スイッチの特徴です。
押下圧は40gで、スイッチには潤滑処理が施されています。キーストローク寿命は1億回です。
続いてポーリングレートは8,000Hzに対応しています。

ポーリングレートというのは、1秒間にキーボードがPCへ情報を送信する回数のことで、一般的なキーボードの1,000Hzと比較すると8倍の頻度になります。
ポーリングレートを高く設定するとCPUへの負荷が上がります。キーボード単体であれば、キーを押している間だけデータが発生するため、常時センサーデータを送り続けるマウスほどの負荷にはなりません。
とはいえ、マウスも8,000Hzで使う場合は合算の負荷が大きくなり、ミドルクラス以下のCPUや古いCPUではフレームドロップやマイクロスタッターが起きる可能性があります。
Razer Synapseで125Hz〜8,000Hzの間で段階的に調整できるので、違和感を感じるようならPCのスペックに合わせて設定するのがおすすめです。
また、本機はラピッドトリガーにも対応しています。

ラピッドトリガーというのは、キーを離した際のリセットポイントを固定せず、わずかに指を浮かせるだけでキーがリセットされる仕組みのことです。感度は0.1mm単位で調整でき、キーの連打速度がFPSで大きな恩恵をもたらします。
さらに、Snap Tap(スナップタップ)も搭載。

2つのキーを同時に押した場合に後から押したキーの入力を優先する機能で、たとえばAキーで左に移動中にDキーを押すと、Aキーを離さなくても即座に右方向へ切り替わります。4ペアまで登録可能です。
キーキャップはテクスチャ加工のダブルショットPBT素材で、トッププレートには5052アルミニウム合金を採用。

ケースはプラスチックハウジングで、接続は着脱式USB Type-Cの有線接続です。

オンボードメモリにはプリセットプロファイルが5種類保存されています。

- Factory Default(アクチュエーション2.0mm)
- FPS Rapid Trigger(アクチュエーション1.2mm+ラピッドトリガーON)
- Analog WASD
- Racing
- High Sensitivity(アクチュエーション0.8mm+ラピッドトリガーON)
これらの5つはオンボードメモリに保存されており、FNキーとナビゲーションキー(ins / home / pg upなど)の組み合わせでプロファイルを切り替えられます。Razer Synapseをインストールしなくても、箱から出してすぐに使い始められる設計です。

さらに、Razer Synapseからカスタムプロファイルを追加することも可能です。
デザイン

Esports Green Editionは、キーボード全体がRazerのブランドカラーであるグリーンで統一されています。キーキャップ、ケース、トッププレートのすべてがグリーンで、一目で「Razerのキーボードだ」とわかるインパクトがあります。
キーキャップの刻印もグリーン上にグリーンで印字されており、写真撮影時の色合わせがかなり大変でした。実物は写真よりもさらに鮮やかで、モニター上で正確な色を再現するのが難しいほどです。

トッププレートは5052アルミニウム合金ですが、Esports Green Editionの場合はグリーンの塗装でアルミの質感が隠れています。高級感を重視するならブラックを選んだ方が、ブラッシュアルミのテクスチャが活きるでしょう。
ケース自体はプラスチックハウジングで、アルミ素材も薄めの設計です。実際にスケールで計測したところ、本体のみで748.0gでした。

どっしりとしたアルミキーボードの重厚感を期待すると違った印象を受けるかもしれませんが、eスポーツ大会への持ち運びを考えると、この軽さはメリットです。
続いてサイズ感を見ていきます。

フルサイズ、テンキーレス、60%キーボードを並べてみると、テンキーレスはナビゲーションキー群を残しつつ、フルサイズから数字パッド分をカットしたサイズ感です。マウスの操作スペースを確保しつつ、矢印キーやInsert/Deleteキーが使えるバランスの良いレイアウトだと言えます。
右上にはマルチファンクションデジタルダイアルと2つのコントロールボタンが配置されています。ダイアルは音量調整やアナログスイッチの設定に使え、ボタンはメディアコントロールやカスタムマクロを割り当てられます。

背面には2段階のチルトスタンドが搭載されています。収納・1段・2段の3段階で角度を調整でき、好みのタイピング姿勢に合わせられます。

付属品

同梱品は以下のとおりです。
- キーボード本体
- マグネット式硬性レザーレットリストレスト
- 着脱式USB Type-Cケーブル(編み込み)
- クイックガイド
- Razerステッカー
- 製品情報ガイド
キーキャッププーラーは付属していません。掃除やメンテナンスの際に必要になるため、別途用意しておくと便利です。

Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの良いところをレビュー
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの良いところについて、レビューしていきます。8,000Hzポーリングやラピッドトリガーの実力が気になる方は、参考にしてみてください。
0.1mmから設定できるアクチュエーションの応答性

Huntsman V3 Pro TKL 8KHzの一番の強みは、0.1mmから4.0mmまで自在に調整できるアクチュエーションポイントです。
1mm以下に設定してフォートナイトをプレイすると、撃ち合いのときに「あ、反応が速いかも」と感じる場面がありました。移動の切り返しも、キーを離してから逆方向に入力するまでの間隔が短くなった感覚があります。

ただ、自分のスキルレベルだと、この恩恵をどこまで活かしきれているかは正直わかりません。自己満足の世界かもしれませんが、「速くなっている気がする」という感覚はプレイ中のモチベーションにつながります。
本当に速くなるのかを確認の意味も含め、試験的に0.1mmから4mmまで反応点を変えてプレイしてみたところ、2.0mm以上に設定するとゲーム用途では体感でわかるレベルで操作のもたつきが出ます。
キーを押し込んでから反応するまでにワンテンポ遅れる感覚があり、ゲームでは使いづらいと感じました。
余談ですが、3mm・4mmでもゲームを試してみたところ、相当意識してキーを押し込まないと反応しないことが多々ありました。特にスペースキーは反応点まで押し込めていないことが多く、ジャンプしたいのに何も起きない場面が頻発。普段から自分がキーを底まで打鍵していないことに気づかされました。
ただ、0.1mmや0.4mmといった極浅の設定では、体感で差を比較するのは正直なところ難しいです。ここまで浅いレンジの違いを使いこなすには、プロレベルの感覚が必要だと感じました。
文字入力に0.1mmを設定すると、キーに触れただけで打鍵されてしまい、タイピングミスが相当増えます。ゲーム用と作業用でプロファイルを切り替える運用が前提になります。
プリセットの「FPS Rapid Trigger」プロファイル(1.2mm+ラピッドトリガーON)あたりが、実用的なバランスの良い出発点です。
Razer Synapseでの設定がリアルタイムで反映されて楽しい
Razer Synapseでアクチュエーションポイントを調整しているとき、スイッチの押し加減に連動してアプリの表示がリアルタイムで動きます。
スライダーを動かして反応点を変え、実際にキーを押し込んで反応する深さを確かめる。この一連の操作が視覚的にわかりやすく、設定作業そのものが楽しい体験です。
さらに、ソフトウェアを使わなくても、キーボード本体のLEDアレイインジケーターを見ながらオンボードで調整できます。FN+Tabでアクチュエーション調整モード、FN+Caps Lockでラピッドトリガー調整モードに入り、ダイアルや矢印キーで数値を変更して、Escで保存。大会会場など、自分のPCにSynapseを入れられない環境でも設定を変えられるのが便利です。

付属のクイックガイドには、プロファイル切り替え・アクチュエーション調整・ラピッドトリガー調整・Snap Tapのショートカットが一覧でまとめられています。操作に慣れるまでは、キーボードの横に置いておくと便利です。
Snap Tapが方向転換の速さを変えてくれる

Snap Tap(スナップタップ)は、FPSでの左右の切り返し操作を速くしてくれます。
従来のキーボードでは、Aキー(左移動)を押しながらDキー(右移動)を押すと、両方が同時入力されてキャラクターが止まってしまいます。Snap Tapを有効にすると、後から押したDキーが自動で優先されるため、Aキーを離す動作を挟まずに即座に方向転換できます。
デフォルトではA/Dキーがペアリングされており、FN+左シフトで即座にオン/オフを切り替えられます。Razer Synapseで任意のキーペアを4組まで登録できるため、W/Sの前後移動やゲームごとのカスタム設定も可能です。
ダブルショットPBTキーキャップのざらつきが心地良い

キーキャップの表面にはテクスチャ加工が施されていて、触ると細かなざらつきがあります。このざらつきがちょっとしたすべり止めのように機能していて、指の配置が安定します。
ダブルショットPBT素材なので、長期間使っても文字の印字が色あせたり、表面がテカったりしにくい設計です。ABS素材のキーキャップにありがちな、使い込むうちに指が滑るようになる問題が起きにくいのは嬉しいポイントですね。

潤滑済みスイッチと抑制フォームで打鍵音が改善されている

8KHz版ではスイッチの潤滑処理と高密度抑制フォームが追加されています。実際に打鍵してみると、空洞感の少ない落ち着いたカタカタとした打鍵音で、不快な響きはありません。
こちらが打鍵音。
音量自体は静音キーボードほど小さくはありませんが、メカニカルキーボードとしてはまとまりのある音です。
マグネット式リストレストの実用的な作り

リストレストはマグネットでキーボード本体にくっつく仕組みです。近づけるとピタッと吸い付く感触があり、操作中にズレる心配はありません。磁力自体はそこまで強くないので、取り外しも簡単です。
表面はシボ加工が施された素材で、見た目と手触りから最初は革製だと思っていました。

ただ、匂いを確かめてみても革特有の匂いがまったくしなかったため、改めて公式サイトを確認したところ、レザーレット(合皮)とのこと。合皮なので傷や水分に対する耐性は本革よりも高い一方で、長期使用でのひび割れや表面の剥がれには注意が必要です。
硬めの作りで、手首を置いたときにしっかりとした支えがあります。柔らかいクッション系のリストレストを好む方には硬く感じるかもしれませんが、長時間のゲームプレイで手首の位置が安定するのは実用的です。
BlackShark V3 Proとのグリーン統一でデスクが映える

Esports Green Editionを選ぶ最大の理由は、Razer製品同士のカラー統一です。Razer BlackShark V3 Pro Esports Green Editionと並べると、デスク全体がRazerグリーンで統一され、見た目のインパクトは相当なものがあります。
こうなるとマウスもグリーンで揃えたくなるのが正直なところで、Razerのエコシステムに引き込まれていく感覚があります。
BlackShark V3 Pro Esports Green Editionのレビューはこちらの記事で紹介しています。
デスク環境のカラー統一にこだわる方にとっては、製品単体の性能だけでなく、この「揃えたくなる」デザイン展開も大きな訴求力です。
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの気になる点をレビュー
ここまで、Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの良いところについて、レビューしてきました。8,000Hzポーリングやラピッドトリガー、Snap Tapなど、eスポーツ向けの機能が充実したキーボードですが、一部には気になる点もあります。
押下圧40gのスペックに対して体感は重めに感じる

カタログスペック上の押下圧は40gですが、実際にタイピングしてみると、体感的には50gくらいに感じます。これまでさまざまな押下圧のキーボードを使用しているユーザーが、「40gだから軽いだろう」と期待して使い始めてしまうと、ギャップを感じるはずです。
とはいえ、潤滑も丁寧に施されているようで打鍵時の引っかかりはなく、押し始めから底打ちまでの動きは滑らかです。
なお、アクチュエーションポイントを浅く設定すれば反応速度は上げられますが、スイッチそのものの押下圧は変わりません。
スイッチの押下圧を極限まで軽くして反応を突き詰めたいというユーザーには、この点が合いません。さらに、ホットスワップにも非対応のため、スイッチを好みのものに交換するといったカスタマイズはできません。
USB-Cの挿し口が狭く、ケーブルの選択肢が限られる

キーボード背面のUSB-Cポートは、周囲の筐体が狭めに設計されています。同梱のケーブルは問題なく挿さりますが、市販のUSB-Cケーブルだとコネクタ部分のハウジングが太くて入らない場合があります。

同梱ケーブルに問題が生じた場合や、好みの長さのケーブルを使いたい場合に、代替品を探すのがやや面倒です。これは安定した接続を確保するための設計上のトレードオフと考える必要がありますが、購入前に把握しておきたいポイントです。
Esports Greenはアルミトッププレートの高級感が消える

アルミニウム合金のトッププレートは本製品の強みのひとつですが、Esports Green Editionの場合、グリーンの塗装によってブラッシュアルミの質感がほぼ見えなくなります。
高級感やメタリックな美しさを重視するなら、ブラックを選んだ方がアルミ素材の良さを実感できます。
ただ、Esports Greenはそもそも「高級感」よりも「視覚的なインパクト」と「ブランドアイデンティティ」を楽しむためのカラーバリエーション。
好みの問題ではありますが、購入前にどちらを優先するかは明確にしておくのがおすすめです。
キーキャップの成形にやや粗い部分がある

キーキャップをよく観察すると、バリの処理が完全ではない箇所がいくつか見つかりました。成形時の削り残しのような部分があり、指で触ると微妙な引っかかりを感じます。
ただ、これは普段からキーキャップを単体で購入して見比べているような、キーボードが好きな人間だからこそ気づくレベルの話。
あわせてキャップ裏側の問題であるため、通常のゲームプレイや作業で指先に違和感が生じることはありません。とは言いつつ、37,980円という価格帯を考えるともう少し丁寧な仕上げを期待したいところだと感じました。
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzはこんな方におすすめ!

Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzは、以下のような方々におすすめです。
- FPSやTPSで少しでも速い入力レスポンスを求める方
- ラピッドトリガーとSnap Tapの両方に対応したキーボードを探している方
- Razer Synapseでアクチュエーションやプロファイルを細かく設定したい方
- eスポーツ大会やLANイベントにキーボードを持ち運ぶ方
- Razer Esports Greenシリーズでデスク環境を統一したい方
FPSでの応答速度を追求する方にとって、8,000Hzポーリング+0.1mmアクチュエーション+ラピッドトリガー+Snap Tapという組み合わせは、現時点で最も充実した構成です。価格は37,980円(Esports Green Edition)とキーボードとしては高価ですが、eスポーツ向けの機能がすべて詰め込まれた1台だと言えます。
また、テンキーレスサイズなのでデスク上のマウス操作スペースを確保しやすく、低感度でマウスを大きく振るプレイスタイルとの相性も良いです。
Razer Esports Greenシリーズの他製品(BlackShark V3 Proなど)とカラーを揃えれば、デスク全体に統一感が生まれます。見た目にもこだわりたい方には、このエコシステムの楽しさも含めておすすめできます。
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzのよくある質問

- タイピング用途でも使いやすい?
-
メカニカルキーボードのデファクトスタンダードとも言えるCherry MX赤軸(リニア)は、アクチュエーションポイント2.0mm・押下圧45gです。本製品はアクチュエーションポイントを0.1〜4.0mmで自由に調整でき、押下圧は40gとスペック上はMX赤軸より軽めです。
ただし、実際に打鍵すると体感的にはMX赤軸より重く感じるため、軽すぎてミスタッチが頻発するということは起きにくいです。タイピング用途ではアクチュエーションを2.0mm前後に設定すれば、一般的なキーボードに近い感覚で文字入力できます。自分の好みに合わせて反応点を調整できるのが本製品の強みです。
- ラピッドトリガーのおすすめ設定は?
-
プリセットの「FPS Rapid Trigger」プロファイル(アクチュエーション1.2mm+ラピッドトリガーON)が、実用的なバランスの良い出発点です。ここから0.1mm単位で感度を調整しながら、自分のプレイスタイルに合った設定を探していくのがおすすめです。
- 文字入力用とゲーム用で使い分けられる?
-
オンボードメモリにプリセットプロファイルが5種類保存されており、FNキーとナビゲーションキーの組み合わせで即座に切り替えられます。たとえば、ゲーム時は「FPS Rapid Trigger」プロファイル(1.2mm)、文字入力時は「Factory Default」プロファイル(2.0mm)に切り替える運用が可能です。Razer Synapseからカスタムプロファイルを追加することもできます。
- 従来のHuntsman V3 Proとの違いは?
-
8KHz版の主な違いは3点です。ポーリングレートが1,000Hzから8,000Hzに向上したこと、スイッチに潤滑処理が施されたこと、高密度抑制フォームが追加されたことです。これにより、応答速度の向上と打鍵音・打鍵感の改善が図られています。スイッチ自体は同じ第2世代アナログオプティカルスイッチで、アクチュエーション調整やラピッドトリガーなどの基本機能は共通です。
- Esports Green Editionはどこで買える?
-
Esports Green EditionはRazer公式サイト(Razer.com)限定で、Amazonや楽天市場では取り扱いがありません。ブラックとホワイトはAmazon等の一般販売店でも購入できます。
▼まとめ

本記事では、Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzの良いところと気になる点について、レビューしてきました。
8,000Hzのポーリングレート、0.1mmから調整できるアクチュエーション、ラピッドトリガー、Snap Tapと、eスポーツ向けの機能がひと通り揃った1台です。
8KHz版では潤滑済みスイッチと抑制フォームが採用されており、打鍵感の滑らかさと落ち着いた打鍵音が好印象でした。気になる点としては、押下圧の体感が重めであることと、USB-Cポートの互換性の狭さがありますが、実用上大きな問題にはなりにくいです。
Esports Green Editionは、Razerのブランドカラーを全面に押し出したモデルで、BlackShark V3 Proなどと組み合わせたときのデスク映えはかなりのものがあります。
FPSでの応答速度を本気で追求したい方にも、Razer製品でデスク環境を統一したい方にもおすすめのゲーミングキーボードだと言えます。
※今回レビューしているEsports Green Editionは、Amazonでは取り扱いがありません。Esports Green EditionはRazer公式サイトから購入できます。

