K&F CONCEPTのロールトップカメラリュック(Urban Wander 04)は、通常28Lの容量を、上部のロールトップを伸ばして35Lまで広げられるリュックです。
日帰りの撮影では巻いてコンパクトに、宿泊を兼ねた撮影では広げて荷物を足せるので、1つのリュックでどちらにも対応可能。
仕切り板は面ファスナー式で手持ちのカメラとレンズに合わせて収納部を組め、三脚は側面と底面のどちらにも取り付けられます。
宿泊を兼ねた撮影でも荷物をリュック1つにまとめたい方に向けて、実際に背負って撮影に出かけた使い心地をまとめたので、ぜひご参照ください。
※本レビューはK&F CONCEPT様より製品を提供いただきレビューしてます
K&F CONCEPT ロールトップカメラリュックの基本的な仕様
スペックと特徴

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 価格 | ホワイト:13,999円/ブラック:10,880円(税込) |
| カラー | ホワイト、ブラック |
| 外寸 | 44×30×21.5cm |
| 容量 | 28L(ロールトップを伸ばすと35L) |
| 重量 | 1,650g(公称)/1,309g(実測) |
| 収納できる機材 | カメラ1台とレンズ4本以上(公称)※カメラ2つ、レンズ3つなどのアレンジも可能 |
| ノートPC | 15.6インチまで(公称)。MacBook Pro 14インチが収納できた |
| 生地 | 撥水加工 |
| 仕切り | 面ファスナー式(取り外し可) |
| 三脚 | 側面・底面に取り付け可 |
主な特徴は、以下の通りです。
- 面ファスナー式の仕切り板で、カメラとレンズに合わせて収納部を区切れる
- 三脚を側面のポケットか底面のストラップに取り付けられる
- ロールトップを伸ばすと、容量が28Lから35Lに広がる
- 背面パネルが全開になり、カメラ収納部を見渡して機材を出し入れできる
- 側面のフラップからも、カメラ収納部に手が届く
- 撥水加工の生地に加え、レインカバーが付属
- ウエストベルトで、背負ったリュックを腰回りに固定できる
同梱品
同梱品は以下の通りです。
- カメラリュックサック
- レインカバー
- 可動式EVA成型ロング仕切り板×2
- EVA成型仕切り板×3
- 固定ベルト
デザイン

上部の口を巻いて留めるロールトップ式。カラーはホワイトとブラックの2色で、ホワイトは前面の両脇にオレンジのラインが入ります。

ホワイトは生地の素材感が写真で見るよりも良く、実物を見て一目で気に入りました。

床に置くと、リュックが倒れずに自立します。横倒しにならずにその場に立っていてくれるのは、使っていてとても良いと感じた点です。
K&F CONCEPT ロールトップカメラリュックの良いところをレビュー
ここからは、実際に背負って撮影に出かけて感じた良いところを挙げていきます。
ロールトップを広げれば、宿泊を兼ねた撮影の荷物までリュック1つに収まる

通常の容量は28L。上部のロールトップを伸ばすと7L分広がり、35Lまで入れられる仕組みです。

カメラとレンズ、三脚に加えて荷物を足せるため、宿泊を兼ねた撮影でも幅広く収納できます。撮影用と泊まり用でバッグを分けずに済み、日帰りの撮影ではロールトップを巻いておけば余計にかさばりません。

最大まで広げた際はかなり大きく(高く)なります。
仕切り板を組み替えて、手持ちのカメラとレンズに合わせた収納部を作れる

カメラ収納部の仕切り板は面ファスナー式で、長い仕切り板2枚と短い仕切り板3枚が付属します。仕切り板の位置を変えれば、手持ちのカメラとレンズの構成に合わせて、収納部のレイアウトを組める作りです。
写真は、RF24-105mmを付けたボディに、EF70-200mm、RF16mm F2.8、タムロンの35-150mm F/2-2.8 Di III VXDを入れた状態。長さのあるEF70-200mmも、横向きに寝かせて収まりました。
カメラを持ち替えたりレンズを買い足したりしても、仕切り板を付け直せば収納部をそのまま使い続けられます。
三脚を側面にも底面にも取り付けられ、手を空けたまま移動できる

三脚は、側面のポケットに差して縦向きに固定できます。

底面のストラップで、横向きに固定することも可能。K&F CONCEPTのカーボン三脚X284C4+BH-36も、底面に固定して背負えました。
撮影場所まで両手を空けて歩けるので、三脚を手に持って移動する必要がありません。
収納箇所が細かく分かれていて、バッテリーやレンズキャップを整理して入れられる

ポケットは上部、前面、側面、内部と細かく分かれていて、バッテリーやレンズキャップといった細かなアイテムも整理しながら収納できます。

小物ごとに入れる場所を決めておけば、撮影中も必要なものをすぐ取り出せて便利です。

ノートPCは背面パネル内側のスリーブに入れる仕組みで、手持ちのMacBook Pro 14インチも余裕を持って収まりました。
背中の当たりがよく、腰で固定できるので長時間背負っても疲れにくい

背面パネルは中央から放射状に溝が入った立体的なパッドで、商品ページでは、溝に沿って空気を通す、通気性を考えたデザインとされています。

ショルダーストラップはパッド入りで、体に当たる裏側はメッシュ。汗を吸って、背中を乾いた状態に保つ作りです。

ストラップの長さは身長に合わせて調節でき、胸の前で留めるチェストストラップと、腰に回すウエストベルトも付いています。実際に背負ってみると背中への当たりがよく、ウエストベルトで腰回りに固定できるため、長時間背負っていても疲れにくく感じました。
リュック自体は1,309gと軽めで、丈夫な作りに感じた

手元のスケールで量ったリュックの重さは、1,309g。軽めの重さながら、手に取ると丈夫に作られている感触がありました。
カメラとレンズを詰めると、荷物はどうしても重くなります。中身を入れる前のリュックが軽くて頑丈なのは、撮影に持ち出すうえで助かるところです。
長く使ったときの傷みや劣化は、1〜2年使ってみないと分かりません。
撥水加工の生地とレインカバーで、雨の日の持ち出しにも備えられる

生地は撥水加工。ロールトップの口を折り畳むと、上部の開口部が塞がる構造です。
さらにレインカバーが付属し、強い雨の日はリュック全体を覆えます。生地とカバーの二重で、中のカメラやPCを雨から守れる作り。
K&F CONCEPT ロールトップカメラリュックの気になる点をレビュー
使い勝手の良いリュックですが、使っていて気になった点もあります。
機材を取り出すときは、前面を地面に付けて置くことになる

カメラ収納部は背面パネルを開けて使う構造のため、中の機材を取り出すときは、背負ったときに外から見える前面を下にして置くことになります。生地は素材として汚れづらそうではあるものの、屋外では前面を路上に付けるので、汚れてしまうのが気になりました。
今のところ天気の良い日にしか持ち出していないので問題は出ていませんが、雨の日や土の上など汚れやすい場所では、置き場所に気を付けた方が良さそうです。
まとめ

ここまで、K&F CONCEPTのロールトップカメラリュックの良いところと気になる点を見てきました。
ロールトップを伸ばせば容量を28Lから35Lまで広げられ、宿泊を兼ねた撮影でも機材と荷物をリュック1つにまとめられるカメラリュック。仕切り板を組み替えれば手持ちの機材に合わせた収納部を作れ、三脚は側面にも底面にも取り付けられます。
機材を取り出すときに前面を地面に付けて置く点は気を付けたいものの、長時間背負っても疲れにくく感じたリュックでした。
特に、以下のような方におすすめします。
- 宿泊を兼ねた撮影でも、荷物をリュック1つにまとめたい方
- 日帰りと泊まりがけで、荷物の量に合わせて容量を変えたい方
- 手持ちのカメラとレンズに合わせて収納部を組みたい方
- 三脚を背負ったまま、両手を空けて移動したい方
- 長時間背負っても疲れにくいカメラリュックがほしい方
宿泊を兼ねた撮影でも、機材と荷物をリュック1つにまとめたい方は、ぜひ候補に入れてみてください。
