Logicoolのゲーミングマウスパッドは、キーボードとマウスと共に定番商品として親しまれています。
特に大判マウスパッドは、近年人気のジャンルです。大判だとデスクのサイズによらずサイズ感が中途半端になりにくく、キーボードも置けるのでデスク上が綺麗にまとまります。
Logicool G840は、大判マウスパッドの定番の一つです。
今回は、そんなLogicool G840の良いところやイマイチな部分について、レビューしていきます。
Logicool G840の基本情報まとめ
Logicool G840は、大判サイズなのが特徴のゲーミングマウスパッドです。ゲームで使いやすい仕様になっており、サイズ感も特徴的。まずは、そんなLogicool G840の基本仕様や外観などについて紹介します。
基本仕様
- サイズ：900×400×3mm
- 表面素材：ソフトファブリック
- ベース素材：ラバー
- 重量：約611g
- 表面摩擦レベル：中程度
- メーカー保証：2年間
横幅90cm、奥行40㎝、厚さ3mmの程よいサイズ感です。90㎝~100cm程度の小さめのデスクでも、問題なく置けます。これより小さいデスクでははみ出すものの、多くのゲーミング環境に適したサイズ感です。
さらに、100㎝程度のデスクだとMサイズ〜Lサイズでは中途半端な大きさになってしまいます。マウスを動かせる範囲は広くなるものの、キーボードが体の左側に寄りすぎてしまうのが難点です。
ただ、このサイズ感であればそのようなことも起こりません。
マウスとキーボードを両方マットの上に置いたうえで、マウスとキーボードの距離を自分で調整できます。
また、メーカー保証が2年間付いているのも良いところです。
外観
Logicool G840は、購入時は筒状に巻かれています。展開すると、あまり折り目がついていないことが多いのでそのまま使用可能です。
デザインは、通常カラーの場合は非常にシンプル。右下に主張しすぎない色のロゴがあるだけで、あとは全て無地です。
カラーバリエーションは、ブラックとピンク、KDAの3種類。
コラボデザインの場合は、無地ではなく女性キャラが描かれています。LoLが好きな方には、おすすめです。
ブラックとピンクというバリエーションは珍しいですが、白以外でデスク上を可愛くしたい方にはピンクもおすすめですよ。
Logicool G840の良いところをレビュー
Logicool G840の基本仕様とデザインについて、紹介してきました。大判というサイズ感が魅力だということでしたが、実際に使うと異なる感想を抱くこともあります。そこで今度は、Logicool G840の良いところについてレビューしていくので、ぜひご参考ください。
キーボードも置ける程よい大きさ
Logicool G840は、キーボードも置ける程よい大きさのマウスパッドです。実際に使ってみると、100㎝以下90㎝以上のデスクでは、ピッタリのサイズ感。マウスとキーボード、飲み物も置けます。
キーボードはゲームで人気な60％レイアウトだけでなく、テンキーレスも置けるサイズです。ゲーム中はキーボードを左側に寄せるという方であれば、フルサイズのキーボードも置けなくはありません。
ゲーミングデスクの多くは、90㎝以上です。厳密には87㎝などの半端なサイズのデスクもありますが、広く普及しているのは90~120㎝程度の大きさ。このどのサイズのデスクでも問題なく置けるだけでなく、小さいと感じることがありません。
クッション性が高い
G840は、クッション性が高めです。
厚みは3mmと一般的であり、特別クッション性が高くなるようなサイズではありません。素材感などからクッション性を生み出しており、マウスを置いたときの振動などがあまり感じられないのが良いところです。
実際にゲームをしているときは、焦ったりすると操作に力が入り、マウスを置くときに強くなりがち。そういうときでも衝撃を緩和してくれるため、安心してマウスを振り回せます。
さらに、キーボードの打鍵時のデスクの振動音も緩和されるので、キースイッチの音のみを楽しめるのも良いところです。
滑りやすい
Logicool G840の表面は、適度にサラサラとしています。マウスが滑りやすく、摩擦などによる引っ掛かりも感じられません。
ローセンシにしてマウスを滑らせるように大きく動かすプレイスタイルの方でも、安心して使えます。大きいサイズなのもあいまって、マウスの可動範囲を広くカバーできるためローセンシには最適です。
程よく摩擦感があり扱いやすい
Logicool G840は、滑りやすくはあるものの適度に摩擦感があります。サラサラとしていてマウスが滑りやすいですが、止めたいときはしっかり止められるので扱いやすいです。普段使いでも、キーボードに適度に摩擦を加えてくれるため打鍵時にキーボードが動きにくくなります。
特にローセンシの方にとっては、程よい摩擦感です。
裏面がラバーで滑りにくい
マウスパッドのなかには、マウスを素早く動かしたりすると徐々にずれていくものもあります。これは、滑り止めが弱いためにデスク上を少しずつ滑っているためです。
大判マウスパッドはデスク全体を覆うようにして、使います。滑ってしまうと、マウスだけでなくキーボードの位置や角度もズレるので非常に厄介です。滑りすぎると、飲み物がこぼれそうになることもあります。
一方Logicool G840は、裏面がラバーになっており、言わば裏面全体が滑り止めのようなものです。安定性が非常に高く、マウスを強めに滑らせてもマウスパッドは一切滑りません。
Logicool G840のイマイチな部分をレビュー
Logicool G840の良いところについて、レビューしてきました。もちろん、良いところもあればイマイチに感じられる部分もあります。今度は、そんなLogicool G840のイマイチな部分について簡単にレビューしていくので、ぜひご参考ください。
端からほつれやすい
G840は、縁が切りっぱなしになっています。切った後に縁を縫いつけるなどの加工をしていません。
使っていると、端からほつれていきます。もちろん扱いの丁寧さなどによってほつれ始めるまでの期間は変動するものの、ほつれやすいことには変わりありません。
これはG840だけでなく、多くのLogicoolのマウスパッドに共通する欠点です。
マウスパッドはマウスやキーボードとは違って消耗品ですが、耐久性を気にする方にはあまり向きません。
小さいデスクには使えない
Logicool G840は、幅が90㎝です。90cmのデスクだと、ピッタリまたは若干はみ出すことがある程度のサイズ感になります。
対応しているデスクの幅は広いものの、90㎝よりも小さいデスクでは使えないので注意しましょう。80㎝台後半のデスクなら少しはみ出す程度で済むので使えなくはないものの、見栄えはどうしても悪くなります。
厚みはないので静音化には使えない
大判マウスパッドは、キーボードの打鍵音やマウスクリック音の静音化のために購入する方も多いです。
ただ、Logicool G840は厚みが3mm。マウスパッドとしては、一般的な厚みです。素材も特別吸音性が高い素材ではありません。
そのため、静音化には使えないので注意しましょう。
とはいえ、デスクの振動反響音は緩和されます。ドタドタという音は小さくなるので、振動音さえ消せればよいという方にはおすすめです。
振動音ではなくスイッチの音を静かにしたい場合は、キーボード裏面にスポンジシートを貼り付けたりルブをしたりすることをおすすめします。
Logicool G840はこんな方におすすめ！
- キーボードも置ける大型マウスパッドが欲しい方
- ゲームに使えるデスクマットが欲しい方
- キーボード打鍵時のデスク振動反響音を抑えたい方
- LoLが好きな方
- Logicool製品でデスク周りをまとめたい方
Logicool G840は、大判マウスパッドとしては扱いやすい製品です。癖が無く、G840特有のデメリットはあまりありません。
キーボードとマウスを同じマットに置くことにより、使い勝手がよくなるだけでなくデスク上の見栄えも良くなります。ゲームと普段使いでレイアウトを変える必要も特になく、マット上でキーボードとマウスを使いやすいように配置するだけなのも魅力的。
ついでに振動音も抑えられるので、便利です。
さらに、LoLコラボデザインも魅力のひとつ。LoLは国内販売されているグッズが、あまりありません。海外生まれのゲームで、日本での人気もFPSゲームなどと比べれば低めです。国内で簡単に購入できる実用性のあるLoLグッズというだけでも、価値があります。
また、キーボードとマウスを両方置けることによりまとまりが出るので、Logicool製品でデスク上をまとめたい方にも非常におすすめです。
まとめ｜大判マウスパッドで迷ったらコレ！
大判マウスパッドは、近年人気になっているジャンルです。
ただ、製品ごとに大きな特色があり、その分癖があるモデルが多いのが難点。たとえばフェルトを使っていてゲームに使いにくかったり、逆にゲーム性能に振りすぎて普段使いしにくかったりすることがあります。
デザインも少し主張の激しいものが多いです。
一方Logicool G840は、ゲームでも普段使いでも使いやすく、デザインもLoL版以外はあまり主張しません。使いやすい大判マウスパッドの定番製品だと言えます。
目立った欠点も少ないため、迷ったらこれを購入しておけば、とりあえず間違いありません。
大判ゲーミングマウスパッドが欲しい方全員に、おすすめのマウスパッドです。
