サイバーパンク2077 おすすめPC4選|推奨スペック・PS5との比較も解説

独特なサイバーパンクの世界観を自由に歩き回れるサイバーパンク2077。

巨大年ナイトシティに渦巻くインプラントの陰謀などを追う裏社会に焦点を当てたストーリーや、自由度が高いアクションRPGのシステムなどから人気があります。

一人でじっくりオープンワールドを楽しみたいという方には、非常に向いているゲームです。

サイバーパンクにはPS4/PS5版とPC版とがあります。

今回は、PC版サイバーパンク2077の推奨スペックとおすすめPC、PS4/PS5との違いなどについて紹介しましょう。

目次

サイバーパンクにゲーミングPCは必要? グラボなしでも遊べる?

サイバーパンクには、ゲーミングPCが必須です。

サイバーパンク2077は、美麗なグラフィックを売りにしたオープンワールドRPG。サイバーパンクな巨大都市が舞台ということもあり、グラフィックが非常に重いゲームです。

重い3Dグラフィックを動かすには、GPUが必要になります。3Dグラフィックの処理を担当するパーツのことですが、これはゲーミングPC以外にはあまり搭載されません。そのため、ゲーミングPCが必須です。

サイバーパンク2077の最低スペックと推奨スペック

サイバーパンク2077はグラフィック処理が重いゲームなので、ゲーミングPCが必須だと説明しました。ただし、どんなゲーミングPCでも良いというわけではありません。最低でも、メーカーが推奨するスペックは満たしておきたいところです。

そこで今度は、サイバーパンク2077のメーカー最低スペックと推奨スペック、おすすめスペックを紹介します。

サイバーパンクの最低スペック

  • CPU:Core i5-3570K/AMD FX-8310
  • GPU:GTX 780/Radeon RX 470
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:70GB

これは、メーカーが掲げる最低スペックです。最低スペックは、とりあえず起動するのに必要なスペックになります。ほかのゲームでは最低スペックでも問題なく遊べることも多いですが、サイバーパンク2077はこの最低スペックでは満足に遊べません。

画質設定を全て最低にして、ようやく動くレベルになります。グラフィックが綺麗なゲームなので、画質設定を全て最低にしてプレイするのはおすすめできません。ゲーム体験が大きく損なわれてしまいます。

サイバーパンクの推奨スペック

  • CPU:Core i7-4790/AMD Ryzen 3200G
  • GPU:GTX 1660 SUPER/GTX 1060 Radeon RX 590
  • メモリ:12GB
  • ストレージ:70GB

メーカー推奨スペックとしては、性能高めのパーツが指定されています。GTX 1660 SUPERは、2022年現時点でよくエントリークラスのゲーミングPCに使われるパーツです。エントリークラスではあるものの、比較的性能が高めなのが特徴。

メモリも12GB以上必要となっています。

ただし、このメーカー推奨スペックでも画質設定はあまり高くできません。1080pで中から高にして動作可能なレベルと、メーカーは位置づけています。

この性能で高設定にすると、30fpsがやっとです。

アクションRPGなので、30fpsだと厳しいところがあります。

【ゲーマー向け】おすすめPCスペック

  • CPU:Core i7-11700以上
  • GPU:GeForce RTX 3070以上
  • メモリ:16GB以上

これは、実際にサイバーパンク2077を快適に遊ぶために必要なスペックです。

この構成であれば、設定によっては60fpsで遊べます。

フレームレートを少し犠牲にして良いのであれば、画質設定を上げることも可能です。フレームレートは大幅に下がりますが、RTX 3070はレイトレーシングを使ってプレイできる最低ラインでもあります。

競技系のゲームではないのでフレームレートはある程度割り切って、グラフィックを高くするのがおすすめです。

なお、メモリは公式推奨スペックだと12GBになっていますが、メモリは推奨スペックより少し大きいくらいがおすすめ。

PCは動作するだけでもメモリを消費しますし、ゲーム以外にバックグラウンドで動作するものがあれば公式推奨スペックだと足りなくなることがあります。サイバーパンク2077のような重いゲームを快適に遊ぶには、16GBは必要です。

サイバーパンク2077におすすめなゲーミングPC4選

サイバーパンク2077の公式推奨スペックと、おすすめのスペックを紹介してきました。それらを参考にしつつ、今度は実際にサイバーパンク2077におすすめのゲーミングPCを4つ紹介します。少しでも快適に遊べるPCを選ぶために、ぜひご参考ください。

【初心者向け】 NEXTGEAR JG-A5G60

  • CPU:AMD Ryzen 5 4500
  • GPU:GeForce RTX 4060
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:1TB NVMe M.2 SSD

NEXTGEAR JG-A5G60は、ゲーム性能重視の高コスパゲーミングPCです。

GPUには、推奨スペックを上回るRTX 4060が搭載されています。サイバーパンク2077であれば、低画質設定でフルHD・60fpsで快適にプレイ可能です。

CPUには、Ryzen 5 4500を採用。作業性能は決して高くありませんが、RTX 4060の性能をしっかりと引き出せる程度のゲーム性能があります。それでいて安いので、ゲーム性能を高めて価格を抑えたいときによく採用されるCPUです。

作業性能が低めと言っても、ワードやエクセルなどのオフィスソフトであれば快適に動作します。普段使い、ちょっとした作業程度には十分快適に使用可能ですしフルHD程度の動画編集にもストレスなく使用できます。

また、約13万円という価格帯としては、さまざまな部分が高性能なのも本機の魅力。たとえばストレージは、この価格帯であれば500GBのSSDが搭載されることが多いです。

一方、本機は1TBの高速SSDが採用されています。サイバーパンク2077のような容量が大きいゲームを複数入れても問題がなくおすすめです。

【 中級者向け】 G-Tune DG-I7G7S

  • CPU:Core i7-14700F
  • GPU:GeForce RTX 4070 SUPER
  • メモリ:32GB
  • ストレージ:1TB NVMe Gen4×4 M.2 SSD

本機は、中画質設定でもサイバーパンク2077を快適に遊べる性能のゲーミングPCです。

先述のおすすめスペックに近い性能をしており、非常に高性能。GPUにはRTX 4070 SUPERを採用しています。サイバーパンク2077をフルHDで100fps付近でプレイ可能です。

RTX 4070 Ti SUPERと比べると不安定な場面も出てきますが、大幅にフレームレートが下がることはあまりありません。

そのうえ、軽いFPSやTPSであればWQHDでも144fps以上で遊べるタイトルがあります。

幅広いゲームを非常に快適に遊べるのが、よいところです。

さらに、CPUも作業性能とゲーム性能の両方が高いCore i7-14700Fになっています。動画編集などのクリエイティブな作業にも快適に使えるので、作業もゲームも両方快適にしたい方におすすめです。

そして、メモリが32GBと大容量。作業で重くなりにくく、サイバーパンク2077をプレイしていても余裕があります。マルチディスプレイ環境で、サイバーパンク2077をプレイしながら配信を見るなどの用途にも使いやすいです。

全体的に性能が高く、それでいて価格も比較的安くなっており、コスパが高いモデルだと言えます。

【上級者向け】G-Tune FZ-I7G7T

  • CPU:Core i9-14900KF
  • GPU:GeForce RTX 4070 Ti SUPER
  • メモリ:32GB
  • ストレージ:2TB NVMe M.2 SSD

G-Tune FZ-I9G7Aは、非常に高スペックなゲーミングPCです。

CPUには、Core i9-14900KFを採用。2024年時点の現行世代では、最高クラスの性能を誇るゲーミングPC向けCPUです。ゲーム性能の高さはもちろん、作業性能が非常に高いのが大きな特徴。

動画編集や配信、ゲーム制作など幅広い用途で使えます。作業によってはメモリを64GBに増設する必要が出てくるものの、32GBのままでも十分すぎるほど使いやすいので、行う作業内容で決めましょう。

さらに、GPUにはRTX 4070 Ti SUPERを採用しています。

RTX 4070 Ti SUPERは高性能GPUで、サイバーパンク2077を最高画質で快適にプレイ可能です。中画質設定であれば、WQHDなどの高解像度環境でも快適に遊べます。解像度を上げずに画質設定を上げるか、画質設定を上げず解像度を上げるか、選択肢があるのがよいところです。

サイバーパンク2077でFHDで144fps以上、WQHDで100fps前後、4Kで60fps前後を安定して稼げます。

また、ストレージが2TBと大容量なのも本機の大きな魅力だと言えます。サイバーパンク2077をはじめとする、大作ゲームを複数入れても圧迫しすぎません。

総じて高性能なので、サイバーパンク2077など重たいゲームを快適に遊びたい方だけでなく、動画編集などクリエイティブな作業などに使いたい方にもおすすめのゲーミングPCです。

検証したところ4Kで60fpsを確保できた

サイバーパンク2077だけでなく、幅広いゲームを快適に遊びたい方におすすめです。

以下で本機をレビューしていますので、合わせてご覧ください。

【ノートPC】G-Tune E5-I7G60BK-A

  • CPU:Core i7-13650HX
  • GPU:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:500GB NVMe M.2 SSD

G-Tune E5-I7G60BK-Aは、サイバーパンク2077をプレイできるゲーミングノートPCです。

サイバーパンク2077では高フレームレートは出せませんが、とりあえず快適に遊べるレベルで動作します。ほかのゲームでは60fps以上も出せる性能があり、初心者にもおすすめのPCです。

さらに、作業性能が高いCPUを搭載しているため、仕事などの作業にも使いやすいモデルになっています。ゲームに作業にと、幅広く使いたい方におすすめです。

そして、内蔵モニターの性能が高いのも本機の魅力となっています。最大240Hzの高リフレッシュレートと、WQXGAという高解像度に対応しているのがよいところです。

リフレッシュレートは、1秒間に画面に表示される画像の枚数のこと。PC側ではフレームレートと呼んでいるものです。フレームレートと、リフレッシュレートは対応している必要があります。

たとえば240fpsを出せるPC性能があったとしても、モニターの対応リフレッシュレートが140fpsまでであれば、最終的に出力される映像は140fpsになるということです。

サイバーパンク2077を遊ぶにはオーバースペックですが、軽いゲームなら200fpsを出せるケースがあります。

競技系のゲームを含めサイバーパンク2077以外のゲームをノートPCで遊びたい方に特におすすめのゲーミングノートPCです。

サイバーパンクにおすすめなPCの選び方

ここまで、サイバーパンクにおすすめなゲーミングPCを紹介してきました。そのなかでCPU・GPU・メモリなどについて解説してきましたが、詳しくない方からするとよくわからない部分もあるでしょう。

そこで今度は、PCのスペックの基礎知識とサイバーパンクにおすすめなPCの選び方について解説していきます。

CPUをチェック

CPUは、コンピューターの頭脳にあたるパーツです。PCのあらゆる処理を担当しています。

GPUは3Dグラフィックの処理を担当すると説明しましたが、それすらも統括しているのがCPUというイメージです。CPUの性能が低ければ、高性能GPUを搭載していても性能を活かしきれなくなります。

また、サイバーパンク2077では「画質を取るかフレームレートを取るか」という選択を迫られがちです。

基本的に、グラフィック設定を下げるとCPU使用率が上がります。グラフィック設定を落としてフレームレートを上げたい場合は、特にCPUの性能は重要です。

サイバーパンク2077を快適に遊ぶなら、Intel Core i7-11700以上の性能が必要になります。

GPUをチェック

GPUは、3Dグラフィックの処理を担当しているパーツです。

画質設定を上げるほど、GPUの使用率が上がります。サイバーパンク2077でフレームレートを落として画質設定を上げたい場合は、GPUの性能が非常に重要です。

一般的なゲームではRTX 3060でも十分な性能がありますが、サイバーパンク2077はグラフィックが非常に重いゲームなのでもうすこし性能が欲しいところ。

具体的には、RTX 3070以上が目安になります。

また、RTXシリーズにはレイトレーシングなどの機能が搭載されていますが、レイトレーシングを使う場合もRTX 3070以上でなければ厳しいです。

レイトレーシングというのは、光源から出る光の表現、光の反射など「光」に関する演出をより現実に近い形で表現する技術のことを指します。ゲームの映像にリアルタイムで加工を施し、リアリティのある映像にしてくれるというイメージです。

サイバーパンク2077のようなグラフィック重視のゲームと相性がいいですが、これを使うと一気に重くなります。そのため、RTX 3070が最低ラインです。

メモリをチェック

メモリは、PCが処理するデータを一時的に置いておく場所のことです。

メモリが小さければ、データ容量の大きな処理に時間がかかるようになります。あまりに負荷がかかるとパンクしてフリーズすることもあるので、メモリに余裕があることがゲームを快適に遊ぶうえでは重要です。

サイバーパンク2077は公式推奨スペックだと12GBとなっていますが、実際にPCを選ぶ際には16GBを目安にしましょう。

PCは思わぬところでメモリを消費しています。ウイルスソフトをインストールしていれば、バックグラウンドで動き続けるのでそれだけでメモリを消費。ブラウザを開いたままゲームを開く人も多いですが、そのときもメモリを消費しています。

メモリに余裕がないと、重いゲームをプレイする際にいちいちブラウザを落としたりバックグラウンドで動作しているソフトを一時停止したりしなければならなくなるので、注意しましょう。

ストレージをチェック

ストレージは、PCにインストールしたデータを保管しておくための場所です。ストレージという言葉にあるように、倉庫というイメージになります。

倉庫が大きいほどより大きな荷物が置けたり、小さい荷物をたくさん置けたりするように、PCもストレージの容量が大きいほどより多くのデータをインストールすることが可能です。ゲームは容量が大きいことが多いので、ストレージ容量には余裕を持たせたいところ。

できれば、1TB以上はほしいです。

また、ストレージにはSSDとHDDの二種類があります。

SSDはHDDより高価ですが、通信速度が早いのが特徴です。OSの起動、ゲームの起動・ロードが早くなります。サイバーパンク2077を快適に遊びたい場合は、SSDをメインに使うのがおすすめです。

HDDはSSDより通信速度が遅いですが、安価なのが特徴。

たとえばSSDを1TB以上にするのが予算的に厳しい場合、500GBのSSDに加えてサブストレージとして1TBのHDDを搭載させるなど使い分けることでコストを抑えられます。

今メインで遊んでいるゲームをSSDに入れて、遊び終わったものや積みゲーなどをHDDに入れるようにすればSSDを圧迫しにくいです。

サイバーパンク2077におすすめなゲーミングモニターの選び方

サイバーパンク2077を快適に遊びたい場合、ゲーミングモニター選びも大切です。サイバーパンク2077はフレームレートがあまり上がらないので、リフレッシュレートに関してはそれほど気にする必要がないかもしれません。ただし、ゲーム映像がより綺麗に見えるかはモニター選びにかかっています。

そこで今度は、サイバーパンク2077におすすめなゲーミングモニターの選び方について紹介しましょう。

サイバーパンクにゲーミングモニターは必要?

サイバーパンクには、ゲーミングモニターが必須というほどではありません。

ただ、あったほうがより楽しめることは確かです。

一般的にゲーミングモニターが欲しい理由は、リフレッシュレートにあります。リフレッシュレートは、1秒間に何枚の画像をディスプレイに表示させるかを示す値です。つまり、PC側が100fpsを出そうとしても、モニターの最大リフレッシュレートが60Hzにまで対応していなければ、60Hzの映像にしかならないということ。

そのため、ゲームにはリフレッシュレートの高いゲーミングモニターを使うという人が多いです。

サイバーパンク2077は60fpsを上回るのが比較的難しいので、リフレッシュレート的には一般的なPCモニターでもあまり問題はありません。

ただ、ゲーミングモニターはたとえばIPSパネルを搭載していて表現できる色の幅が広かったり、他にもゲーム向けの機能を搭載していたりします。

サイバーパンク2077はネオン街の表現など色を使った表現が多いので、IPSパネル搭載のゲーミングモニターとの相性は特に良いです。

液晶に使われているパネルの種類、機能などにこだわりたい場合はサイバーパンク2077でもゲーミングモニターを使うことをおすすめします。

リフレッシュレートをチェック

リフレッシュレートは、前述の通り1秒間に何枚の画像をディスプレイに表示させるかを示す値のことです。基本的には、PC側が出力したフレームレート通りの映像になります。

ただし、最大リフレッシュレートを超えた枚数の画像は表示させられません。

サイバーパンク2077は60fpsあれば十分ですが、モニターは基本的にPCに繋ぎっぱなしです。サイバーパンク2077以外のゲームにも対応できるよう、144Hzまで対応したモニターを選ぶのがおすすめ。

144Hzまで対応していれば、FPSで1440fpsなどの高フレームレートで遊びたくなったときに困りません。ゲーミングモニターは高価なので、なるべく長く使えることを考えて選びましょう。

解像度はフルHDが大前提! WQHDもおすすめ

ゲーミングモニターの解像度は、フルHDが基本です。

解像度というのは、画面の情報量の多さと表示領域の広さを示す値のこと。表示領域が広くなるので、情報量が自然と増えるというイメージです。情報量が増えたことによって、画質が向上したと感じます。

たとえば同じ解像度でも画面が小さくなると、情報量と密度が増加したように感じ高画質に見えるという感じです。

解像度はHD、フルHD、WQHD、4Kなどの種類があります。

フルHDがゲームにおいては一般的です。WQHDも対応するゲームが多く、表示領域がフルHDより広いため人気があります。ゲームだけでなく作業もする方なら、表示領域が広いWQHDが非常に便利でおすすめです。

サイバーパンクに4Kはあまりおすすめできない

サイバーパンクには、4Kはおすすめできません。

4Kで動作させようとすると、ほかの設定を下げなければならなくなります。そのうえフレームレートも犠牲になるので、総合的に満足度が下がりかねません。画質設定を下げて解像度を上げても、フルHDで高設定にしたときのほうがグラフィックが良いように感じられることがあります。

そのため、4Kはおすすめしません。

RTX3090を搭載したPCにて各種設定でのFPSを測定した際の結果。4Kでは最低の映像設定(一番上)で130程度のFPSが稼げる結果となっている

また、解像度が高くなるとモニターのサイズも大きくなります。表示領域が広くなるので、サイズを広くしないと文字やアイコンなどが小さく見えてしまうためです。

4Kともなると32インチモニターなどが一般的になり、場所を取ります。

フルHDは24インチから26インチ、WQHDは27インチ程度が目安です。

サイバーパンクはデスクトップとノートPCどっちがいい?

サイバーパンクは、デスクトップPCでもノートPCでも必要な性能を満たしていれば遊べます。

どちらを選ぶかは、用途によって決めましょう。

家でしか使わないのであれば、デスクトップPCがおすすめです。

両者が同じ性能であれば、デスクトップPCのほうがノートPCより安く買えます。ノートPCは小型化しなければならない都合上コストがかかるので、少し高いです。

さらに、ノートPCは性能を上げにくくなっています。筐体が小さいため大きなパーツを搭載できず、高性能GPUを搭載させるのが難しいです。そのうえ、BTOメーカーで購入する際のカスタマイズの幅も狭くなります。

そのため、家でしか使わない場合はデスクトップPCのほうがお得でおすすめです。

ただ、外出先でも使いたい場合はノートPCを購入しましょう。

サイバーパンク2077のPC版とPS4/PS5版との違い

サイバーパンク2077には、PC版のほかにPS4/PS5版もあります。PS4/PS5はスペックなど難しいことをあまり考えなくとも、快適に遊べるのがメリットです。ただ、PC版のほうが優れている点もたくさんあります。

そこで今度は、サイバーパンク2077のPC版とPS4/PS5版との違いについて紹介しましょう。

表現規制がPCのほうが緩い

サイバーパンクは、裏社会をテーマとしたストーリーが展開されていきます。サイバーパンクな世界観ではあるものの、現実に則した部分も多いです。世界観が独特な海外版龍が如くのようなイメージですね。

そのため、流血表現・セクシーな表現などがあります。

これらの表現規制が、PS4/PS5版に比べてPC版のほうが緩いです。

たとえば、以下のような点がPS4/PS5では強めに規制されています。

  • 男性・女性キャラクターの裸体表現(下着着用)
  • 一部性的表現の変更
  • 人体欠損の断面や内蔵などの表現の変更
  • 一部看板や落書き、性器を模したオブジェクトの変更など

ストーリーに影響を与える規制はありませんが、サイバーパンク2077の世界観を忠実に味わいたい場合はPS4/PS5版の表現規制は不満点になりかねません。

PCは最高画質でプレイ可能

当然ですが、PS4/PS5はスペックが一律です。

PS4/PS5は現行ゲームハードのなかでは性能が高い部類ではありますが、それでもハイエンドPCよりは低めになっています。そのため、最高画質にはできません。

PC版はPCスペックにもよりますが、最高画質に設定して遊ぶことができます。より高画質で遊びたい場合は、PC版のほうが有利です。

PC版はレイトレーシングやDLSSが使える

PC版のサイバーパンク2077は、レイトレーシングやDLSSなどの技術が使えます。

レイトレーシングは、リアルな光の表現を可能にする技術です。GeForce RTXシリーズに搭載されている機能で、リアルタイムにゲームの映像を加工してくれます。当然負荷はかかりますが、画面がより綺麗になるのでグラフィックが魅力のゲームとの相性が良いです。

DLSSは映像の荒いシーンを綺麗にしてくれる機能のこと。3Dグラフィックを低解像度でレンダリングして、引き伸ばして広い画面に出力することで画質とフレームレートをある程度両立できます。

サイバーパンクは高フレームレートを目指す必要もあまりないので、これらの機能を駆使して遊ぶのもおすすめ。

しかし、レイトレーシングなどはあくまでもNVIDIAのGPUを搭載したゲーミングPCの機能です。PS4/PS5では使えません。

PCのほうがアクションを快適に楽しめる

サイバーパンク2077のアクションは、明らかにPC向けに作られています。

近接戦闘もありますが、銃を持って戦うシーンが多いです。エイムが必要になるので、マウスのほうが直感的に楽しめます。

各UIもPC向けに作られているので、PC版のほうが総じて快適です。

特にサイバーパンク2077でも60fps以上が出せるゲームであれば、より快適にサイバーパンクのアクションを楽しめるようになります。

PCのほうが動作が安定する

PS4/PS5版のサイバーパンクは、動作が若干不安定です。

特にPS4版は処理落ちもあります。PS5もスペック不足なのか、バグやカクつきなどが発生してしまうことがあるので少し不安定です。もちろん、PS4よりPS5のほうが動作が安定します。

ただ、PCのほうが動作を安定させやすいです。十分なスペックのPCを用意すればカクつきも処理落ちもありません。設定の自由度が高く、スペックに合わせて動作が安定しやすい設定にできるのもPC版の優位点です。

まとめ|ゲーミングPCでサイバーパンクの世界観を満喫しよう!

ここまで、サイバーパンク2077のゲーミングPCについて解説してきました。

サイバーパンク2077は、綺麗なグラフィックで独特な世界観が楽しめるオープンワールドゲームです。アクションもクオリティが高く、爽快感があります。競技性がないので一人でゆっくり楽しめるのも人気の理由です。

そんなサイバーパンク2077をより快適に遊ぶために、適したスペックのPCが必要になります。

今回紹介した選び方やおすすめPCを参考にしつつ、ゲーミングPCでサイバーパンクの世界観を満喫しましょう!

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