PCゲームを快適にプレイするには、用途に合うコントローラーを選ぶことが大切です。
PCゲームのなかには、キーマウよりもコントローラーのほうが遊びやすいタイトルが多くあります。アクションゲーム、レースゲーム、2Dインディーゲーム、MMORPGなどはコントローラーが向いており、コンシューマー機からの移行勢にとっても、使い慣れた操作感のままPCゲームに入っていけるのが大きなメリットです。
ただし、PC用コントローラーは選び方によって操作の快適さが大きく変わります。背面ボタンの有無、TMRやホール効果といった最新スティック方式、有線・無線の接続方式など、どこを重視するかで最適な1台は変わります。
本記事では、PC用コントローラーのおすすめ10選を価格帯・用途別に紹介したうえで、選び方とトラブルへの対処法についても解説していくので、ぜひご参照ください。
[IMAGE: 各種コントローラーが並んだ集合写真]
PC用コントローラーおすすめ10選
ここからは、PCゲームにおすすめのコントローラーを10機種紹介していきます。高コスパなモデルから純正のハイエンドモデルまで、それぞれの特徴に触れながら紹介するので、自分のプレイスタイルに合う1台を見つけてみてください。
1. 【高コスパ・万能】MOJHON BLITZ 2

- 接続方式:有線/2.4GHz/Bluetooth
- 対応機種:PC/Switch
- スティック:TMR(またはALPS、選択可能)
- ポーリングレート:2,000Hz
- 応答遅延:0.0005秒
- ボタン:フルメカニカル
- エクストラボタン:4個(背面2+上部2)
- ジャイロ:1,000Hz
- バッテリー:約15時間
- 重量:約237g
- 価格:約9,000円〜
MOJHON BLITZ 2は、ポーリングレート2,000Hzとフルメカニカルボタンを搭載した高コスパコントローラーです。
スティックの方式をTMRとALPSの2種類から選んで購入でき、TMRはドリフトしにくさ重視、ALPSは中心点復帰の精度重視というように、好みに合わせた選択肢が用意されているのが嬉しいポイント。エクストラボタンは背面2個+上部2個の合計4個で、背面に4個並べる一般的な設計よりも操作ミスが起きにくい配置になっています。
PCゲームのなかでも、FPS・アクション・MMORPGなど幅広いジャンルに対応しやすく、PC用のメイン機として申し分のない性能を備えた1台です。1万円以下でこの性能と機能を盛り込んだ高コスパ機だと言えます。
MOJHON BLITZ 2レビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-bigbig-won-blitz2/
2. 【高コスパ・Xbox公認】GameSir G7 Pro

- 接続方式:有線/2.4GHz/Bluetooth
- 対応機種:Xbox Series X|S/Xbox One/PC/Android
- スティック:TMR
- ポーリングレート:1,000Hz(PCのみ)
- トリガー:ホール効果アナログ+トリガーストップ
- 追加ボタン:4個(背面2+上側面2)
- 振動:あり
- ジャイロ:あり(PCのみ)
- 重量:約272g
- 価格:約13,000円
GameSir G7 Proは、Xbox公式ライセンス取得済みの高コスパコントローラーです。
TMRスティックとホール効果アナログトリガーを搭載しており、Xbox公式ライセンス取得モデルとしては史上初の組み合わせ。トリガーストップ機能も備えているので、FPSでは短いストロークで連射しやすく、レースゲームではアナログモードで繊細なアクセル操作にも対応できます。
3つの接続方式に対応しており、PCとAndroidスマホで使い回せるのも嬉しいポイント。背面2個+上側面2個の追加ボタンに、ジャンプや武器切替、ショートカットなどを割り当てることで、操作の幅が一気に広がります。
PCをメインで使いつつXboxやAndroidでも使いたい方や、Xbox公認の安心感を重視する方におすすめの1台です。
GameSir G7 Proレビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-gamesir-g7-pro/
3. 【高コスパ・万能】MOJHON GALE Hall

- 接続方式:有線/2.4GHz/Bluetooth
- 対応機種:PC/Switch/Android/iOS
- スティック:ホール効果
- トリガー:ホール効果磁気誘導式
- ポーリングレート:1,000Hz(有線時)
- 6軸ジャイロセンサー搭載
- 50ステップマクロ機能
- 背面ボタン:4個
- バッテリー:1,000mAh、約15時間
- 重量:約231g(実測)
- 価格:8,999円
- 充電ドック付属
MOJHON GALE Hallは、ホール効果センサーを採用したスティックとトリガーで高い操作精度を実現したコントローラーです。
スティックは前作GALEから精度がさらに向上しており、出会い頭で接敵したときにも素早く正確な反応が返ってきます。背面ボタンは4個で、走る・しゃがむなどのキャラコン操作を割り当てておけば、PCゲーム全般でかなり快適に操作できる作りです。
特筆すべきは、付属品の豪華さです。充電ドックと交換用サムスティックが標準で付属しており、別途揃えると数千円追加になる装備が最初から手に入ります。FNボタンによるハードウェアカスタマイズもしやすく、PCとSwitchを行き来するユーザーには扱いやすい万能機だと言えます。
MOJHON GALE Hallレビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/bigbig-won-gale-hall/
4. 【コンパクト・PC専用】8BitDo Ultimate 2 Wireless

- 接続方式:有線/2.4GHz(USBドングル)/Bluetooth(Android用)
- 対応機種:Windows PC/Android
- スティック:TMR
- ポーリングレート:1,000Hz(有線・2.4G時)
- トリガー:ホール効果/タクタイル切り替え式+トリガーストップ
- 追加ボタン:4個(背面2+R4/L4)
- 振動:あり
- 6軸モーションコントロール(2.4Gモード時)
- RGB Fire Ringライティング
- 重量:約246g
- 価格:約9,000円
- 充電ドック付属
8BitDo Ultimate 2 Wirelessは、コンパクトなボディに最新のTMRスティックや切り替え式トリガーを詰め込んだPC・Android向けコントローラーです。
最大の特長は、トリガーモードを物理スイッチで切り替えられるところです。リニアなホール効果トリガーで繊細なアクセル操作が必要なときと、押し込み感のあるタクタイルトリガーで連射が欲しいときを、ゲームに応じて使い分けられます。背面ボタン2個に加えてR4/L4バンパーが追加されており、合計4個の追加ボタンで操作の幅も広がります。
8Bitdo独自の「8Speed」ワイヤレス技術により、2.4G接続時の遅延は1ミリ秒未満。コントローラー本体のサイズがコンパクト寄りなので、手の小さい方や女性ユーザーにも扱いやすいのが嬉しいポイントです。Switchでは使えませんが、PCメインで使う方には魅力的な選択肢になります。
5. 【ハイエンド・Xbox/PC】ROG Raikiri II Xbox Wireless Controller

- 接続方式:有線/2.4GHz/Bluetooth
- 対応機種:Xbox Series X|S/Xbox One/PC
- スティック:TMR
- ボタン:全ボタンマイクロスイッチ(ABXY・十字キー・背面ボタン・バンパー)
- トリガー:デュアルモード切替(TMRセンサー/マイクロスイッチ)
- ポーリングレート:PC1,000Hz/Xbox250Hz
- 入力遅延:3.5ms
- バッテリー:最大50時間
- 充電ケース付属
- 重量:約254.5g
- 価格:29,550円
ROG Raikiri IIは、ASUSのROGブランドが手がけるハイエンドコントローラーです。
TMRスティックに加えて、ABXY・十字キー・背面ボタン・バンパーまでマイクロスイッチを採用しているのが大きな特長。マウスクリックのような感覚で各ボタンを押し込めるので、FPSでもアクションゲームでも素早い入力反映が得られます。バッテリー持ちも最大50時間と、ワイヤレスコントローラーのなかでは長めの設計です。
トリガーはTMRセンサーモードとマイクロスイッチモードを切り替えられるデュアルモード仕様で、レースゲームでの繊細なアクセル操作とFPSでの素早い射撃を1台で使い分けられます。さらに2.4GHz・Bluetooth・有線USB-Cの3種類の接続方式に対応しており、シーンに応じた使い分けが可能。価格は3万円弱ながら、性能面で妥協のないPC用ハイエンドを求める方におすすめの1台です。
ROG Raikiri IIレビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-rog-raikiri-ii-xbox-wireless-controller/
6. 【純正ハイエンド】Xbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ 2

- 接続方式:Bluetooth/USB-C/Xbox Wireless(要アダプタ別売)
- 対応機種:Xbox Series X|S/Xbox One/PC/Android/iOS
- 背面パドル:4個(取り外し可)
- 交換可能サムスティック・方向パッド
- バッテリー:最大40時間
- サムスティックのテンション調整可能
- トリガーストップ機能
- 重量:約345g(パドル装着時)
- 価格:27,500円(Microsoft Store公式)
Xbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ 2は、通称「エリコン2」の愛称で知られるマイクロソフト純正のハイエンドモデルです。
最大の魅力は、カスタマイズ性の高さ。背面に4個のパドルを搭載しており、好きなボタンを割り当てたうえに、不要なパドルだけ取り外せる柔軟な設計になっています。サムスティック・方向パッドも交換できるので、FPSにはドーム型、アクションには標準型といった具合に、ゲームジャンルごとに最適な構成へ組み直すことが可能です。
サムスティックのテンションを3段階で調整できるのもエリコン2ならではの特長で、エイムの精度を細かく追い込めます。重量は345gと重めなものの、その分だけ安定感のあるホールド感が手に伝わってきます。PC用の純正ハイエンドを探している方には、現状でも有力な選択肢となる1台です。
Xbox Elite Series 2レビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-xbox-elite-wireless-controller-series2/
7. 【ハイエンド・PS5/PC】Razer Raiju V3 Pro

- 接続方式:有線/2.4GHz(HyperSpeed Wireless)
- 対応機種:PlayStation 5/PC
- スティック:左右対称TMR
- ポーリングレート:有線2,000Hz/PS5・PC無線250Hz
- 押し心地:クリッキー(メカタクタイルPBTアクションボタン)
- マルチファンクションボタン:合計6個(背面4+上側面2)
- トリガー:ホール効果アナログ+マウスクリックトリガーストップ
- バッテリー:最大36時間(PS5無線時)
- 重量:約258g
- 価格:32,980円
Razer Raiju V3 Proは、Razerの最新フラッグシップに位置するPS5・PC両対応のワイヤレスコントローラーです。
TMRスティックに加えて、Razer独自のメカタクタイルPBTアクションボタンを搭載しているのが大きな特長。カチッとした明確なクリック感のあるボタンで、FPSやアクションでの入力ミスが起きにくい作りになっています。背面の4つのマウスクリック式バックボタン(M3〜M6)に加えて、上側面に配置されたクローグリップ用バンパー2個(M1/M2)まで含めると、合計6個のマルチファンクションボタンが使える贅沢な構成です。
ポーリングレートは有線で2,000Hz、PC・PS5無線でも250Hzと安定した数値。HyperSpeed Wirelessによる入力遅延は体感できないレベルで、e-sportsを意識した1台に仕上がっています。価格は3万円超のハイエンド帯ですが、操作感を重視する方にとっては候補から外せない1台だと言えます。
Razer Raiju V3 Proレビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-razer-raiju-v3-pro/
8. 【バッテリー長持ち・万能】SteelSeries STRATUS+

- 接続方式:Bluetooth LE v4.1/有線(USB Type-C)
- 対応機種:Windows(有線)/Android(無線)/Chromebook(無線)
- スティック:ALPSアナログ
- バッテリー最大持続時間:90時間以上
- 急速充電:15分の充電で約12時間使用可能
- 重量:約244g
- スマホホルダー付属
- 価格:約10,000円
SteelSeries STRATUS+は、ゲーミングデバイス老舗ブランドのSteelSeriesが手がけるPC・モバイル兼用コントローラーです。
最大の特長は、バッテリー持続時間の長さです。最大90時間以上というスペックは、Switch純正プロコンの40時間、エリコン2の40時間と比べてもトップクラスの長さで、充電のストレスから解放してくれます。さらに15分の急速充電で12時間使えるので、プレイ前に少し充電しておけば1日中プレイ可能です。
WindowsPCでは有線接続のみですが、AndroidスマホやChromebookとはBluetooth LEでワイヤレス接続できるのが、PC+モバイル両用ニーズには嬉しいポイント。背面ボタンやマクロのような独自機能はないものの、その分だけ基本性能を高めた作りになっています。Chromebookで快適にゲームをプレイしたい方には、特におすすめの1台です。
SteelSeries STRATUS+レビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-steel-series-stratus/
9. 【純正定番】Xboxワイヤレスコントローラー

- 接続方式:Bluetooth/USB-C有線/Xbox Wireless(要専用アダプタ別売)
- 対応機種:Xbox Series X|S/Xbox One/Windows 10/11/Android/iOS
- バッテリー:単3電池2本で最大40時間
- ハイブリッド方向パッド
- シェアボタン搭載
- 重量:約290g(電池含む)
- 価格:8,910円〜(Microsoft Store公式)
※ USB-Cケーブル付属モデル(「Xbox ワイヤレスコントローラー + USB-C ケーブル」)も別途販売されており、有線接続をメインで使う方はそちらが便利です。
Xboxワイヤレスコントローラーは、マイクロソフト純正のスタンダードモデルで、PCゲーマー御用達の定番コントローラーです。
PCゲームの多くがXboxコントローラー基準でキーコンフィグを設計しているため、PCに接続すれば設定不要ですぐに使えるのが、純正ならではの便利なところです。スティック・トリガー・ボタンの操作感はクセがなく、誰でもすぐに馴染むバランスの良さが純正ならではの強みです。
電池駆動なので、予備の単3電池があれば交換するだけで使い続けられます。長期使用でバッテリーが劣化する心配がないというのも、地味ながら見逃せないメリット。価格は約8,910円と純正ながら手の届きやすい設定で、PCゲーマーの最初の1台や、サブ機としての導入におすすめのコントローラーだと言えます。
Xboxワイヤレスコントローラーレビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-xbox-wireless-controller/
10. 【超高コスパ】MOJHON AETHER

- 接続方式:有線(Type-C)/2.4GHz/Bluetooth
- 対応機種:PC/Switch/iOS/Android
- スティック:ホール効果
- トリガー:ホール効果(256段階)
- ポーリングレート:1,000Hz(有線・無線とも)
- LCDディスプレイ搭載
- 背面ボタン:2個
- バッテリー:約14時間
- 重量:約214.5g(実測)
- 価格:3,980円(税込)
MOJHON AETHERは、3,980円という価格帯で本格的なゲーミング機能を盛り込んだ超高コスパコントローラーです。
価格を考えるとあり得ない仕様で、ホール効果センサーをスティックとトリガーの両方に採用している珍しい構成。1万円台以上のコントローラーにしか搭載されていない仕組みが、4,000円以下の価格帯で手に入るのが本機の最大の強みです。スティックドリフトのリスクが低く、長く使っても安定した操作感を維持してくれます。
LCDディスプレイによって本体だけでデッドゾーン調整やボタンマッピングができるなど、設定の柔軟性も高水準。背面ボタンが2個あるので、よく使う操作の割り当てもしっかり行えます。コントローラー初心者の最初の1台や、メイン機のサブ機として持っておくのに最適。価格を抑えつつ性能を妥協したくない方にとっては、これ以上ない選択肢の1つになります。
MOJHON AETHERレビュー記事 – https://gaming-pad.com/controller/review-bigbigwon-aether/
PC用コントローラーの選び方
ここからは、PC用コントローラーを選ぶ際に押さえておきたいポイントを4つの軸で紹介していきます。自分のプレイスタイルに合う1台を見つけるための参考にしてみてください。
スティックの方式で選ぶ

スティックのセンサー方式は、大きく分けて3種類あります。
- ALPS:純正コントローラーや低価格帯モデルに多い従来型のスティック
- ホール効果:磁気センサーを使った非接触型のスティック
- TMR:トンネル磁気抵抗効果を利用した最新方式のスティック
ドリフト現象というのは、スティックを触っていないのにキャラクターやエイムが勝手に動いてしまう不具合のこと。長期間使用したコントローラーで起きやすく、ゲーム体験を大きく損なう厄介な症状です。
ホール効果やTMR方式のスティックは物理的な接点がないため、長期使用しても摩耗によるドリフトが起きにくくなっています。長く使うことを前提にコントローラーを選ぶなら、ホール効果以上の方式を採用したモデルがおすすめ。TMRはホール効果よりもさらに高精度・低消費電力で、Razer Raiju V3 ProやROG Raikiri II、MOJHON BLITZ 2、8BitDo Ultimate 2 Wirelessなどに採用されています。
接続方式で選ぶ
PC用コントローラーには、有線・2.4GHz無線・Bluetoothの3つの接続方式があります。
- 有線:遅延が最も少なく、安定性も高い。バッテリー切れの心配なし
- 2.4GHz無線:USBドングルを使った専用無線で、低遅延を実現
- Bluetooth:手軽だが遅延が比較的大きめ
FPSやアクションゲームなど、入力遅延が結果に直結するジャンルでは有線または2.4GHz接続を選ぶのが定石。Bluetoothは遅延の許容できるRPGやインディーゲームでの使用に向いています。
ただし、Bluetoothには複数デバイスとの切り替えが手軽というメリットもあります。スマホ・タブレット・PCを行き来して使う方には、Bluetooth対応モデルが便利な選択肢になります。
背面ボタンの有無で選ぶ

背面ボタンというのは、コントローラーの裏側に配置された追加ボタンのこと。ジャンプや走るなどの操作を割り当てておけば、親指を主要ボタンから離さずに操作できるため、複雑な操作が要求されるゲームで有利になります。
背面ボタンの構成は、おおむね以下のパターンに分かれます。
- 背面ボタンなし:純正コントローラーなど、シンプルな操作向き
- 背面ボタン2個:MOJHON AETHERのようなエントリー〜ミドルクラスに多い
- 背面ボタン4個:Xbox Elite Series 2、ROG Raikiri II、MOJHON GALE Hallなどに多い構成
- 背面+上側面に追加ボタン:MOJHON BLITZ 2、GameSir G7 Pro、8BitDo Ultimate 2 Wirelessなどの誤操作を減らす配置
複雑なキャラコンが要求されるアクション・FPS・MMORPGをプレイする方は、背面ボタン4個以上のモデルを選ぶと操作の幅が広がります。
トリガー機能で選ぶ

トリガー(LT/RT、L2/R2)の仕様も、ゲームジャンルによって選び方が変わります。
- アナログトリガー:押し込みの深さに応じて入力強度が変わる仕様
- トリガーストップ:トリガーのストロークを物理的に短縮する機能
- ホール効果トリガー:精度が高く、長期使用でもへたりにくい仕様
- トリガー切替式:アナログとデジタルを切り替えられるモード
FPSをメインでプレイする方はトリガーストップ付き、レースゲームをプレイする方はホール効果アナログトリガー搭載モデルを選ぶのがおすすめです。8BitDo Ultimate 2 WirelessやROG Raikiri IIのようにモード切替式のトリガーを採用したモデルなら、ジャンルに応じて使い分けることもできます。
PC用コントローラーで困ったときの対処法
PC用コントローラーは、ゲームやドライバーの状況によって正しく認識されない、ボタンが反応しないといったトラブルが起きることがあります。代表的なトラブルとその対処法を紹介していきます。
コントローラーがPCに認識されない
PCにコントローラーを接続しても、Windowsやゲームで認識されないケースがあります。まず確認するのは、接続の見直しです。
- USBケーブルを別のポートに差し替える
- ワイヤレス接続の場合、ペアリングをやり直す
- 2.4GHzドングルが正しく挿さっているか確認する
- コントローラー本体のスイッチがオンになっているか確認
接続を見直しても認識されない場合は、Windows側の設定をチェックします。「設定」→「Bluetooth とデバイス」→「デバイス」を開き、コントローラーが表示されているかを確認しましょう。表示されていない場合は、ペアリングのやり直しが必要です。
それでも改善しない場合、メーカー公式サイトから最新のドライバー・ファームウェアをダウンロードして適用するのが効果的です。
ゲーム内でコントローラーが反応しない
PCでは認識されているのに、ゲーム内でコントローラーが反応しないことがあります。これは、ゲーム側の対応状況や入力方式の問題が原因になっているケースが多いです。
- Steamのゲームの場合:「Steam」→「設定」→「コントローラー」でコントローラーサポートを有効にする
- ゲーム個別の設定:ゲーム内のコントローラー設定で、使用するデバイスを選択する
- 古いゲームの場合:DirectInput非対応のコントローラーで動かないケースがある
Steam経由でプレイする場合、Steamのコントローラー設定を見直すだけで解決することが多くあります。Steamには「Xboxコントローラーサポート」「PlayStationコントローラーサポート」「汎用ゲームパッドコントローラーサポート」といった項目があり、使っているコントローラーに合わせて有効化するのがおすすめです。
コントローラーから音が出ない

オーディオジャック付きコントローラー(ROG Raikiri初代やXbox Elite Series 2など)をPCに接続したとき、イヤホンから音が出ないことがあります。
これは、Windows側の優先オーディオデバイス設定が切り替わっていないことが原因です。「設定」→「システム」→「サウンド」を開き、「出力デバイス」をコントローラーのオーディオデバイスに切り替えると音が出るようになります。
タスクバーのスピーカーアイコンからも切り替えできるので、ゲーム起動前に一度確認しておくとスムーズです。
XInputとDirectInputの違い

PCゲームのコントローラー入力方式には、主にXInputとDirectInputの2つがあります。
- XInput:Xboxコントローラー向けの新しい入力方式
- DirectInput:古い入力方式
最近のPCゲームはほとんどXInputに対応しているため、Xbox互換またはXboxレイアウトのコントローラーを選んでおけば、トラブルを避けやすくなります。本記事で紹介したコントローラーは、ほぼすべてXInputで動作するモデルです。
DirectInputが必要な古いゲームをプレイする場合は、JoyToKeyのようなキーマッピングソフトを使ってDirectInput入力をキーボード入力に変換するという回避策もあります。
まとめ|自分のプレイスタイルに合うPC用コントローラーを選ぼう

本記事では、PC用コントローラーのおすすめ10選と選び方、トラブル対処法について紹介してきました。
PC用コントローラーは、価格帯・機能・接続方式の組み合わせで選択肢が広くなっています。FPSやアクションを快適にプレイしたい方は背面ボタンとトリガーストップ機能付きのモデル、PC・スマホ・コンシューマー機を行き来する方は接続方式が豊富なモデルを選ぶと、長く愛用できる1台に出会えます。
スティック方式はホール効果以上、できればTMR搭載のモデルを選んでおくと、ドリフト現象を気にせず長く使い続けられるのも嬉しいポイント。本記事で紹介したモデルのなかから、自分のプレイスタイルに合うコントローラーを見つけてみてください。









