ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2レビュー|カラーバリエーションが楽しい公式ライセンスの安心コントローラー

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2は、HORIが手がける任天堂公式ライセンスのワイヤレスコントローラーです。

カラーはミストブラック・アクアシアン・フロストホワイト・シャインイエロー・ルビーマゼンタの5色展開で、前面がクリアな筐体になっています。落ち着いた黒から映える鮮やかな色まで選べるので、手元に置くコントローラーを見た目から選びたい方にも向いています。

機能面でも、摩耗に強いTMRスティックに、連射・連射ホールド、ボタンの割り当てまで備えていて、純正のProコントローラー2が高い、あるいは手に入りにくいと感じている方の1台目として選びやすい仕上がり。

価格は7,980円で、Nintendo Switch 2に加えてSwitch・Switch Lite・Switch(有機ELモデル)にも対応しています。

本記事では、5色のうちアクアシアンを実際に使いながら、良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。

目次

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の基本的な仕様

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の基本的な仕様として、スペック・同梱品・デザイン・重量比較・各種設定・HORIについて、順に紹介していきます。

スペックと特徴

項目内容
製品名ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2(NSX-131/アクアシアン)
外形寸法約14.5×11.4×5.7cm(幅×奥行×高さ)
質量約235g(実測230.5g)
接続方式Bluetooth 5.0による無線接続(2.4GHz帯/最大通信距離約10m)
スティックTMR(トンネル磁気抵抗)スティック
連射機能連射/連射ホールド(秒間約5・10・20回の3段階)
センサージャイロセンサー/加速度センサー
バッテリー連続動作 最大約10時間/充電 約3時間
対応機種Switch 2/Switch/Switch Lite/Switch(有機ELモデル)
同梱ケーブル充電用USBケーブル(USB Type-A to Type-C/約2m)
非搭載機能振動機能・amiibo読み書き・ヘッドホンマイク端子・スリープ解除
価格7,980円(税込)

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の主な特徴は、以下の通りです。

  • 任天堂公式ライセンスを取得したワイヤレスコントローラー
  • 摩耗による誤動作が起きにくいTMRスティックを採用
  • 連射・連射ホールドを秒間約5・10・20回の3段階で切り替え可能
  • ボタンの割り当て(アサイン)や2ボタン同時押しの設定に対応
  • アサイン設定を2パターンまでプロファイル保存できる
  • ジャイロセンサー・加速度センサーを搭載

軸になるのは、任天堂公式ライセンスという安心感。ライセンス商品は本体側のシステム更新後も動作が確認されている前提で作られているため、非公式の格安コントローラーで起こりがちな「アップデート後に認識しなくなる」という不安を抱えずに使えます。

スティックには、TMRスティックが採用されています。TMR(トンネル磁気抵抗)というのは、磁気の変化を非接触で読み取る方式のことで、部品同士が擦れないぶん、摩耗が原因の誤動作が起きにくいとされています。従来の当社製品より高精度・高耐久を実現しているとHORIが公表している、本機の中核となる部分です。

連射やアサインといった操作面の機能も、この価格帯でひと通りそろっています。純正のProコントローラー2にはない連射機能を、7,980円で使えるのは大きな魅力です。

同梱品

同梱品は、以下の通りです。

  • コントローラー本体 ×1
  • 充電用USBケーブル(USB Type-A to Type-C/約2m)×1

同梱されるのは本体と充電用ケーブルのみで、あとは購入者向けのカードと、取扱説明書のQRコードが記載されたカードが入っています。取扱説明書は紙ではなくWeb上で参照する形です。

なお、このケーブルはあくまで充電用です。本機はワイヤレス専用のため、ケーブルでつないでも有線でのプレイはできない点は、購入前に押さえておきたいところです。

デザイン

正面は、透けたクリアブルーの筐体に、黒いボタンとスティックが乗る配色。ABXYボタンや十字キー、2本のスティックは、Switchシリーズでおなじみの並びに沿っていて、初めて手にしても迷いません。

中央には、−ボタンやキャプチャーボタンと並んで、青と赤白のタイル柄が入ったHORIボタンが配置されています。

連射やアサインを呼び出す設定用のボタンで、この色使いがモノトーンになりがちなボタンまわりのアクセントになっています。右スティックの左下には、ゲームチャットを呼び出す黒いCボタンも備えています。

上面に並ぶのは、L・R・ZL・ZRの各ボタンと、中央の充電用USB Type-Cポート、その隣のペアリング用の小さなボタン。天面も半透明で、内部がうっすらと透けて見えます。

背面は、さらりとした水色のマット仕上げ。中央にボタンロックの切替スイッチ、左右のグリップ寄りにFL・FRの背面ボタンが並びます。

グリップは、内側に向かって少しカーブする形状です。

表面はさらっとした質感で、握った指が引っかかるようなラバー加工はありません。透明なボディを通して内部のプリントが見えるので、机に置いておくだけでも目を引く仕上がりです。

他の主要ゲームコントローラーとの重量比較

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の重量を、純正のProコントローラー2と並べて計測しました。

製品重量(実測)
ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2230.5g
Nintendo Switch 2 Proコントローラー238.0g

実測では、本機が230.5g、純正のProコントローラー2が238.0gという結果でした。公称の約235gよりもやや軽く、純正よりも7.5g軽い数値です。

並べてみると、本機のほうが横幅は大きめに見えます。それでいて重量は純正を下回っているので、サイズのわりに軽く感じられるのが特徴です。長めのプレイでも、手に構える負担が小さく抑えられています。

各種設定

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の設定は、中央のHORIボタンと他のボタンの組み合わせで行います。本体側のボタン操作で完結する形です。

本体で設定できる項目は、以下の通りです。

  • 連射/連射ホールド(秒間約5・10・20回の3段階)
  • アサイン(ボタンの割り当て・複製・入れ替え・無効化)
  • 2ボタン同時押しの割り当て
  • プロファイル保存(2パターン)

連射は、HORIボタンを押してから連射したいボタンを指定して設定します。ボタンを押している間だけ連射する通常の連射と、手を離しても入力が続く連射ホールドを切り替えられるので、レースゲームでの周回や、同じ入力をくり返す場面で役立ちます。

背面には、FL・FRの2つのボタンがあります。アサイン機能で好きな機能を割り当てて使えるボタンで、狙いを定める操作やダッシュなどを、指の届く背面に置いておけます。

そしてもう1つ、知っておきたいのがボタンロック機能です。背面のスイッチを切り替えることで、正面中央のボタンを2段階でロックできます。ロック1ではHORI・HOME・キャプチャーの各ボタンが、ロック2ではそれに加えて+・−ボタンが無効化されます。対戦中の誤操作を防ぐための機能です。

このロックが有効になっていると、+ボタンやHOMEボタンが反応しなくなります。

実際に試用中、これらのボタンが反応せず戸惑ったのですが、原因はボタンロックが有効になっていたことでした。背面ボタン用のロックだと思い込んでいたのが取り違えの理由で、ロックを解除したところ、いつも通り反応するようになりました。

説明書を読まずに使い始めると同じように戸惑う可能性があるので、正面のボタンが効かないと感じたときは、まず背面のロックスイッチを確認するのがおすすめです。

HORIについて

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2を手がけるHORI(株式会社ホリ)は、日本のゲーム周辺機器メーカーです。任天堂やソニーの公式ライセンスを取得した周辺機器を数多く展開していて、コントローラーやアーケードスティックなどで知られています。

本機のシリーズには、有線接続のホリパッドTURBOもあります。今回のワイヤレス版は、従来のワイヤレスホリパッド(約180g)から中身を一新したモデルで、いちばんの変更点がTMRスティックの採用です。有線か無線か、必要な機能に応じて選べるラインナップになっています。

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2を使った感想

箱から取り出して最初に伝わってくるのは、クリアなアクアシアンの筐体が持つ爽やかな見た目です。透明なボディの内側にプリントが透けて見え、机に置いてあるだけでもテンションが上がる仕上がりです。

握ってみると、グリップの表面はさらっとしていて、乾いた指だとどちらかというとツルッとした感触です。ただ、実際にプレイして手が温まってくると、印象が変わりました。マリオカートやストリートファイター6で熱くなり、手に汗をかいてくる場面では、むしろ手のひらに吸い付くように収まってくれます。乾いているときと汗ばんだときで、握り心地の印象が変わるグリップです。

ボタンやスティックの操作感は、Switchシリーズに慣れていれば違和感なく入れます。ストリートファイター6での細かなスティック入力も狙った通りに反応し、ジャイロ操作も問題なく動いてくれました。

一方で、作りの質感には価格なりの部分もあります。このあたりの気になる点については、後の章で詳しく触れていきます。

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の良いところをレビュー

ここまで、ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の基本的な仕様や全体的な感想について紹介してきました。今度は、実際にマリオカートやストリートファイター6をプレイしながら感じた、良いところについてレビューしていきます。

連射もアサインも使える、公式ライセンスの安心感

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2は、任天堂の公式ライセンスを取得した正式なライセンス商品です。ライセンス商品は本体との適合性が確認された前提で作られているため、非公式の格安コントローラーで起こりがちな、システム更新後に認識しなくなるといった不安を抱えずに使えます。

そのうえで、連射・連射ホールドやアサインといった、純正のProコントローラー2にはない操作機能を備えています。連射は周回プレイやくり返し入力の場面で、アサインは自分の使いやすいボタン配置への変更で活躍する機能。

純正コントローラーだけでは物足りない部分を、手頃な価格で補ってくれます。7,980円という価格でこれらの機能がひと通りそろっているのは、1台目のサブコントローラーとして選びやすいポイントです。

純正のProコントローラー2より軽く、長時間でも構えやすい

実測での重量は230.5gで、純正のProコントローラー2の238.0gよりも軽い数値でした。

横幅は純正より大きめに見えるのですが、実際の重さはむしろ下回っています。大きく見える見た目と、実際に持ったときの軽さのギャップが、本機の握り心地の特徴です。

マリオカートのグランプリを何戦も続けてプレイしても、手に構える負担が少なく、重さで手や腕が疲れる感覚はありませんでした。コントローラーは長時間握り続けるものだけに、わずかな重量差でも、遊び終わったあとの手の疲れ方に差が出てきます。

サイズのわりに軽い作りは、腰を据えて長く遊ぶ場面ほど扱いやすさにつながります。数字にすると小さな差ですが、握り続ける手にとっては無視できないポイントです。

摩耗に強い「TMRスティック」を採用

本機のスティックに使われているTMRは、部品が物理的に接触しないぶん、長く使ったときの強さに違いが出ます。スティックは、コントローラーの部品のなかでも入力の頻度が高く、劣化が現れやすい箇所です。

スティックを長く使っていると、勝手に入力が入るドリフト現象が起こることがあります。物理的に接触する従来方式では、部品の摩耗とともに避けにくくなるトラブルです。非接触で検出するTMRは、こうした摩耗由来の不具合に強いとされていて、購入後に長く付き合っていくうえで心強い仕様だと言えます。

毎日のように握るメインのコントローラーほど、この耐久性の差は見過ごせない部分です。

ボタン一つでゲームチャットを呼び出せる

正面の右スティック横には、ゲームチャット用のCボタンが配置されています。実際に押してみると、コントローラーのボタン一つでゲームチャットを呼び出すことができました。本体のメニューをたどったり、別の操作を挟んだりせずに済みます。

ゲームチャットは、Switch 2でフレンドと画面や音声を共有しながら遊べる機能です。通話しながらプレイする機会が多い方にとっては、専用ボタンが手元にあると、遊びの途中でもすぐに呼び出せます。オンラインでの協力プレイや、離れた相手とのボイスチャットを日常的に使う方ほど、この手軽さの恩恵は大きいはずです。

チャットを使わない方には出番の少ないボタンですが、よく使う方にとっては嬉しい配慮だと言えます。

クリアで鮮やかなカラーバリエーションを選べる

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2は、ミストブラック・アクアシアン・フロストホワイト・シャインイエロー・ルビーマゼンタの5色展開です。クリアな筐体で、内部のプリントがうっすらと透けて見えます。

今回使ったアクアシアンは、爽やかな水色のクリアボディが目を引く1台。透明なボディ越しに内部の意匠が見えるので、プレイしていないときも机の上で映えてくれます。落ち着いた黒がよければミストブラック、鮮やかさで選ぶならイエローやマゼンタと、好みに合わせて選べるのも楽しいところです。

性能だけでなく見た目でコントローラーを選びたい方にも応えてくれるラインナップです。

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の気になる点をレビュー

ここまで、良いところについてレビューしてきました。7,980円で公式ライセンスの安心と操作機能を備えた1台ですが、一部には気になる点もあります。

純正より大きく、手の小さい方は確認しておきたい

本機は、純正のProコントローラー2と並べると横幅が大きめの作りです。

グリップは内側にカーブする形状で握りやすさに配慮されていますが、全体のサイズそのものは純正よりも一回り大きく感じられます。手の大きい方にとってはしっかり握り込めるサイズ感である一方、手の小さい方だと、指の届きやすさや握ったときの余り具合が気になる場面もあるかもしれません。

今回試した限りでは、握りにくさを感じることはありませんでした。ただ、手のサイズや指の長さには個人差があるため、この点だけは実際に触ってみないと判断しづらいところです。

可能であれば、店頭などで実物を握って、自分の手に合うかを確認してみるのがおすすめです。

作りは価格なりで、質感を重視する方は好みが分かれる

全体の作りは、価格を考えれば納得できるものの、上位のコントローラーと比べるとやや軽い印象があります。プラスチックの質感やボタンまわりの仕上げには、手に取ったときにどことなくおもちゃっぽさを感じる部分もありました。ずっしりとした剛性感や、上位機のような塗装の高級感を期待すると、少し物足りなく映るかもしれません。

とはいえ、7,980円という価格を踏まえれば、この仕上がりは十分に許容できる範囲です。実際のプレイで操作に支障が出るような安っぽさではなく、あくまで手触りの質感の話にとどまります。

高級感よりも、機能と価格のバランスを重視する方であれば、気になりにくい部分です。

振動・amiibo・スリープ解除は非搭載

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2には、振動機能・amiiboの読み書き・ヘッドホンマイク端子・本体のスリープ解除が搭載されていません。純正のProコントローラー2にある機能の一部は省かれています。

個人的に物足りなさを感じたのは、振動機能がないことです。Switchのゲームには、操作に合わせた振動でプレイの手応えを演出するタイトルが多く、この体感が味わえないのは惜しいところ。本体の軽さとのバランスや価格を考えれば、割り切られた部分なのだろうと思いますが、振動でゲームの臨場感を楽しみたい方は、あらかじめ知っておきたいポイントです。

amiiboの読み書きについては、そもそも純正以外のコントローラーには基本的に搭載されていない機能なので、社外品としては珍しい仕様ではありません。amiiboを使う場面では、本体や純正コントローラーを併用する形になります。

もう1つ、純正のProコントローラー2にはあってこちらにないのが、本体のスリープ解除です。純正なら手元のボタンで本体を起こせますが、本機ではその操作ができないため、遊び始めるたびに本体側の電源を押す必要があります。毎日のように使うと、この一手間が気になる場面もあるかもしれません。

とはいえ、これらはいずれも操作の精度そのものに関わる機能ではありません。連射やアサインといった操作機能を重視する方であれば、十分に割り切れる範囲だと言えます。

まとめ

本記事では、ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2の良いところと気になる点についてレビューしてきました。

ワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2は、任天堂公式ライセンスの安心感に、TMRスティックや連射・アサインといった操作機能を備えたワイヤレスコントローラーです。実測230.5gと純正のProコントローラー2より軽く、5色のカラーバリエーションから見た目で選べるのも楽しいポイント。作りの質感や本体サイズ、非搭載機能といった割り切りはあるものの、7,980円という価格を踏まえれば、納得できるバランスにまとまっています。

そんなワイヤレスホリパッド TURBO for Nintendo Switch 2は、以下のような方におすすめです。

  • 純正のProコントローラー2が高い、または手に入りにくいと感じている方
  • 連射・連射ホールド機能を使いたい方
  • 純正より軽いコントローラーを探している方
  • クリアな筐体や好みのカラーで、見た目からコントローラーを選びたい方

一方で、手の小さい方や、振動・amiiboを必ず使いたい方は、事前に確認しておくと安心です。総じて、公式ライセンスの安心感とカラーバリエーションを、手頃な価格で楽しみたい方におすすめのコントローラーだと言えます。

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