Meta Quest 2 度付きメガネレンズをレビュー・VR世界がくっきり&痛いから解放!乱視対応も

メガネユーザーがMeta Quest 2を購入し、最初につまづくのがメガネをかけた状態でいかにVR空間を楽しむかという問題。

Quest 2には眼鏡用のスペーサーが付属されており、スペーサーをQuest 2に装着することでメガネをかけた状態でも楽しめますが、スペーサーも万能ではなく全てのメガネの形に合うわけではありません。

形状が合わなければ装着できない事もありますし、顔とメガネが干渉し痛い事もあります。

また「Quest側のレンズ・メガネの位置・自分の目の位置」の関係で、ピントを合わせられないこともザラです。

そんな悩みの中で手に入れたのが、Quest 2専用の度付きメガネレンズ。

度付きレンズを購入し使用したところ、快適にQuest 2を楽しむことができるようになったのでレビューします。

ROOX 乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 2 

Meta Quest2(メタクエスト2)は旧名Oculus Quest2(オキュラスクエスト2)です。Facebook社のMeta社への社名変更に伴い2022年に変更となりました。

【お使いの機種に合った記事はこちら】

本記事はMeta Quest 2の度付きレンズレビューです。他の機種をお使いの方は、以下の記事をご参照ください。

※Quest 2は2024年に販売終了していますが、ROOXの度付きレンズは引き続き購入可能です。
目次

なぜQuest2に度付きレンズが別途必要?

の記事を見られている方のほとんどは、メガネでQuest2を使用しているけど、メガネだと辛いので度付きレンズを検討されている方が多いと思います。

合わせて「Quest2購入前だけどメガネユーザーってどんな感じなの?」と疑問に感じている方もいると思いますので、まずは私がメガネでQuest2を使用して感じたことをお伝えします。

目が悪いと裸眼では何も見えない

まず目が悪い方が眼鏡をかけない状態でQuest 2を装着しても何も見えません。現実世界と同じで、VR内の文字も読めないし、すべてがぼやけて見える状況になります。

その為、目の悪い方がQuest 2を楽しむためには、以下の選択肢から選ばざるえません。

  1. メガネをかけたまま楽しむ
  2. コンタクトレンズで楽しむ
  3. 専用度付きレンズで楽しむ

Quest2を購入した時点では、メガネかコンタクトかどちらかでスタートすると思いますが、眼鏡とQuest 2の相性が悪いケースも多々あり、度付きレンズの必要性を迫られることになります。

Quest 2とメガネと顔が干渉し当たる箇所が痛い

私の場合はこのケースでした。

メガネをかけた状態でQuest2を装着できるものの、Quest2とメガネと顔がぶつかり合ってしまい、痛くて長時間装着することが出来ません。

ピントを合わせるポイントが難しい

こちらも苦労した点ですが、Quest2と眼鏡の微妙な位置のズレによって、眼鏡をかけていてもピントを合わせられないことが多々あります。

上手くいかないケースでは、10分ほど調整していてもピントが合わせられず、ストレスでしかありません。

ピント合わせが難しい事が、専用の度付きレンズを購入する決め手となりました。

自分のメガネのサイズがQuest2に合わないケース

私は大丈夫でしたが、そもそもメガネのサイズ的にQuest 2を装着できないケースもあります。

Meta Quest 2用の度付きメガネレンズはどれを選ぶ

Quest 2は2024年に販売終了となっていますが、度付きレンズは引き続き各ショップで購入可能です。これからもQuest 2を使い続ける方に向けて、検討した度付きレンズを紹介します。

Meta 公式で紹介されているQUEST 2用VIRTUCLEAR挿入用レンズ

まずMeta の公式サイトで紹介されている度付きレンズ「QUEST 2用VIRTUCLEAR挿入用レンズ」です。

https://www.oculus.com/accessories/virtuclear-lens-inserts/

公式で紹介されているので安心ですが、取り扱い元が海外メーカーのため購入時は海外サイトとの決済が必要になります。

価格は$79.99※2023年9月現在

度付きレンズの場合、購入する際に使用者の目に合った度数の確認が必要になりますが、英語でのやり取りが発生しますし、購入から発送まで10日前後の時間を要してしまいます。

万が一問題が発生したら、海外の業者だとやり取りに手間がかかってしまいます。

Amazon等で販売されている格安レンズ

続いてはアマゾンなどで発売されているQuest2用の度付きレンズ。

Amazonで「Quest 2 度付きレンズ」と検索すると、片目1,800円から3000円程度の価格帯で様々な度付きレンズが発売されています。

いくつかの度の種類から自身のメガネの度に近いものを選択して購入可能な為、手っ取り早く価格も安いのですが、どのレンズも説明書きの日本語がおかしかったり、微妙な雰囲気が出ている事も否めません。

日本のメガネ屋さんが製造するQuest2用のレンズ

続いて日本のメガネ屋でもQuest2用のレンズを製造・販売されているショップがいくつかあります。

ROOX 乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ

一つ目はROOXの「乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ」。自社ネットショップにて販売しています。

ROOXではQuest 2以外にも、Quest 3、Quest 3S、PICO 4、PSVR2用のレンズが販売されており、Quest 2用では以下の7種類のレンズから選択が可能です。なお、Quest 2用とQuest 3S用は型番違いの同一製品で、同じラインナップから選べます。

  • 防汚レンズ(7,700円)… 基本のレンズ。UVカット+汚れ防止コーティング
  • 傷防止レンズ(9,020円)… 布での拭き取り時の傷つきを低減
  • ルティーナ傷防止レンズ(13,200円)… 網膜への負担を軽減するHEVカット+傷防止
  • 超低反射レンズ(15,400円)… グレアやゴーストを抑制するNRCコート
  • ルティーナ超低反射レンズ(21,450円)… HEVカット+超低反射の組み合わせ【おすすめ】
  • 静電気防止超耐傷レンズ(25,850円)… インクレディブルシールドコート採用
  • ルティーナ超防汚超耐傷レンズ(27,500円)… ルティーナ+インクレディブルシールドコート

※価格は税込・送料込・両眼セット

合わせて補正範囲が広く、Quest 2用では【近視 0.00~-13.00、乱視 0.00~-4.00】までに対応しているのも嬉しいポイント。6ヶ月の保証も付いているので安心です。

なお、度数が強い場合は追加料金が発生します。

  • 近視 -8.25〜-10.00:片眼あたり+1,100円
  • 近視 -10.25〜-13.00:片眼あたり+2,750円
  • 乱視 -2.25以上:片眼あたり+1,100円

ネットでのオーダー時に度数データを直接送れるので間違わずに購入できます。

なお、度数が強い場合は追加料金が発生します。

  • 近視 -8.25〜-10.00:片眼あたり+1,100円
  • 近視 -10.25〜-13.00:片眼あたり+2,750円
  • 乱視 -2.25以上:片眼あたり+1,100円

たとえば両眼とも近視-9.00の方が防汚レンズを注文した場合、基本価格7,700円+追加2,200円(1,100円×2)で合計9,900円となります。強度近視の方は、注文時に自動で加算されるので安心です。

一般的なQuest2用レンズの補正範囲は「-2.0〜-8.0」のタイプが多いですが、ROOXの乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズは0.00~-13.00まで対応しています。-6.00を超える強度近視の方にも対応しているのが良いところです。他社レンズでは視力と合わない方でもROOXなら大丈夫なこともあるはずです。

また、網膜への負担を軽減する高級レンズタイプ「ルティーナ」もラインナップされています。

「ルティーナ」は東海光学が開発・販売するメガネレンズのブランド。

健康を損なう眼疾患のうち「加齢黄斑変性」に着目して開発され、年を重ねても良好な視界を得るために予防効果があるとして注目されています。

ブルーライトに近いHEV(高エネルギー可視光線)を94%カットすることで、網膜への負担を軽減する「眼の健康」に良いレンズです。

NRC超低反射の比較

ルティーナ傷防止レンズが13,200円から。さらに没入感を高めたい方にはルティーナ超低反射レンズ(21,450円)がおすすめです。超低反射コート(NRC)というのは、東海光学が開発した世界屈指の低反射コーティングのこと。

視感度反射率0.19%で、ディスプレイの光がレンズで反射することによるグレアやゴーストの発生を抑えます。暗い場面の多いVRコンテンツで効果を発揮するため、まさに「VRのためのコーティング」だと言えます。

長期的に目の健康を守りたい方には不安の少ない選択肢ですね。

ルティーナレンズの詳細ページ

    メガネSHOPアイ

    二つ目は楽天で店舗を構えるメガネSHOPアイ

    メガネSHOPアイでは、Quest2用だけでなくPSVRやVALVE INDEX用のレンズなど幅広いVRゴーグル用のレンズを販売しているとともに、以下のようなバリエーションが発売されています。

    • 普通の度付きレンズ
    • 高度な近視用レンズ
    • 抗菌対策の施されたレンズ
    • ブルーライトカットレンズ
    • 曇り止めに配慮されたレンズ

    価格帯は8,500円〜15,100円

    オーダー後にメールで度数の確認などのやり取りができるため、安心して購入できます。

    Quest 2用度付きレンズレビュー

    現在2つのQuest 2に対して、メガネSHOPアイのレンズと、ROOXのレンズを愛用していますので、それぞれを比較しつつレビューしていきましょう。

    ※以下のレビューは購入当時(2023年頃)の使用体験に基づいています。ROOXのレンズ種類・価格は2025年に改定されており、最新のラインナップは上記のレンズ一覧をご確認ください。

    注文の方法は?

    まず度付きレンズの為、どちらのショップもネットでポチるだけでは購入出来ず、購入するためには自身が使用しているメガネの度数情報をショップに伝える必要があります。

    度数情報が分からない方は、事前にメガネ屋さんで自分の度を確認しておく事が必要です。

    私の場合はJINSでメガネを購入したため、会員サイトにて購入したメガネの度数情報を確認することができました。

    JINSで購入したメガネは、会員画面で度数情報を閲覧することが可能

    メガネSHOPアイでは、注文完了後に希望のレンズ度数をメールにてやり取りする流れになります。

    R/S【 】C【 】AX【 】
    L/S【 】C【 】AX【 】

    JINSの情報にあるSPH、CYL、AXS書き込んで、画像キャプチャーもメールに添付して送付しました。

    ROOXでのやり取りも同じですが、ROOXのサイトでは度数情報を入力する以外にも、度数が記載されているデータをそのまま送付することが可能です。

    ROOXでは処方データを送れる

    メガネの度数情報って、普段見ないし使わないからデータを直接送れるのはとても便利。間違った度数のレンズが届くなどのトラブルも起こりません。

    また、どちらもショップのレスポンス・納期は早く、メガネSHOPアイではオーダー2日後には到着。

    ROOXでは特殊なレンズを購入したため少し納期がかかりましたが、それでも1週間前後で到着しました。現在のROOXの納期はご注文日から約6営業日での発送が目安です。

    メガネSHOPアイは楽天内ショップのため、多くのユーザーが個人情報を新規で登録する必要がない、他で買い物したポイントが使えるなどのメリットがありますが、度付きレンズの発注のしやすさという観点では度数情報をデータで送れるROOXに軍配が上がります。

    どんなレンズ商品が届く?

    以下が到着したQuest 2用のレンズ商品一式です。

    まずはメガネSHOPアイ。左右のレンズ、レンズケース、説明書きが同梱されています。

    続いてROOX。

    ROOXはレンズケースが付いていない代わりにレンズ拭きの布が同梱されていました。

    レンズはQuest2に付けっぱなしになるので、レンズケースの使用用途はほぼありません。レンズ拭きの布のほうがありがたいです。

    また、どちらのショップのレンズも、度付きのレンズとQuest2に装着するためのアタッチメント(メガネスペーサー)がセットになっています。

    Quest 2のディスプレイにはレンズを引っかけるためのフックが用意されており、このフックに土台部(アタッチメント)を取り付けます。土台部とレンズフレームはマグネットで固定する仕組みで、パチッと乗せるだけでしっかり安定します。

    アタッチメントとレンズが分かれている理由は、以下の通りです。

    • レンズの掃除をしやすい
    • 他のメガネが不要なユーザーがQuest2を使用するときに簡単に取り外せる

    レンズの見え方・値段の違いは?

    上がメガネSHOPアイのレンズ、下がROOXのレンズ(ブルーライトカットタイプのため色がついている)

    どちらのレンズも度数情報は同じで作っているため、装着時の見え方は基本的に同じです。

    ROOXのレンズはブルーライトカット機能を追加したものを購入しましたが、実際に装着してみると色味の違いはほとんど分かりませんでした。

    なお、現在のROOXのラインナップではブルーライトカットレンズは廃止されており、代わりにHEVを94%カットするルティーナ系レンズや、グレア・ゴーストを抑える超低反射レンズが選べるようになっています。目の健康が気になる方にはルティーナ系、VRの没入感を重視する方には超低反射系がおすすめです。

    ※購入当時の価格:メガネSHOPアイ ブルーライトカット:12,350円、ROOX ブルーライトカット:7,430円

    磁石強度はROOXのレンズが強い

    上の写真はそれぞれのアタッチメント部分。

    上がメガネSHOPアイ、下がROOXのアタッチメントですが、磁石の数がそれぞれ異なります。(メガネSHOPアイが2つずつ、ROOXが3つずつ)

    この磁石がアタッチメントとレンズをくっつける役割を果たすのですが、ROOXの方が3つ付いているため磁石強度が強く外れにくいです。

    度付きレンズの装着方法

    専用度付きレンズをQuest2に装着するのには、メガネスペーサー(アタッチメント)をQuest2に取り付け、その後、度付きレンズをメガネスペーサーに磁石でくっつけるという流れです。

    Quest2のレンズの下に小さな凹みが見えますね。この凹みが3か所あり、この凹みにメガネスペーサーのツメをはめ込んでいくところからスタートします。

    メガネスペーサーを取り付ける際、ツメが思いのほか硬く苦労しました。

    ちょっとした苦労はありましたが3分も作業していれば取り付けられます。

    アタッチメントが装着された状態

    メガネスペーサーが取り付けられた後は、レンズを磁石の位置に合わせて装着するだけで完成。

    ※各レンズ左右2か所ある銀色の丸い部分が磁石になっています

    度付きレンズが取り付けられた状態

    度付きレンズを取り付けてみた感想

    実際に度付きレンズを取り付けてQuest2を楽しんでいる感想ですが、とにかく秀逸です。

    今までメガネで我慢しながらQuest2を楽しんでいたのを後悔したのはもちろんですが、現実世界でメガネをかけて暮らしているよりも、Quest2を装着してVR環境の中で遊んでいるときの方が視界がくっきりと見えているレベルで快適です。

    Quest2の眼鏡問題で悩んでいる暇あったらさっさと買ったほうが幸せになれる、と感じました。

    Quest2メガネ勢は度付きレンズを購入した方が幸せ

    Meta Quest 2の度付きレンズについて紹介してきました。

    Quest 2はメガネでも楽しむことが出来ますが、眼鏡が合わない・痛くなる・ピントが合わないなど様々な問題が生じます。

    度付きレンズを購入することで、眼鏡をかけずともくっきりとしたVR世界が広がり快適に楽しむことができるようになります。

    それなりの出費はありますが、Quest2をこれから楽しむ時間を考えたら決して高い買い物ではありません。

    大切なことなのでもう一度言います。

    Quest2の眼鏡問題で悩んでいる時間があったら、今すぐ度付きレンズを購入した方が幸せです。

    Quest 3やQuest 3Sへの乗り換えを検討している方へ

    Quest 2は2024年に販売終了となり、後継機としてQuest 3SとQuest 3がラインナップされています。

    Quest 2で度付きレンズの快適さを体験した方であれば、新機種でも度付きレンズの導入がおすすめです。ROOXでは全機種に対応した度付きレンズを販売しており、注文方法もQuest 2のときと同じ流れで購入できます。

    ただし、Quest 2用のレンズをQuest 3やQuest 3Sに流用することはできません。機種ごとに専用のレンズを購入する必要があります。

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