Osmo Pocket 4Pを使っていると、「もう少し広く撮りたい」「付属のポーチに機材が入りきらない」「ここに固定して撮りたい」と感じる場面があります。
こうした悩みの多くは、別売りのアクセサリーを足せば解決できるものです。
本記事では、K&F CONCEPTのPocket 4P用アクセサリー7点を実際に使い、それぞれがどの悩みに役立つかを紹介していくので、ぜひご参照ください。
※本レビューはK&F CONCEPT様より製品を提供いただきレビューしてます
Osmo Pocket 4Pのアクセサリーの選び方
アクセサリーは、困っていることから選ぶと候補を絞れます。ここでは悩みごとに、今回使った7点を振り分けました。
もう少し広く撮りたい・明るい屋外で撮りたい

- 画角を広げたい:広角レンズ
- 水面やガラスの反射を抑えたい:CPL
- 晴れた日中の動画で明るさを抑えたい:可変ND
- 明るい部分の光をやわらかくにじませたい:ブラックミスト
画づくりを変えたいなら、レンズの前に付けるフィルターを選びます。今回使ったFD171は、この4枚をまとめたPocket 4P専用のセットです。
ここに固定して撮りたい

- 手に持って、スマホの画面で構図を見たい:PP62
- カメラから離れて、棚や縁に掛けたり金属の面に貼ったりして撮りたい:PP63
- 狭い場所に置いて撮りたい:TQ52
- 高い位置にカメラを据えたい:JF-105L
PP62とPP63は、Pocket 4Pの下部にはめるマウントです。どちらも底に1/4インチのねじ穴があり、TQ52やJF-105Lに載せられます。Pocket 4Pのハンドル(1/4インチのねじ穴付き)を使う場合も同じです。
機材をまとめて持ち歩きたい

- 本体だけを守って持ち出したい:LM06
- アクセサリーごと持ち出したい:BP01
LM06はPocket 4Pに直接かぶせるハードケースで、BP01は機材をまとめて入れるポーチ型のバッグ。持ち出す荷物の量で選び分けます。
7点の早見表
| 製品 | 役立つ悩み | Pocket 4Pへの付け方 | 実測重量 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| FD171 | 広く撮りたい・明るい屋外で撮りたい | カメラ部の前面にはめる | 4.0〜6.9g(1枚) | 7,980円 |
| PP62 | 手持ちでスマホを画面代わりにしたい | 本体の下部にはめる | 59.9g | 4,580円 |
| PP63 | 掛けたり貼ったりして固定したい | 本体の下部にはめる | 63.8g | 4,880円 |
| TQ52 | 狭い場所に置きたい | 1/4インチねじに留める | 38.2g | 2,980円 |
| JF-105L | 高い位置から撮りたい | 1/4インチねじに留める | 260.6g | 2,980円 |
| LM06 | 本体だけを守りたい | 本体にかぶせる | 68.7g | 2,680円 |
| BP01 | アクセサリーごと持ち歩きたい | 中に入れる | 163.1g | 2,580円 |
Osmo Pocket 4Pの撮影を便利にするアクセサリー7選
ここからは、実際に使った7点を紹介します。順位ではなく、選び方で挙げた悩みの順です。
【もう少し広く撮りたい】K&F CONCEPT FD171 フィルター4点セット

- 対応機種:Osmo Pocket 4P
- 内容:広角レンズ(0.75倍・約110°)/CPL/可変ND2-32/ブラックミスト1/4
- コーティング:両面32層
- 実測重量:広角6.9g/ND2-32 6.5g/CPL 5.6g/ブラックミスト4.0g
- 参考価格:7,980円(税込)

FD171は、広角レンズとCPL・可変ND・ブラックミストの4枚がセットになった、Pocket 4P専用のフィルターです。CPL・ND・ブラックミストは2つのカメラをまとめて覆う形で、広角レンズは1インチのカメラ側だけに付きます。
とくに役立ったのは広角レンズでした。標準のままでは画角が狭いと感じる場面があり、そこを補えたのが今回いちばん嬉しかった点です。
下の2枚は、ゴルフ練習場の打席で、同じ位置から撮り比べたもの。広角レンズを付けると、マットの手前や左右、上のネットまで画面に入ります。

歪みは出るものの、撮りたい範囲を画面に収められる恩恵は大きいです。
残りの3枚は、明るい屋外で使います。CPLは、水面やガラスなど金属以外の反射を抑え、空や緑の色を鮮やかに写すフィルターです。
可変NDは、明るさを1〜5段分、無段階で落とせます。一般に、動画はシャッター速度が速すぎると動きがカクついて見えるとされ、NDで光を減らすと、晴れた日中でもシャッター速度を遅めに保てるのが利点です。
ブラックミスト1/4は、明るい部分の光をにじませ、肌の質感をなめらかに写すフィルター。名前の「1/4」は効果の弱い部類にあたり、かかり方は控えめです。

付け外しには少し慣れが要ります。
使い始めは外すコツがつかめず、落としそうになることがありました。屋外で付け外しするときは、落としても困らない場所で行うのがおすすめです。
【手に持ってスマホで構図を見たい】K&F CONCEPT PP62 磁気マウントアダプター

- 対応機種:Osmo Pocket 4P/4/3(パールホワイトの4Pは非対応)
- 主な機能:MagSafe対応リング(3つの関節で角度を調整)/1/4インチねじ穴/コールドシュー
- 素材:アルミ合金
- 実測重量:59.9g
- 参考価格:4,580円(税込)
PP62は、Pocket 4Pの下部にはめるアルミ製のマウントです。折りたためるアームの先にMagSafe対応のリングがあり、iPhoneを貼り付けて画面代わりにできます。
Pocket 4P本体の画面は小さく、構図の確認にはおまけ程度にしか使っていませんでした。普段からスマホの大きな画面で構図を合わせているので、「iPhoneを横に付けて、その画面を見ながら撮影できるようになりました。

底面には1/4インチのねじ穴があり、小さな三脚と組み合わせて使っています。写真は、TQ52に載せて地面に置いたところです。

PP62を付けたままでも、本体底のUSB-C端子はふさがりません。
【掛けたり貼ったりして固定したい】K&F CONCEPT PP63 磁気マウントアダプター

- 対応機種:Osmo Pocket 4P/4/3(パールホワイトの4Pは非対応)
- 主な機能:カマキリフック(開くと脚としても使える)/背面マグネット/1/4インチねじ穴/コールドシュー/アルカスイス
- 実測重量:63.8g
- 参考価格:4,880円(税込)
PP63は、底のフックを開いて板の縁に掛けたり、脚として広げて机に立てたりできるマウントです。カマキリの前脚のような形のフックが、パイプや板をはさんで固定します。
金属製で、手に取ったときのビルドクオリティは高く感じました。フックは強めに力を入れないと動かないため、掛けたあとも本体がぐらつきません。
写真は、脚立の縁とPCモニターの上端に掛けたところと、脚を開いて机に立てたところです。


背面にはマグネットも入っていて、金属の面ならそのまま貼り付けられます。下の写真は、机の下にある金属製の有孔ボードに貼ったところ。

メーカーの説明では最大500gまで支えられ、冷蔵庫や鉄製の手すりにも付けられるとされています。掛ける縁がない場所でも、金属の面さえあれば固定できるので、使える場所がさらに増えました。
ゴルフ練習場でスイングを撮るときのように、カメラから離れて撮る場面ではPP63、手に持って撮る場面ではPP62と使い分けています。1つだけ選ぶとしたらPP62と迷うほど、PP63も気に入っているマウントです。
【狭い場所に置きたい】K&F CONCEPT TQ52 マグネット式ミニ三脚

- 対応機種:Osmo Pocket 4P/4/3ほか(1/4インチねじ)
- 主な機能:押し付けると脚が開くオート開閉/マグネット
- 閉じたときの高さ:34.2mm
- 実測重量:38.2g
- 参考価格:2,980円(税込)

TQ52は、閉じると手のひらに収まる小さな三脚です。机や地面に押し付けると脚が開き、持ち上げると閉じます。
押し付けるだけで脚が開くので、片手で設置できました。Pocket 4PのVlogコンボに付属するミニ三脚より小さく、狭い場所にも置けます。

金属製なので、小ささの割に思っていたより安定しました。ただし、強い風が吹く場所には向かないため、風のある日は手持ちに切り替えるのが無難です。
【高い位置から撮りたい】K&F CONCEPT JF-105L 自撮り棒三脚 1.68m

- 長さ:28cm〜168cm(8段)
- 取り付け:1/4インチねじ
- 主な機能:根元の脚を開くと三脚として自立
- 実測重量:260.6g
- 参考価格:2,980円(税込・1.68mモデル)
JF-105Lは、最大168cmまで伸びる自撮り棒です。根元の脚を開くと三脚になり、カメラを高い位置に据えたまま撮影できます。
写真は、豊洲の水辺で柵の前に伸ばして立てたところです。高い位置でカメラを固定したいときに便利でした。

棒を引っ張るだけで高さを変えられるので、好みの位置を探しやすいのも助かる点。風のない日は、伸ばしてもほとんど揺れを感じませんでした。
一方で、風がある日には向きません。また、縮めても28cmあり、Pocket 4Pの純正ポーチにもBP01にも入らないため、ポーチとは別に持ち運ぶことになります。

【本体だけを守って持ち歩きたい】K&F CONCEPT LM06 保護ケース

- 対応機種:Osmo Pocket 4P
- 素材:PC(ポリカーボネート)
- 主な機能:ジンバル部と画面を覆う/装着したまま充電ポートとmicroSDスロットを使える/ストラップ付属
- 実測重量:68.7g
- 参考価格:2,680円(税込)

LM06は、Pocket 4Pの本体にかぶせて使うハードケースです。ジンバル部をふたで覆い、画面とボタンの周りは板でふさぐ形になっています。
Pocket 4Pを裸のまま持ち歩くのは不安でしたが、このケースを付けてからは安心して持ち出せるようになりました。

閉じた状態でも、本体下部のUSB-C端子は出ています。
フィルターなどを入れる収納はありません。アクセサリーも一緒に持つ日は次のBP01、カメラだけを最小限の荷物で持ち出す日はLM06、と選び分けています。
【アクセサリーごと持ち歩きたい】K&F CONCEPT BP01 キャリーバッグ

- 対応機種:Osmo Pocket 4P/4/3
- 主な機能:撥水加工の生地と止水ジッパー/中央の仕切りと3層構造/クッション入り/ハンドストラップ
- 実測重量:163.1g
- 参考価格:2,580円(税込)
BP01は、Pocket 4Pとアクセサリーをまとめて入れるポーチ型のバッグです。生地は撥水加工で、中は仕切りで分かれています。
今回の7点では、PP62・PP63・TQ52をPocket 4Pと一緒に入れられました。Pocket 4Pの下に付けるハンドルを、外さずにそのまま入れておけるのも便利なポイント。
純正ポーチより一回り大きく、持ち運びでは少しかさばります。その分、入る量は多めです。
純正ポーチ

BP01 キャリーバッグ

生地に伸縮性はないため、入る量を超えて詰め込むことはできません。
まとめ

本記事では、K&F CONCEPTのPocket 4P用アクセサリー7点を紹介してきました。
広く撮りたいならFD171、どこかに固定して撮りたいならPP62・PP63・TQ52・JF-105L、持ち歩きを楽にしたいならLM06とBP01です。
フィルターの付け外しに慣れが要る点や、三脚が強い風に向かない点はあるものの、7点とも今回の撮影で出番がありました。
特に、以下のような方におすすめです。
- 標準のレンズでは入りきらない範囲まで撮りたい方(FD171)
- 小さな本体画面ではなく、スマホの画面で構図を合わせたい方(PP62)
- カメラから離れて、自分の動きを撮りたい方(PP63)
- 狭い場所にもカメラを置いて撮りたい方(TQ52)
- 高い位置にカメラを固定して撮りたい方(JF-105L)
- 持ち出す荷物の量に合わせて、Pocket 4Pを守りたい方(LM06・BP01)
まずは、いちばん困っていることに合う1点から足してみてください。
K&F CONCEPT FD171 フィルター4点セット
K&F CONCEPT PP62 磁気マウントアダプター
K&F CONCEPT PP63 磁気マウントアダプター
K&F CONCEPT TQ52 マグネット式ミニ三脚
K&F CONCEPT JF-105L 自撮り棒三脚 1.68m
K&F CONCEPT LM06 保護ケース
K&F CONCEPT BP01 キャリーバッグ
レビュー諸元
- 初版執筆日:2026年11月5日
- 取材方法:メーカー提供(K&F CONCEPT)。撮影に使ったDJI Osmo Pocket 4Pは自費購入
- 利益相反:製品提供あり/本記事にはアフィリエイトリンクを含みます
