NEXTGEARの新筐体フルタワー HD-A7G70レビュー! WQHDでも高フレームレートが出せる高コスパゲーミングPC

マウスコンピューター NEXTGEAR HD-A7G70は、Ryzen 7 9700XとGeForce RTX 5070を搭載しているゲーミングPCで、フルタワーの新筐体モデルとして登場しました。

ゲーム性能に特化してコスパを高くしていますが、作業性能もしっかりと備わっています。インディーゲームはもちろん、最新のAAAタイトルでも快適に遊べる性能で、ゲーマーには最適です。

また、フルタワーモデルであるため、カスタマイズや拡張にも適しています。

本記事では、そんなマウスコンピューター NEXTGEAR HD-A7G70についてレビューしていきます。

NEXTGEAR HD-A7G70(ホワイト)公式サイトはこちら

本レビュー記事はマウスコンピューター様から製品をお借りして執筆しています。
内容は2025年11 月30時点の情報です。製品仕様・価格は変更になる可能性があります。

目次

NEXTGEAR HD-A7G70の基本的な仕様

まずは、NEXTGEAR HD-A7G70の基本的な仕様について紹介します。本機のスペックとデザインについて気になる方は、ぜひご参照ください。

NEXTGEAR HD-A7G70のスペック

  • CPU:AMD Ryzen 7 9700X
  • GPU:GeForce RTX 5070
  • メモリ:32GB(DDR5-5600)
  • ストレージ:1TB NVMe Gen4×4 M.2 SSD
  • 電源:750W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS BRONZE】

以上が、NEXTGEAR HD-A7G70の簡単なスペックです。

CPUには、AMD Ryzen 7 9700Xを採用しています。ゲーム性能が高いのが特徴のCPUで、RTX 5070の性能を十分に引き出すことが可能です。

RTX 5070との組み合わせで、さまざまなゲームを快適に遊べます。

さらに、メモリ容量が32GBと大きめなのが良いところです。同価格帯のゲーミングPCでは、16GBという製品が多い傾向があります。その倍のメモリがあるので、昨今の推奨メモリ容量が大きなゲームを遊ぶのに最適です。

NEXTGEAR HD-A7G70のデザイン

NEXTGEAR HD-A7G70は、新デザインの筐体を採用しています。

2025年9月に新たに登場したフルタワーで、大きなケースが特徴的。フロントパネルは立体的なデザインになっているだけでなく、大部分がメッシュになっています。デザイン性と通気性の良さを両立したデザインです。

さらに、大型GPUを搭載できるようになっています。後により高性能なGPUに交換したくなった場合も、そのまま搭載できるのが良いところです。

そして、ケースファンも魅力的。フロントに3つ、リアに1つ、天板にラジエーターファンが搭載されています。

効果的な冷却を促す配置と数が魅力的なのはもちろん、発光パターンを10種類から選べるのが良いところです。

好きな色で光らせられます。

LEDのイルミネーションパターンはこちらをご覧ください。

また、トップのポートにはType-Cのポートが搭載されました。これにより、以前までのNEXTGEARシリーズの製品よりも便利になっています。

全体的に、デザイン性と実用性の両方を高めたデザインです。

NEXTGEAR HD-A7G70の良いところをレビュー

ここまで、NEXTGEAR HD-A7G70のスペックとデザインについて紹介してきました。今度は、NEXTGEAR HD-A7G70の良いところをレビューしていきます。実際の性能や使用感などについて気になる方は、ぜひご参照ください。

WQHDでも高フレームレートを出せるゲーム性能の高さ

NEXTGEAR HD-A7G70は、ゲーム性能が高いです。

Ryzen 7 9700Xは、ゲーム性能の高さが魅力のCPU。RTX 5070の性能を十分に引き出せる性能があります。

IntelのCPUのようなEコアはなくマルチスレッド性能は比較的控えめですが、ゲームに重要なシングルコア性能が高いのが良いところです。そのうえ、消費電力量が抑えられています。

ゲームにおいては、高性能かつ省電力と良いところが多いCPUです。

ここにRTX 5070を組み合わせることで、フルHDはもちろん、WQHDでも高フレームレートを出せるゲーム性能を得ています。

Apexなどの軽めのゲームでは、WQHDでも200fps前後でプレイ可能です。画質設定を下げれば、300fpsも視野に入れられます。

フルタワーだけどスリムで幅を取りにくい

32インチモニターと並べています

NEXTGEAR HD-A7G70はフルタワーのゲーミングPCで、ミドルタワーやミニタワーと比べるとサイズが大きいです。

ただ、フルタワーのなかでは比較的スリムなケースになっています。横幅が小さめなので、幅を取りにくいのが良いところです。

幅がそれほど広くはないデスクやラックでも、十分に置き場所として選べる程度のサイズ感になっています。

高さと奥行きは気にならないものの、幅の広さは気になってしまうという方にもおすすめです。

さまざまな作業に使える

NEXTGEAR HD-A7G70は、ゲーム性能に特化していますが、作業性能も決して低くはありません。

たとえば、動画編集に関しては、ある程度の4K動画編集までは快適にできます。エフェクトを多用する場合には重くなってしまい厳しいですが、シンプルな動画なら十分対応可能です。

ゲーム配信は、フルHDなら十分高品質。WQHDや4Kでは難しいですが、生配信はフルHDが主流なので、大きな問題にはなりません。

さらに、ハイポリゴンの3DCG制作やアニメーション制作もできます。

同人ゲームのようなツクール・ウディタでのゲーム制作や、Unityを使ったシミュレーションゲーム制作などにも対応可能です。

Core iシリーズと比べるとCPUのマルチコア性能が低いものの、RTX 5070のグラフィック性能の高さを合わせるとさまざまな作業に使えるポテンシャルがあります。

メモリ容量が十分に大きい

NEXTGEAR HD-A7G70のメモリ容量は、32GBです。

20万円台前半で購入できるゲーミングPCとしては、比較的大きい部類だと言えます。

同価格帯のゲーミングPCには、16GBのメモリが搭載されていることが多いです。それでもゲーム単体では問題ありませんが、ゲームをしながら別のモニターで何かを表示させるという用途では不足感があります。

近年は、2Dでも推奨メモリが16GBあるゲームが多いです。

推奨スペックギリギリの値なので、同時に何かをするのは厳しいと言えます。

一方NEXTGEAR HD-A7G70はメモリが32GBもあるので、ゲームをしながら別モニターで攻略情報を表示させたり、好きな配信者の配信と並走したりすることも十分に可能です。

冷却性能が高い

NEXTGEAR HD-A7G70は、冷却性能が高いです。

まず、ケースのフロントパネルの広範囲がメッシュになっていること。これにより、空気を取り込みやすくなっています。

フロントには3連のRGBケースファンが搭載されているのも、空気をより取り込みやすくなるので、魅力的です。視覚的に楽しいだけでなく、冷却性能の高さにも一役買っています。

さらに、排気に関しても後部からだけでなく、トップからも行われる仕組みになっているのも冷却性能を高めている要因です。エアフロー効率が高く、冷たい外気を効率よく取り入れ、熱された空気を効率よく排出できます。

そのうえ、トップの大型排気口にはフィルターが装着されており、ホコリなどの汚れが内部に付着しにくいです。

そして、CPUのクーラーは冷却性能と静音性が高い水冷式。240mmの大型ラジエーターを搭載しており、熱を吸った冷却液を効率よく冷やすことができます。

サポートが充実している

マウスコンピューターは、サポートの手厚さが魅力のBTOメーカーです。

NEXTGEAR HD-A7G70にも、充実したサポートが付属しています。

保証期間は、標準で3年です。3年から5年程度が、ゲーミングPCの寿命だと言われています。これはパーツの経年劣化という意味でも、ゲームの要求スペック向上という意味でもそうです。

その3年という期間で保証が続くので、不具合が出ても安心して使えます。

さらに、無料のアフターサポートは24時間365日受付対応しており、深夜にトラブルが起きても安心です。

NEXTGEAR HD-A7G70の気になる点をレビュー

ここまで、NEXTGEAR HD-A7G70の良いところについてレビューしてきました。本機はゲーム性能が高く、グラフィック性能を必要とする作業にもある程度は対応できる高性能なゲーミングPCです。

ただ、一部には気になる点もあります。

今度は、そんなNEXTGEAR HD-A7G70の気になる点についてレビューしていくので、良し悪しの両方を知りたい方は、ぜひご参照ください。

カスタマイズの自由度が低い

NEXTGEAR HD-A7G70に限ったことではありませんが、マウスコンピューターはカスタマイズの自由度がそこまで高くはありません。

たとえば、CPUとGPUの変更が不可能になっています。搭載されているパーツのメーカーを選択できないBTOメーカーは多いですが、それでもGPUの変更は可能というモデルが少なくありません。

一方本機は、GPUの変更も不可能なので注意が必要です。ただ、メモリ容量増設やストレージ増設など、基本的なカスタマイズはできます。

なお、マウスコンピューターの場合は、CPUとGPUの組み合わせにて製品化しています。最初にCPU/GPUで製品型番を選んでからメモリやストレージをカスタマイズしていくので、迷わずにほしいスペックを構築できる点では優位です。

比較的スリムと言えど高さはある

NEXTGEAR HD-A7G70は、比較的スリムなフルタワーケースを採用しています。新デザインのカッコよさと実用性が両立されたケースで、比較的扱いやすいです。

ただ、比較的スリムと言えど、高さと奥行きはあります。

デスクに置くと幅は気になりにくいものの、奥行きと高さによる圧迫感はどうしても出てしまうので、注意が必要です。

ラックに置く場合も、高さが十分足りるかどうかはチェックしましょう。

ファン音はそれなりにある

負荷をかけている際のファン音は 41~44dBA程度。

正直に言うと、静かな部屋ではファンの回転音がはっきりと耳に入ってきます。無音ではありません。

ヘッドホンなどをしてゲームプレイしていれば気になりませんが、静かな状態で作業したいシーンでは気になります。

各種ベンチマーク

NEXTGEAR JG-A7G70にていくつかのベンチマークを行いましたので、ご参考ください。

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23は、CPUの処理能力を計測するベンチマークソフトです。

マルチコアスコアは20825pts、シングルコアスコアは2215ptsという結果になりました。

シングルコア 2,200 pts 台は上位クラスで、ゲームでは高いフレームレートを狙いやすいです。日常の操作でも動きが軽快で、ストレスなく使えます。

マルチコア 20,000 pts 超えという数値も優秀で、ゲーム実況の配信や動画編集などの重い作業も十分こなせます。

CINEBENCH 2024

Cinebench 2024は、R23よりも負荷が高い最新のベンチマークソフトです。

今回のテストでは、マルチコアが 1153 pts、シングルコアが 132 pts という結果になりました。

シングルコア性能は現行CPUの中でも上位クラスで、最新アプリケーションでの応答性に優れています。アプリの起動や操作が軽快で、普段使いでも快適さを感じられるパフォーマンスです。

マルチコア性能も 1100 pts 超えと十分な実力を備えており、写真現像や動画エンコードなどのクリエイティブ作業も問題なくこなせます。

Geekbench AI

Geekbench AIは、PCのAI処理能力を測定するベンチマークです。

今回の結果は、シングル精度31,343、半精度57,029、量子化24,074でした。

Ryzen 7 9700Xは、AVX-VNNIといったAI向けの命令セットに対応しており、前世代よりもAIワークロードでの処理が強化されています。

これによってWeb会議でのノイズキャンセリングや、動画編集ソフトのAI機能がスムーズに動作するのが良いところです。

画像生成AIではGPUがメインとなりますが、CPU側が担当する前処理が高速化されることで、生成全体の待ち時間が短くなる場面もあります。

AI活用が当たり前になりつつある今の環境でも、安心して使える性能だと言えます。

Crystal Disk Mark

CrystalDiskMarkでストレージの速度を計測しました。 結果は、読み込み 6265.83MB/s、書き込み 5441.56MB/s。

PCIe Gen4対応のNVMe SSDらしく、非常に速い数値です。 OSの起動やアプリの立ち上がりが軽快なのはもちろん、ゲームのロード時間も短縮されるのが良いところです。

オープンワールドでファストトラベルしたり、マップ切り替えを行う際も、読み込み待ちでストレスを感じにくい速度感になっています。

ストレージ周りの快適さは、日常の操作にもゲームにも直結する部分ですが、しっかりメリットとして体感できます。

3D Mark Stell Nomad

3DMark Steel Nomadは、4K級の非常に重い負荷をかける最新のGPUベンチマークです。 Time Spyよりもさらに厳しいテスト内容で、最新GPUの実力をシビアに測れるのが特徴です。

今回のスコアは 5277、平均フレームレートは 52.78 FPS でした。

Steel Nomadは負荷が極めて高いため、このクラスの性能が出ていれば十分に高性能と言えます。 重量級のゲームでも、WQHD(2560×1440)なら最高画質で快適に遊べる実力があります。

さらに、DLSSなどのアップスケーリング技術を併用すれば、4K解像度でのプレイも狙えるのが良いところです。

FF14

解像度品質SCORE評価
4K最高品質11421とても快適
4K高品質12760とても快適
4K標準品質16993非常に快適
WQHD最高品質21451非常に快適
WQHD高品質22608非常に快適
WQHD標準品質28651非常に快適
FHD最高品質27425非常に快適
FHD高品質29002非常に快適
FHD標準品質36284非常に快適

人気MMORPG『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』のベンチマークを実行したところ、フルHD/高品質では 29,002 点(非常に快適) という高いスコアが出ました。

解像度を上げても落ち込みが小さく、WQHD・最高品質で 21,451 点(非常に快適)、4K・最高品質でも 11,421 点(とても快適) を記録しています。

グラフィックアップデート後のテストとしては、かなり余裕のある結果です。 実際のプレイでも、WQHDならほぼ全シーンで安定。4K環境でも設定を大きく落とす必要はなく、快適に遊べる場面が多いはずです。

人が集まる街中やレイド中でも、滑らかさを維持しやすいバランスの良い性能です。

FF15

解像度品質SCORE評価
4K高品質8687快適
4K標準品質10790とても快適
4K軽量品質15259非常に快適
WQHD高品質15432非常に快適
WQHD標準品質19823非常に快適
WQHD軽量品質23207非常に快適
FHD高品質19357非常に快適
FHD標準品質23236非常に快適
FHD軽量品質23544非常に快適

重量級タイトルとして知られる『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』のベンチマークを実行したところ、フルHD・高品質では 19,357(非常に快適) と余裕のあるスコアを記録しました。

WQHDでも安定しており、最高設定でも 15,432(非常に快適)。 広いフィールドを駆け回るようなシーンでも、画質を落とさず滑らかに遊べるパフォーマンスです。

4K・高品質では 8,687(快適) という結果で、プレイ自体は問題なく可能ですが、状況によっては多少重く感じる場面も出てきます。

フレームレートを重視するなら、WQHDで最高画質が最もバランスの良い選択。 RTX 5070は「重たいゲームをWQHDで気持ちよく遊びたい」ユーザーと相性の良いGPUだと言えます。

モンハンワイルズベンチマーク

解像度プリセットフレーム生成テクスチャー品質レイトレーシングSCORE平均FPS
4Kウルトラon最高1106165.19
4Kウルトラoff最高1841654.34
4K
(カスタム)
on1575292.23
4K
(カスタム)
off2223665.15
WQHD
(カスタム)
on21267124.13
WQHD
(カスタム)
off3017688.69
FHD
(カスタム)
on24146141.72
FHD
(カスタム)
off3292096.36

『ンスターハンターワイルズのベンチマーク結果です。 フルHD・高設定(カスタム)では、フレーム生成オフの状態で 平均 96.36fps。

アクションゲームとして十分すぎる滑らかさで、判定も「非常に快適」です。 4Kでは負荷が一気に上がりますが、ウルトラ設定でもフレーム生成をオンにすると 平均 65.19fps を記録。

オフ時は 54fps前後のため、最新技術を使うことでしっかりプレイアブルな水準まで引き上げられています。 WQHD・高設定では、フレーム生成オンで 124.13fps まで伸びました。

高画質で遊びつつ、アクションテンポも重視したい人には、この解像度がもっともバランスよく使える印象です。

NEXTGEAR HD-A7G70はこんな方におすすめ!

  • ゲーム性能を重視している方
  • 簡単なクリエイティブ作業にも使いたい方
  • WQHDで使いたい方
  • メモリ容量が大きいモデルを探している方
  • はじめてBTOメーカーを利用する方

NEXTGEAR HD-A7G70は、以上のような方々におすすめです。

本機はゲーム性能が非常に高く、WQHD解像度でも高いフレームレートが出せます。競技性の高いゲームを有利に戦えるだけでなく、グラフィックの良さを売りにしているソロゲーでもより美しいグラフィックを楽しめるのが良いところです。

多くのゲームに対応できるのも、魅力的。CPU性能だけが足りない、GPU性能だけが足りないということは基本的にはありません。

高解像度でPCを使いたいゲーマーの方には、最適です。

まとめ

本記事では、NEXTGEAR HD-A7G70の良いところと気になる点について、レビューしてきました。

本機は25万円程度のゲーミングPCとしては大容量のメモリを搭載し、ゲーム性能を高めているモデルです。作業性能はCore iシリーズと比べてやや落ちますが、RTX 5070と合わせるようなCore iシリーズのCPUだと値段が上がってしまいます。

Ryzenシリーズを搭載させることによって、ゲーム向けのPCのとしてはコスパを高くしているのが特徴です。

ただ、ある程度のクリエイティブな作業にも対応できる性能があります。

ゲーム特化のゲーミングPCが欲しい方だけでなく、フルHDやWQHD解像度でオールマイティーに使えるPCを探している方にもおすすめです。

NEXTGEAR HD-A7G70(ホワイト)公式サイトはこちら

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