GameSir G7 Pro 8K PC(Aimlabs Edition)は、エイム練習ソフトAimlabsとコラボした、PC向けのワイヤレスeスポーツコントローラーです。
有線・2.4GHzワイヤレスのどちらでも8000Hzのポーリングレートに対応し、第2世代のMag-Res TMRスティックや切替式トリガー、4つの追加ボタンなど、競技志向の機能をひと通り押さえています。
価格は15,999円。充電スタンドや交換用パーツまで同梱しながら、Xbox Elite系の上位機より手の届きやすい価格帯に収まっています。
本記事では、そんなGameSir G7 Pro 8Kの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。
本レビューはGameSir様より製品を提供いただきレビューしてます。
GameSir G7 Pro 8Kの基本的な仕様
GameSir G7 Pro 8Kの基本的な仕様として、スペック・同梱品・デザイン・重量比較・各種設定・GameSirとG7 Proシリーズについて、順に紹介していきます。
スペックと特徴

GameSir G7 Pro 8Kの主なスペックと特徴を簡単に紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | GameSir G7 Pro 8K PC(Aimlabs Edition) |
| カラー | シアン×ブラック(半透明グリップ) |
| 重量 | 実測268.0g |
| サイズ | 152×103×58mm(公称) |
| 接続タイプ | 有線(USB-C)/2.4GHzワイヤレス/Bluetooth |
| 対応プラットフォーム | PC |
| ポーリングレート | 8000Hz(有線・2.4GHzワイヤレス) |
| スティック | Mag-Res TMRスティック Gen2(4096段階/12bit ADC) |
| トリガー | ホール効果アナログ+マイクロスイッチ切替(デュアルモードトリガーストップ) |
| ABXY | 光学式マイクロスイッチ |
| 十字キー | メカニカルマイクロスイッチ |
| 追加ボタン | 背面ボタン2(R4/L4・ロック式)+ミニバンパー2(R5/L5)/各最大32ステップマクロ |
| 振動 | デュアル非対称モーター |
| ジャイロ | 6軸 |
| ターボ | 3段階(10/20/30Hz) |
| バッテリー | 1200mAh |
| オーディオ | 3.5mmジャック(有線・2.4G接続時) |
| フェイスプレート | 三分割マグネット交換式 |
| ソフトウェア | GameSir Connect |
| 価格・マーク | 15,999円、技適取得済み(201-260107) |
GameSir G7 Pro 8Kの主な特徴は、以下の通りです。
- 有線・2.4GHzワイヤレスの両方で8000Hzポーリングに対応
- 磁気式の第2世代Mag-Res TMRスティック(4096段階)
- ホール効果とマイクロスイッチを切り替えられるデュアルモードトリガー
- 光学式ABXYボタンとメカニカル十字キー
- 背面ボタン2+ミニバンパー2の計4つの追加ボタン(ロック式・マクロ対応)
- ドングル収納付きの充電スタンドを同梱
- 三分割マグネット式フェイスプレートでパーツ交換が可能
GameSir G7 Pro 8Kの軸になるのは、有線と2.4GHzワイヤレスのどちらでも8000Hzのポーリングレートに対応している点。スティックには磁気式の第2世代Mag-Res TMRスティックを採用し、4096段階の高解像度で入力を検出します。
トリガーはホール効果のアナログ入力と、マウスのクリックに近いマイクロスイッチを、背面のスイッチで切り替えられます。さらに背面ボタン2つと、トリガー横のミニバンパー2つの、合計4つの追加ボタンを備えています。
入力の速さからスティック・トリガーの精度まで、PCでの競技プレイを意識した機能がひと通り揃っています。
同梱品

GameSir G7 Pro 8Kの同梱品は、以下の通りです。
- 本体 × 1
- 充電スタンド × 1
- 2.4GHzワイヤレスドングル × 1
- USB-A to USB-C 編込ケーブル(約3m) × 1
- ケーブルリテーナー × 1
- 交換用Dパッド 3種(丸ディスク・十字・丸4方向、ゴールド/丸ディスクは標準装着)
- 交換用スティックキャップ 4種・計8個
- Aimlabs+ 1ヶ月無料コード(カード) × 1
- ステッカー × 1
- 取扱説明書 × 1
同梱品は充実していて、本体や交換パーツに加えて充電スタンドまで揃っています。充電スタンドの底面には2.4GHzドングルを収めるスペースがあり、小さくて紛失しやすいドングルの置き場所に困りません。
USBケーブルは約3mと長めで、マジックテープ式のケーブルタイが付属するため、取り回しを調整しやすい作りです。
デザイン

GameSir G7 Pro 8Kは、Aimlabsのブランドカラーであるシアンを基調に、マットな黒を組み合わせたデザインです。左グリップには「AIMLABS」、右グリップには「8K polling rate」の印字が入っています。
前面は左右非対称のXbox配列で、中央にAimlabsのトライアングルロゴをあしらったホームボタンを配置。その周囲には、クロスヘアを思わせる同心円の柄が描かれています。Dパッドの位置にはゴールドの丸ディスクが装着され、黒とシアンの中で目を引くアクセントになっています。

グリップやトリガーは半透明仕上げで、内部のパーツがうっすら透けるメカメカしい見た目になっています。

グリップは、前面の半透明シアン部と背面の黒い部分で素材が分かれています。

前面は細かなダイヤ模様のテクスチャが入った樹脂、背面は手のひらが当たる部分にラバー素材を採用しています。前面の硬質な樹脂と背面のラバーで、握ったときの当たりを作り分けている構成です。

本体上部の中央にはUSB-Cポートを配置。その左右にLB/RBのショルダーボタンと、クリアなシアンのLT/RTトリガーが並びます。トリガーの根元には、後述するトリガーストップの切替スイッチが備わっています。

本体下側には3.5mmオーディオジャックがあり、その両脇にマイクミュートボタンとペアリングボタンを配置。手元のジャックにイヤホンを挿せるので、PC本体から長いケーブルを引き回さずに済みます。

背面はマットな黒で、左右にR4/L4の背面ボタン、中央に接続モード切替スイッチと充電用の接点を配置。シアンのグリップ縁が背面側にも回り込み、黒一色になりすぎないアクセントになっています。
他の主要ゲームコントローラーとの重量・サイズ比較

GameSir G7 Pro 8Kを、市場で広く使われている主要なゲームコントローラー5機種と並べて撮影しました。中央下が本機。比較対象は、Xbox系2機種、PS5、Switch、Steam Controllerの主要プラットフォーム純正機種です。形状やサイズ感の確認にご覧ください。

| 機種 | サイズ(横幅×奥行×厚み)※1 | 実測重量 |
|---|---|---|
| 初代Nintendo Switch Pro Controller | 約152×106×60mm | 248.5g |
| SONY DualSense | 約160×106×66mm | 282.0g |
| Xbox Wireless Controller | 約153×102×61mm | 242.5g(※2) |
| Steam Controller(2nd Generation) | 約160×120×64.2mm | 293.5g |
| GameSir G7 Pro 8K | 152×103×58mm(公称) | 268.0g |
| Xbox Elite Controller Series 2 | 約155×104×61mm | 330.0g |
※1:サイズは各社公式または公開情報を参考に記載。GameSir G7 Pro 8Kのサイズは公称値、重量は実測値です。※2:Xbox Wireless Controllerは単3電池抜きの実測値(電池込みだと公称287g前後)。
重さはGameSir G7 Pro 8Kが6機種の中で3番目で、実測268.0g。最も重いXbox Elite Controller Series 2との差は62gほどです。
振動モーターやデュアルトリガー、4つの追加ボタンを内蔵していることを考えると、中位に収まる重量バランスです。DualSenseとほぼ同じ重さで、Xbox配列のコントローラーを使い慣れた方であれば、握ったときの重量感に違和感はないはずです。
各種設定
GameSir G7 Pro 8Kの設定は、PC用ソフトウェア「GameSir Connect」と本体操作の2通りで行えます。
GameSir Connectでできること

- ポーリングレートの切り替え(250/1000/4000/8000Hz)
- ボタンマッピング(L4/L5/R4/R5・ABXYの割り当て、シフトレイヤー対応)
- スティックのデッドゾーン・アンチデッドゾーン・入力カーブ調整
- トリガーのヘアトリガー/アダプティブ/固定モード切り替え、デッドゾーン調整
- 照明の設定(スタティック・カラフル・レインボー・オフ)
- モーション(ジャイロ)の設定
- プロフィールの保存・切り替え
- ファームウェアアップデート
GameSir Connectは、これらの設定が1つの画面にまとまっていて、コントローラーの状態を見ながら直感的に調整できます。
設定内容はプロフィールとして複数保存できるため、プレイするゲームごとに最適な設定を呼び出せます。
スティックやトリガーのデッドゾーン(少し動かしても入力として反応しない範囲)まで追い込めるので、自分の感覚に合わせた細かなチューニングが可能です。
本体側でできること

- 接続モードの切り替え(Bluetooth/2.4Gワイヤレス/有線)
- トリガーストップの切り替え(背面スイッチ)
- 背面ボタンのロック(背面スイッチ)
接続モードの切り替えやトリガーストップ、背面ボタンのロックは、ソフトを介さず本体のスイッチだけで操作できます。プレイ中でもPCを触らずに切り替えられるので、ゲームに合わせてその場で素早く調整できます。
GameSirとG7 Proシリーズについて

GameSirは、ゲームコントローラーを中心に幅広い周辺機器を展開するゲーミングデバイスブランドです。スマホ向けからPC・コンソール向けまで、多彩なコントローラーをラインナップしています。
G7 Proシリーズは、TMRスティックと無線接続に対応したPC向けの上位ライン。本機 G7 Pro 8K は、2025年発売のG7 Proをベースに、ポーリングレートを最大8000Hzへ引き上げ、第2世代のMag-Res TMRスティックを搭載したモデルになります。設定ソフトも、G7 Proの「GameSir Nexus」から「GameSir Connect」に変わっています。
本機のAimlabs Editionは、エイム練習ソフトAimlabsとのコラボモデル。シリーズには無印カラーやZenless Zone Zero Editionなど複数のバリエーションがあり、形状が共通しているため、フェイスプレートやスティックキャップなどのパーツを入れ替えて、好みのデザインを楽しめます。
なお、同じG7 Proシリーズのコントローラーとして、ベースモデルのGameSir G7 Proや、ゼンレスゾーンゼロとコラボしたGameSir G7 Pro ZZZも別記事でレビューしています。シリーズの違いを比較検討したい方は、そちらも合わせてご参照ください。


GameSir G7 Pro 8Kを使った感想をレビュー

ここでは、GameSir G7 Pro 8Kを実際に使ってみて感じた印象を軽く触れていきます。詳細については後の章でレビューするので、まずは全体的な使用感をお伝えします。
箱から取り出してまず目を引くのが、シアンの半透明ボディです。グリップやトリガーから内部が透けて見え、デスクに置いてあるだけでテンションが上がる仕上がり。GameSirはゼンゼロとのコラボモデルなども手掛けていて、中華系コントローラーの中でもデザインのセンスが頭一つ抜けている印象があります。

フェイスプレートはマグネット式で手軽に外せるため、別のデザインのプレートに付け替えて見た目を着せ替えられます。G7 Proシリーズは形状が共通していて、クリアなプレートにステッカーを組み合わせるなど、自分だけの一台に仕上げる楽しさがあります。

飾っておくだけで気分が上がるのも、所有欲を満たしてくれるポイントです。

握ってみると、グリップのホールド感は強め。手のひらにしっかりとフィットし、握り込んだときの収まりが良好です。ABXYや上部ボタンのクリック感も小気味よく、押した瞬間にカチッと反応が返ってきます。
操作の反応自体について、8000Hzという数値がどこまで効いているかは正直なところ体感しきれない部分もありますが、エイムや撃ち合いといった細かい操作で、気づかないうちに支えられているのだと思います。
GameSir G7 Pro 8Kの良いところをレビュー
ここまで、GameSir G7 Pro 8Kの基本仕様や全体的な感想について紹介してきました。今度は、実際に使い込みながら感じた、GameSir G7 Pro 8Kの良いところについてレビューしていきます。
有線・2.4GHzワイヤレスともに8000Hzのポーリングレートに対応

GameSir G7 Pro 8Kの軸になるのが、有線・2.4GHzワイヤレスの両方で8000Hzのポーリングレートに対応している点です。ポーリングレートというのは、コントローラーがPCに1秒間あたり何回入力情報を送るかを表した数値のこと。数値が大きいほど入力の間隔が短くなり、理論上の応答が速くなります。
主要な純正コントローラーは、ポーリングレートが控えめです。
Xbox系のコントローラーは有線でも125Hz(8ミリ秒間隔)で、PS5のDualSenseはコンソール接続で250Hz、PCに有線でつなぐと1000Hz程度。SwitchのProコントローラーやSteam Controllerも、競技用に振り切った数値ではありません。
高ポーリングレートを売りにする近年のゲーミングコントローラーでも、多くは1000〜2000Hzが上限。本機はそれらを大きく上回る8000Hzに対応していて、入力情報を1秒間に8000回送れます。しかも有線だけでなく、2.4GHzワイヤレスでも8000Hzを維持できるのが強みです。
実際に使ってみて、正直なところ、低いポーリングレートに落としても普段の操作で大きな違いを感じ取れるわけではないのですが、エイムや撃ち合いのような繊細な操作の場面で、数値の高さが気づかないところで効いているのだと思います。
後述するように8000Hzの体感には条件もあるものの、応答速度に振り切った設計であることは確かだと言えます。

実際にポーリングレート計測ツールで測定したところ、8000Hz設定時の実測値は中央値で約7936Hz。ほぼ公称値どおりの高レートを安定して維持できていることを確認できました。
磁気式のMag-Res TMRスティック Gen2を搭載

GameSir G7 Pro 8Kのスティックには、第2世代のMag-Res TMRスティックが採用されています。TMRというのは、トンネル磁気抵抗センサーを使った非接触式のスティック方式のこと。物理的な接点を持たないため、長期使用でも摩耗によるドリフトが起きにくい構造になっています。
Mag-Resは、このTMRスティックに対するGameSirの呼称です。
スティックは4096段階の高解像度に対応し、わずかな傾きの違いも細かく検出します。フェイスプレートを外すと、磁気センサー上で動く金属軸のスティック機構が透けて見えます。
スティックの動き出しから倒し込みまではやや軽い印象で、一貫した動きで入力を拾ってくれます。使用中にドリフトが発生する場面はありませんでした。癖が無いおかげで狙ったところにスッと照準を合わせやすく、エイムの微調整がしやすいスティックです。
Gen2とGen1の違いについて
GameSirの説明では、第2世代のMag-Res TMRスティックは、磁気式で物理接点を持たずドリフトに強い基本構造を第1世代から受け継いでいます。そのうえで、より滑らかでリニアな操作性と、低い消費電力を高めたのが第2世代の改良点とされています。センサー方式そのものが変わったわけではなく、操作の質感と省電力性を磨いた世代と捉えると分かりやすいです。
光学式ABXY・メカニカル十字キー・ミニバンパーの小気味よい押し心地

GameSir G7 Pro 8Kは、ボタンの押し心地にもこだわりを感じられます。
ABXYボタンには光学式マイクロスイッチを採用していて、マウスのクリックに近いカチカチとした感触が返ってきます。物理接点ではなく光で入力を検出するため、反応が速く耐久性にも優れる方式です。

十字キーにはメカニカルマイクロスイッチを採用。方向入力が一つひとつ独立して、明確なクリック感で通ります。

さらにトリガー横には、マイクロスイッチのミニバンパーが左右に配置されています。前面・上部のボタンはいずれもクリック感が小気味よく、押した感触がはっきり残るので、入力したかどうかが分かりやすいです。
ホール効果とマイクロスイッチを切り替えられるデュアルモードトリガー

GameSir G7 Pro 8KのLT/RTトリガーは、ホール効果のアナログ入力と、マイクロスイッチのデジタル入力を切り替えられる構造です。切替は背面のトリガーストップスイッチを物理的に動かすだけで、ソフトの操作は要りません。
アナログモードでは、押し込み量に応じた繊細な入力が可能。レースゲームのアクセル開度や、アクションゲームでの力加減が必要な場面で活きてきます。
マイクロスイッチモードに切り替えると、トリガーのストロークが浅くなり、わずかな指の動きで即座に入力が成立します。FPSのADSや射撃のように、反応速度を優先したい場面に向いたフィーリングです。1台でレース系とFPS系を行き来する場合に、切り替えひとつで操作感を最適化できます。
物理ロックできる背面ボタンで誤爆を防げる

GameSir G7 Pro 8Kの背面には、R4/L4の2つの背面ボタンが備わっています。注目したいのが、使わないときに背面ボタンを物理的にロックできるスイッチがある点です。
背面ボタンを使わないプレイスタイルだと、意図せず触れて誤爆してしまうことがあります。本機はスイッチで背面ボタンを完全に押せない状態にできるため、こうした誤入力のストレスをゼロにできます。
背面ボタン自体の押し心地は標準的ですが、使う・使わないを物理的に切り替えられる仕組みは扱いやすいポイントです。
スティックキャップ・Dパッドを交換できるカスタマイズ性

GameSir G7 Pro 8Kは、マグネット式のフェイスプレートを外すことで、スティックキャップやDパッドを物理的に交換できます。フェイスプレートは工具を使わず手でカパッと外せ、磁石でしっかり固定されているので、激しく操作した程度では外れません。

スティックキャップは4種・計8個が付属し、高さや形状(凸型・凹型)の違うキャップに付け替えられます。手の大きさや好みに合わせて、スティックの操作感を細かく追い込めます。

Dパッドは、丸ディスク・十字・丸4方向の3種が付属します。標準では丸ディスクが装着されていて、十字や4方向タイプに交換すれば、方向入力の感触をプレイするジャンルに合わせて変えられます。
スティックキャップとDパッドの両方を組み替えられるので、操作感を自分仕様に作り込んでいける一台です。
ドングル収納付きの充電スタンドと充実の同梱品

GameSir G7 Pro 8Kには、コントローラーを置くだけで充電できる充電スタンドが同梱されています。プレイし終わったらスタンドに置くだけで充電が始まるので、ケーブルの抜き差しが要りません。
このスタンドの底面には、2.4GHzワイヤレスドングルを収納するスペースが用意されています。小さくて紛失しやすいドングルの定位置が確保できるのは、地味ながら嬉しいポイントです。

付属のUSBケーブルは約3mと長めで、マジックテープ式のケーブルタイが付属。さらにケーブルリテーナーで接続部を固定でき、プレイ中にケーブルが抜けにくくなっています。交換用パーツや充電スタンドまで含めて、必要なものがひと通り揃っています。
GameSir G7 Pro 8Kの気になる点をレビュー
ここまで、GameSir G7 Pro 8Kの良いところについてレビューしてきました。完成度の高いコントローラーですが、運用面で一部に気になる点もあります。
8000Hzの体感は得にくく、PC環境を選ぶ

GameSir G7 Pro 8Kの目玉である8000Hzのポーリングレートですが、その差を体感として実感するのは正直なところ難しいです。1000Hzでも入力は十分に速く、8000Hzに上げても違いがはっきり分かる場面は多くありません。
プレイするゲームのジャンルを問わず、多くの人にとっては数値ほどの体感差は得にくいのが実際のところです。また、高いポーリングレートはPC側の処理負荷も上がるため、スペックに余裕のない環境では1000Hz前後での運用が無難な場面もあります。
ポーリングレートはGameSir Connectで250/1000/4000/8000Hzから選べます。自分のPCやプレイするゲームに合わせて調整できるので、8000Hzを持て余す場合でも、扱いやすい設定に落として使えば問題ありません。
背面ボタンが2つで、4つ使いには物足りない

GameSir G7 Pro 8Kの背面ボタンは、R4/L4の2つです。背面ボタンを4つ使い分けるプレイスタイルの方にとっては、数の面で物足りなく感じる構成です。
ただ、トリガー横のミニバンパー2つを合わせれば、追加ボタンは計4つになります。

背面の2つにこだわらず、ミニバンパーも含めて割り当てを組めば、4つ分の拡張ボタンとして運用が可能です。背面ボタンを2つで足りる範囲で使う方であれば、気にならない範囲だと言えます。
スケルトン全体を照らすライティングがあれば、なお映える

GameSir G7 Pro 8Kは、グリップやトリガーが半透明のスケルトン仕様で、内部のパーツが透けて見えるデザインです。
中央のホームボタンはライティングに対応し、GameSir Connectで点灯パターンを変えられますが、光るのはこのホームボタンの部分のみ。
せっかくのスケルトンなので、半透明ボディ全体を照らすライティングがあれば、内部のメカメカしさが浮かび上がって、より見栄えがしたように思います。
まとめ

本記事では、GameSir G7 Pro 8Kの良いところと気になる点について、レビューしてきました。
GameSir G7 Pro 8Kは、有線・2.4GHzワイヤレスの両方で8000Hzのポーリングレートに対応し、第2世代のMag-Res TMRスティックや切替式のデュアルモードトリガーまで備えた、PC向けのeスポーツコントローラーです。光学式ABXYやメカニカル十字キーの小気味よい押し心地、物理ロックできる背面ボタンなど、操作まわりの作り込みも踏み込んでいます。
マグネット式フェイスプレートによるパーツ交換や着せ替え、ドングル収納付きの充電スタンドといった使い勝手の面も充実。8000Hzの体感には条件があるものの、TMRスティックの精度や反応の素直さ、カスタマイズ性は日常的に効いてくる要素です。
そんなGameSir G7 Pro 8Kは、以下のような方々におすすめです。
- PCでFPSやアクションゲームを快適にプレイしたい方
- ドリフトに強いTMRスティックのコントローラーを探している方
- ホール効果とマイクロスイッチを切り替えて使いたい方
- スティックやDパッドを組み替えて操作感を作り込みたい方
8000Hzという尖ったスペックに目が行きがちですが、スティックの精度や押し心地、カスタマイズ性まで含めて完成度の高い一台だと言えます。PCをメインに、操作感にこだわってコントローラーを選びたい方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

