ホリパッド TURBO ミニは、HORIから発売されたNintendo Switch 2用の小型有線コントローラーです。
幅約13cm・質量約170g(ケーブル含む)のミニサイズで、子供や手の小さい方の手にちょうど良く収まります。
3,280円(税込)という価格は純正のProコントローラーの3分の1ほどで、お子さん用にも、2台目のコントローラーにも選びやすい水準。Nintendo Switch 2のほか、従来のSwitchにも対応しています。
本記事では、そんなホリパッド TURBO ミニの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。
ホリパッド TURBO ミニの基本的な仕様
ホリパッド TURBO ミニの基本的な仕様として、スペック・同梱品・デザイン・重量比較・各種設定・HORIについて、順に紹介していきます。
スペックと特徴

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年4月25日 |
| 価格 | 3,280円(税込) |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2(Switch/Switch 有機ELモデルでも使用可) |
| 接続方式 | USB Type-A有線(ドック接続) |
| ケーブル長 | 約3m |
| サイズ | 幅約13cm × 奥行約7cm × 高さ約4cm |
| 質量 | 約170g(ケーブル含む) |
| 連射機能 | 連射/連射ホールド(秒間5・10・20回の3段階) |
| カラー | ブラック/ソーダ/ライム/カシス/モカ |
| 型番 | NSX-222〜226 |
ホリパッド TURBO ミニの主な特徴は、以下の通りです。
- 従来のホリパッドと比べて大幅に小型・軽量化したミニサイズ
- 任天堂公式ライセンス商品
- 秒間5・10・20回の3段階で切り替えられる連射/連射ホールド機能
- Switch 2の「Cボタン」を搭載
- ジャイロや振動などを省いたシンプルな構成
最大の特徴は、そのコンパクトさです。従来のホリパッドが幅約15.5cm・質量約246gなのに対し、本機は幅約13cm・質量約170g(ケーブル含む)まで小型化されています。
それでいてスティック2本・十字キー・ZL/ZRを含む操作系はひと通り備わっており、Switch 2で追加された「Cボタン」にも対応しています。Cボタンは、離れた友達と通話しながら遊べる「ゲームチャット」を呼び出すボタンです。
一方で、以下の機能は搭載されていません。それぞれ、実際に何ができなくなるのかを添えておきます。
| 非搭載の機能 | 実際に困る場面 |
|---|---|
| ジャイロセンサー・加速度センサー | 本体を傾けて照準を合わせる操作ができません。『スプラトゥーン』シリーズのようにジャイロ照準が前提のゲームは、かなり不利になります |
| 振動機能(HD振動2) | 手元に振動が返ってきません |
| 本体のスリープ解除 | このコントローラーだけでSwitch 2を起こせません。電源を入れる操作は、本体かJoy-Con 2で行う必要があります |
| amiiboの読み書き | amiiboをタッチできません |
| プレイヤーランプ・おしらせランプ | 何番目のコントローラーかを示すランプがありません |
| ヘッドホンマイク端子 | コントローラーにイヤホンを挿せません |
影響が大きいのは、ジャイロセンサーとスリープ解除の2つです。
同梱品

ホリパッド TURBO ミニの同梱品は、以下の通りです。
- コントローラー本体(USBケーブル一体型・約3m)
- 取扱説明書
- サンキューカード
本体と説明書類のみのシンプルな構成。ケーブルは本体に直付けされており、着脱はできません。
デザイン

ホリパッド TURBO ミニのデザインを、写真とともに紹介していきます。
半透明のスケルトンボディが目を引く正面デザイン。今回購入したカラーは「ソーダ」で、淡いブルーの筐体に白のスティックと紺の十字キーが組み合わされています。ボタンまわりを見ると、内部の構造がうっすらと透けています。

中央に並ぶのは、-・+・キャプチャー・HOME・Cボタン。中央ボタン群の下にはTURBO LEDのスリットがあり、連射の設定時にはここが設定した速度に応じて点滅します。

XYABボタンはつや消しのブラックに白の刻印。スティックは白いキャップで、淡いブルーの本体色との組み合わせが可愛らしい見た目になっています。

上面にはL/RボタンとZL/ZRトリガーを配置。ブラックのパーツで、淡い本体色とのコントラストがアクセントになっています。

背面はフラットで、背面ボタンの類はありません。中央に製品ラベルが貼られただけの、すっきりした面構成です。

表面はマットな手ざわりで、グリップは丸みのある形状です。全体としてポップな色使いがまとまっていて、デスクに置いてあるだけで可愛らしい存在感があります。
他の主要ゲームコントローラーとの重量比較

ホリパッド TURBO ミニの重量を、他の主要コントローラーと比較しました。実測では、本体のみで95.5g、ケーブルを含めると163.5gという結果。公式表記の約170g(ケーブル含む)とおおむね一致しています。
| 製品名 | 実測重量 |
|---|---|
| ホリパッド TURBO ミニ(本体のみ) | 95.5g |
| ホリパッド TURBO ミニ(ケーブル込み) | 163.5g |
| Nintendo Switch 2 Proコントローラー | 238.0g |
純正のSwitch 2 Proコントローラー(238.0g)と比べると、ケーブル込みでも74.5g軽い数値です。本体のみなら142.5g軽く、純正プロコンの半分以下に収まります。
有線コントローラーはケーブルを机に這わせて使うため、プレイ中に手元で感じる重さは、本体のみの95.5gに近くなります。小さな手でも扱いやすい重量バランスだと言えます。
各種設定

ホリパッド TURBO ミニの設定は、すべて本体側のボタン操作で完結します。設定用のソフトウェアやアプリは必要ありません。設定できる項目は、以下の通りです。
- 連射モード(設定したボタンを押している間だけ連射)
- 連射ホールドモード(設定したボタンを押していなくても自動で連射)
- 連射OFF(ボタンごとの解除)
- 全ボタン連射OFF(設定を一括でリセット)
- 連射速度の切り替え(秒間5・10・20回の3段階)
連射モードは、TURBOボタンを押しながら対象のボタンを押すだけで設定できます。連射ホールドも同じ手順で、TURBOボタンと組み合わせるボタンを変えるだけです。設定できるのはA・B・X・Y・L・R・ZL・ZR・Lスティックボタン・Rスティックボタン・十字キーで、十字キーの上下左右には連射ホールドを設定できません。
連射速度は、TURBOボタンを押しながら右スティックを上下に入力して切り替えます。初期状態では秒間10回に設定されており、上方向で20回まで、下方向で5回まで段階的に変わる仕組みです。
どのボタンに連射を設定したか分からなくなった場合は、TURBOボタンと-ボタンの同時押しで、全ボタンの連射をまとめてOFFにできます。設定を最初からやり直したいときも、この操作で戻せます。
HORIについて
HORI(株式会社ホリ)は、任天堂やソニーのゲーム機に対応した周辺機器を手掛けるメーカーです。コントローラーからアーケードスティック、ヘッドセットまで幅広く展開しており、任天堂公式ライセンス商品も数多く手掛けています。北米・英国・中国にも関連会社を持ちます。
本機は、同社の「ホリパッド TURBO」シリーズを小型化したモデルにあたります。
ホリパッド TURBO ミニを使った感想

箱から取り出してまず驚いたのが、その小ささです。Switch 2の本体と並べると、サイズの差がよく分かります。色も可愛らしく、今回選んだ「ソーダ」は淡いブルーの半透明ボディです。
握ってみると、一般的な成人男性の手にはやはり小さめ。ただ、しばらく遊んでいるうちに、その小ささは気にならなくなってきました。小さいことが操作の不利につながる場面も、とくにありません。
各パーツの質感やビルドクオリティについては、価格なりというのが正直なところ。ボタンやスティックを動かすとカチャカチャとした感触があり、高級感を求める製品ではありません。とはいえ、ゲームプレイに支障が出るような場面はありませんでした。
ケーブルの取り回しは、最初こそ煩わしく感じます。こちらも使っているうちに慣れてくる部分です。ただ、接続端子がUSB Type-Aである点は遊び方に関わってくるので、購入前に知っておきたいところ。この点は後ほど詳しく触れます。
ホリパッド TURBO ミニの良いところをレビュー
ここまで、ホリパッド TURBO ミニの基本的な仕様や全体的な感想について紹介してきました。今度は、実際に使い込んで見えてきた、ホリパッド TURBO ミニの良いところについてレビューしていきます。
子供や手の小さい方にちょうど良いミニサイズ

ホリパッド TURBO ミニのサイズは、幅約13cm × 奥行約7cm。純正のSwitch 2 Proコントローラーと並べると、大きさの差がはっきり分かります。
純正プロコンは大人の手を前提としたサイズなので、小学生くらいのお子さんが握ると、ZL/ZRまで指が届かず持ち方が窮屈になりがちです。その点、本機は写真の通りひと回り小さく、子供の手のひらにすっぽりと収まります。
重量も本体のみで実測95.5gと、純正プロコンの半分を下回る軽さ。小さな手で長時間握っていても、腕や手首への負担は小さく抑えられます。
お子さん用の1台としては、ちょうど良いサイズ感だと言えます。手が小さめの大人の方にとっても、選択肢に入りやすい大きさです。
成人男性の手でも慣れれば問題なく、ボタンの誤爆も起きにくい

小型コントローラーで心配になるのが、ボタン間隔の狭さによる誤爆です。実際に一般的な成人男性の手で握ってみましたが、隣のボタンを押してしまうような誤操作は起きませんでした。
ボタン自体は小さめながら、XYABの間隔には十分な余裕があります。指を置いたときに複数のボタンにまたがってしまうことがないので、狙ったボタンを確実に押せる配置です。
ストリートファイター6をプレイしたところ、ボタン同士が近いことが、むしろ同時押しのしやすさにつながる場面もありました。指を大きく動かさずに2つのボタンへ届くので、同時押しの入力がしやすいのです。
握った直後は小ささに戸惑うものの、遊んでいるうちに気にならなくなる程度。子供向けのイメージが強い製品ですが、大人が握っても実用に足りる操作性です。
3,000円台で手に入る任天堂公式ライセンス商品

ホリパッド TURBO ミニは、任天堂の公式ライセンス商品です。パッケージには「Official Nintendo Licensed Product」のマークが記載されています。
安価なサードパーティ製のコントローラーを探すと、メーカー名も聞いたことがない製品が並び、どれを選べばいいのか分からなくなりがちです。ライセンス商品は任天堂の審査を通っているため、この「どれを買えばいいのか分からない」という状態を避けられます。
先に触れた通り、各パーツの質感やビルドクオリティは価格なり。ただ、ゲームをプレイするうえで支障になる場面はなく、3,280円という価格を考えれば十分な内容です。
純正のSwitch 2 Proコントローラーは9,980円(税込)。本機はその3分の1ほどの価格で買えます。背面ボタンを常用しているような方でなければ、これ1台でことは足ります。
全5色から選べるスケルトンカラー

ホリパッド TURBO ミニは、ブラック・ソーダ・ライム・カシス・モカの全5色展開です。5色すべてが半透明のスケルトン仕様で、色によって印象が大きく変わります。今回選んだソーダは、淡いブルーが涼しげな配色です。
内部の構造がうっすら透けて見える質感が可愛らしく、置いてあるだけで気分が上がる見た目です。ゲーミングデバイスにありがちな黒一色の見た目ではないので、リビングのテレビ前に置いてあっても悪目立ちしません。
家族で複数台そろえる場合は、色で持ち主を分けられます。お子さんに好きな色を選んでもらう買い方もできそうです。
黒基調で落ち着いたブラックから、明るいソーダやライムまで。好みに合わせて選べます。
変換アダプタを使えば、テーブルモードでも遊べる

本機の接続端子はUSB Type-Aなので、そのままではSwitch 2本体に挿せません。ただ、Switch 2の本体上部にあるUSB Type-C端子は、任天堂のサポートページで「周辺機器の接続やテーブルモードでの充電などに使用します」と案内されています。
そこで、USB Type-A(メス)をType-C(オス)に変換するアダプタを用意し、本体上部の端子に接続。結果、ホリパッド TURBO ミニは問題なく動作しました。キックスタンドを立てて本体を置く「テーブルモード」であれば、ドックを使わずに遊べます。
ドックを置いていない部屋にSwitch 2を持ち込んだときや、テレビを家族に使われているときでも、この方法なら本機で遊べます。用意するのは数百円のアダプタひとつ。
遊ぶ場所がテレビの前に限られないというのは、お子さん用の1台としては使い勝手のいいところです。
ホリパッド TURBO ミニの気になる点をレビュー
ここまで、ホリパッド TURBO ミニの良いところについてレビューしてきました。全体的な完成度は価格を考えれば十分ですが、購入前に押さえておきたい点もいくつかあります。
全体的にカチャカチャとした操作音がする

ボタンやスティックを操作すると、全体的にカチャカチャとした音と感触があります。音そのものも安っぽく、静かな部屋で遊んでいると耳につく場面がありました。
スティックを大きく倒したときに外周へ当たる音、ボタンを押し込んだときのクリック音。どちらも小さいとは言えません。深夜に家族が寝ている横で遊ぶような使い方だと、気になる方はいるはずです。
とはいえ、3,280円という価格を考えれば、ここは仕方のない部分。操作音の大きさがゲームプレイそのものを妨げることはなく、ゲーム音を出して遊ぶ環境であれば気になりません。
ZL/ZRトリガーは幅が狭く、指に違和感が残る

ZL/ZRトリガーは、純正プロコンと比べると幅の狭いつくり。持ち替えると、指を置く面積が足りずに違和感を覚えます。
指先だけでトリガーを支える形になるため、長めのプレイでは負担を感じる場面もありました。トリガーを多用するゲームを遊ぶなら、把持感の違いは意識しておきたいところです。
こちらも慣れの問題で、しばらく使っていると自然な持ち方に落ち着いてきます。もともと手の小さい方であれば、指の位置が収まりやすいぶん違和感は小さいはずです。
USB Type-A接続のため、ドックにつなぐのが基本になる

ホリパッド TURBO ミニの接続端子は、USB Type-A。取扱説明書でも、Switch 2ドック(本体を差してテレビに映すための台)のUSB端子につなぐ使い方が案内されています。テレビやモニターに映して遊ぶのが、メーカーの想定する使い方です。
Switch 2本体の端子はUSB Type-Cなので、そのままでは本体に挿せません。先に触れた通り、変換アダプタを使えばテーブルモードでも遊べますが、アダプタなしならドックにつなぐ形になります。
ケーブルの取り回しも、最初は煩わしく感じました。ただ、机の上を這わせる位置が定まってしまえば気になりません。ケーブルの長さは実測で3mあり、テレビから少し離れたソファに座っても届く長さです。
有線には利点もあります。充電が要らないので、お子さんが遊ぼうとしたときにバッテリー切れで待たされることがありません。ドックに挿しっぱなしにしておける1台としては、むしろ扱いやすい仕様です。
まとめ

本記事では、ホリパッド TURBO ミニの良いところと気になる点についてレビューしてきました。
ホリパッド TURBO ミニは、幅約13cm・実測95.5g(本体のみ)のミニサイズに、連射/連射ホールド機能とSwitch 2のCボタンを備えた有線コントローラー。純正プロコンの半分以下という軽さで、子供や手の小さい方の手にちょうど良く収まります。
一方で、ボタンやスティックのカチャカチャとした操作音や、幅の狭いZL/ZRトリガーには価格なりの部分が見えます。USB Type-A接続なのでドックにつないで遊ぶのが基本ですが、変換アダプタを使えばテーブルモードでも動作しました。ドックの前でしか使えない製品ではありません。
そんなホリパッド TURBO ミニは、以下のような方におすすめします。
- お子さん用のコントローラーを探している方
- 家族や友人と遊ぶための2台目のコントローラーが欲しい方
- 手が小さめで、純正プロコンを大きいと感じている方
- 連射機能付きのコントローラーを3,000円台で手に入れたい方
逆に、ジャイロ操作が前提のゲームをメインで遊ぶ方には向きません。また、本体を手に持つ携帯モードで遊びたい方も、構造上このコントローラーの出番はありません。この2点に当てはまらないのであれば、3,280円という価格に対して十分な満足感が得られる1台です。

