LEADJOY Xeno Plusは、高精度なTMRスティック「JS13 Pro」とデュアルモードトリガーを搭載した、マルチプラットフォーム対応のゲーミングコントローラーです。
メカニカルマイクロスイッチのABXY、4つの背面ボタン、6軸ジャイロを備え、専用の充電ドックも付属します。
価格は充電ドック付きで9,350円と、装備を考えると手の届きやすい価格帯で、PC・Switch・スマホまで幅広く使えます。
本記事では、そんなLEADJOY Xeno Plusの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。
本レビューはLEADJOY様より製品を提供いただきレビューしてます。
LEADJOY Xeno Plusの基本的な仕様

LEADJOY Xeno Plusの基本スペック・同梱品・デザイン・他機種との重量比較・各種設定・メーカーについて、順に紹介していきます。
スペックと特徴
LEADJOY Xeno Plusの基本スペックを下表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | LEADJOY Xeno Plus(COMBO/充電ドック付き) |
| カラー | ブラック |
| サイズ | 実測 約154×108×57mm |
| 重量 | 実測234.0g |
| 接続方式 | 有線(USB-C)/2.4GHzワイヤレス(ドングル)/Bluetooth |
| ポーリングレート | 1000Hz(有線・2.4GHz接続時) |
| スティック | JS13 Pro TMRスティック(ラバーキャップ着脱式) |
| トリガー | デュアルモード(ホール/マイクロスイッチ切替) |
| ABXYボタン | メカニカルマイクロスイッチ |
| 背面ボタン | 4個(L4/L5/R4/R5・リマップ/マクロ対応) |
| ジャイロ | 6軸(1000Hz) |
| バッテリー | 1000mAh・最大約30時間 |
| 対応プラットフォーム | Windows/Switch・Switch 2/iOS/Android |
| 入力モード | Xinput/DS4/Switch |
| 技適番号 | 219-258284 |
| カスタマイズ | スマホアプリ/PCツール |
| 価格 | 9,350円 |
LEADJOY Xeno Plusの主な特徴は、以下の通りです。
- 高精度な「JS13 Pro」TMRスティックを搭載
- ホールとマイクロスイッチを切り替えられるデュアルモードトリガー
- メカニカルマイクロスイッチのABXYボタン
- リマップ・マクロに対応した4個の背面ボタン
- 1000Hzサンプリングの6軸ジャイロ
- 有線・2.4GHz・Bluetoothの3モード接続
- スマホアプリ/PCツールでの詳細カスタマイズ
- 置くだけで充電できる専用ドックが付属(COMBO)
LEADJOY Xeno Plusのスティックには、JS13 Proが採用されています。ドリフトに強く入力に素直に反応するTMRスティックのなかでも、リニアな操作感と高めの感度で評価を受けているモデルで、細かいエイム調整がしやすいのが持ち味です。
トリガーはホール効果のアナログ入力とマイクロスイッチのデジタル入力を切り替えられ、ABXYにはメカニカルマイクロスイッチを採用。背面の4ボタンや6軸ジャイロも備え、上位機クラスの装備をひと通り押さえた構成です。
接続まわりでは、有線と2.4GHz接続で1000Hzのポーリングレートに対応しています。ポーリングレートというのは、コントローラーが接続先に入力を送信する頻度のことで、数値が大きいほど入力が素早く反映されます。
価格は9,350円と、1万円を下回ります。スペックを考慮すると、手頃な価格に収まっている印象です。
同梱品

LEADJOY Xeno Plus(COMBO)の同梱品は、以下の通りです。
- コントローラー本体
- 充電ドック
- 2.4GHzワイヤレスドングル
- 交換用十字キー(ディスク型/十字型の2種)
- USB-A to USB-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- 合格証カード/サポートカード
COMBO版の同梱品で目を引くのが、充電ドックです。コントローラーをドックの上から差し込むだけで充電でき、専用ケーブルを抜き差しする手間がかかりません。

ドックの背面には、USB-AポートとUSB-Cポートを備えています。2.4GHzドングルをUSB-Aポートに挿したまま設置できるので、ドックをUSBハブのように使いながら充電とドングル接続をまとめられます。

付属のUSBケーブルにはLEADJOYのロゴが刻印されており、汎用品ではなく専用品として用意されているのが分かります。

D-Padは、出荷時に装着されているディスク型に加えて、十字型の交換用キャップが付属します。
デザイン

LEADJOY Xeno Plusは、ブラックを基調にパープルのアクセントを効かせたデザインです。
スティックのリング部分とトリガーがクリアパープルになっており、マットなブラックの本体に対して差し色として効いています。
中央のディスク型十字キーはシルバーで、面構成の多いボディと相まってメカメカしい雰囲気にまとまった見た目。

フロント面はXbox型の左右非対称スティック配列を採用していて、左上に左スティック、左下にディスク型のD-Pad、右上にABXYボタン、右下に右スティックが配置されています。中央上部にはLEADJOYのロゴ、その下にスクリーンショットなどのシステムボタン、両スティックの間にはCボタンが並びます。

ABXYボタンやLEADJOYのロゴ、中央の3ボタンには、ドット絵風(ピクセル調)の刻印があしらわれています。ABXYは他社のコントローラーと比べても大きめのサイズで、ボタン表面のピクセル調アイコンが視認しやすいのも見て取れます。電源を入れると上部のLEADJOYロゴと接続モードのインジケーターが点灯し、現在の接続状態やプロファイルを色で確認できます。


本体表面はサラサラとした手触りで、グリップ部分には滑り止めのギザギザしたテクスチャ加工が入っています。

背面には4つの背面ボタンとトリガーのモード切替スイッチ、技適マーク入りのラベルが配置されており、ボタンや切替の位置が背面側に集約されているのが分かります。

RGBで派手に光るタイプではないものの、ブラックとパープルで統一したデバイスやRGB環境と組み合わせると、まとまりを出しやすい配色です。
他の主要ゲームコントローラーとの重量比較

LEADJOY Xeno Plusを、市場で広く使われている主要なゲームコントローラー5機種と並べて撮影しました。中央下が本機で、比較対象はSwitch 2・PS5・Xbox系2機種・Steam Controllerの主要プラットフォーム純正機種です。形状やサイズ感の確認にご覧ください。
続いて各機種のサイズと重量です。
| 機種 | サイズ(横幅×奥行×厚み)※1 | 実測重量 |
|---|---|---|
| LEADJOY Xeno Plus | 約154×108×57mm | 234.0g |
| Nintendo Switch 2 Proコントローラー | 約148×105×60.2mm | 238.0g |
| SONY DualSense | 約160×106×66mm | 282.0g |
| Xbox Wireless Controller | 約153×102×61mm | 242.5g(※2) |
| Steam Controller(2nd Generation) | 約160×120×64.2mm | 293.5g |
| Xbox Elite Controller Series 2 | 約155×104×61mm | 330.0g |
※2:Xbox Wireless Controllerは単3電池抜きの実測値(電池込みだと公称287g前後)。
サイズ面では、本機の横幅154mmは6機種のなかでも小さめの部類で、DualSenseやSteam Controllerより6mmほどコンパクトです。横幅はSwitch 2 Proコントローラーに近く、厚みは57mmと並べた6機種でもっとも薄く収まっています。

重量はLEADJOY Xeno Plusの234.0gが6機種で最軽量で、もっとも重いXbox Elite Controller Series 2との差は96gにもなります。
バッテリーや4つの背面ボタンを内蔵しながらこの重量に収まっているので、長時間握っても負担になりにくい1台だと言えます。
各種設定
LEADJOY Xeno Plusは、スマホアプリ・PCツールでの詳細なカスタマイズに加えて、本体のボタン操作だけでも一部の設定を完結できます。
まず、スマホアプリとPCツールでは以下のようなカスタマイズができます。スマホアプリはiOS・Androidに対応し、PCツールはMicrosoft Store経由で入手できます。
アプリで設定できる事

- ボタンのマッピング変更
- スティックのデッドゾーン・カーブ調整
- トリガーの設定
- 左右グリップの感度調整
- ジャイロ(モーション)の設定
- 背面ボタン・Magic Keyへの動作割り当て
- プロファイルの保存・切り替え
設定した内容はプロファイルとして保存でき、プレイするゲームに合わせて呼び出せます。ボタン配置からスティックの効き方、ジャイロまで細かく追い込めるので、自分の操作スタイルに合わせて作り込んでいけるのがポイントです。
本体のボタン操作で設定できる事

- スティック/トリガーのキャリブレーション
- 背面ボタンへの動作割り当て
- スティックのデッドゾーン設定
- ボタン配置(親配置/子配置)の切り替え
アプリやPCを立ち上げずに、本体だけでキャリブレーションや背面ボタンの割り当てができるので、ゲーム中に調整したくなった場面でもその場で対応できます。
LEADJOYについて

LEADJOYは、Shenzhen Dynamic Fingertip Network Technology Co., Ltd.が展開するゲーミングデバイスブランドです。BIGBIG WON(現MOJHON)の主要開発メンバーが立ち上げたメーカーとされており、コントローラー開発のノウハウを引き継いでいます。
製品ラインナップには、本機Xeno Plusのほか、伸縮式のモバイルコントローラー「Blade Plus」などがあります。Xeno Plus向けには、腕や足などに装着して体の動きをボタン入力に割り当てられるモーションコントロールアクセサリー「Magic Key」も用意されています。
新興メーカーながら、JS13 Pro TMRスティックやデュアルモードトリガーといった上位機クラスの機能を盛り込んでいるのが、Xeno Plusの立ち位置です。
同社のSwitch2やスマホに対応した伸縮式のコントローラー LEADJOY Blade Plus もレビューしていますので、あわせてご覧下さい。
LEADJOY Xeno Plusを使った感想をレビュー

ここでは、LEADJOY Xeno Plusを実際に使ってみて感じた印象を軽く触れていきます。詳細については後の章でレビューするので、まずは全体的な使用感をお伝えします。
箱から取り出してまず感じたのが、本体の軽さとコンパクトさ。手に取ると数値どおり軽く、サイズもやや小さめで、ゴツさのある見た目のわりに扱いやすい印象を受けました。
本体に加えて充電ドックも付属していて、付属品の構成からも価格以上の充実感があります。

デザイン面では、ブラックのボディに効かせたパープルのアクセントがおしゃれ。スティックやトリガーのクリアパープルがほどよい差し色になっています。メカメカしい見た目は好みが分かれそうですが、ゲーミングデバイスらしさを求める人には刺さるデザインです。
横幅はSwitch 2 Proコントローラーと同じくらいですが、厚みはプロコンの方が薄い印象。手の小さい人でも持て余しにくいサイズ感です。グリップはサラサラとした手触りです。
スティックとボタンのレスポンスは快適で、入力がそのまま素直に返ってくる感覚があります。ABXYボタンのクリック感も心地よく、トリガーをデジタル入力に切り替えたときのレスポンスの良さも好印象でした。

背面の4ボタンは、中指の上下で押し分ける操作になります。握ったまま自然に指が届く位置にあるので、慣れると手を持ち替えずに追加入力を割り当てられます。
LEADJOY Xeno Plusの良いところをレビュー
ここまで、LEADJOY Xeno Plusの基本仕様や使った感想について紹介してきました。今度は、実際に使い込みながら感じた、LEADJOY Xeno Plusの良いところについてレビューしていきます。
JS13 Pro TMRスティックと着脱式のラバーキャップ

LEADJOY Xeno Plusの中心となるのが、スティックに採用されたJS13 Proです。実際に動かしてみると、倒した方向にそのまま素直に反応してくれて、エイムや視点移動のレスポンスが快適だと感じました。

JS13 Proに使われているTMRというのは、磁気で位置を読み取る非接触式のセンサーのこと。スティックの軸にこすれて摩耗する接点がないため、長く使っても入力ドリフト(勝手に入力が入る不具合)が起きにくい仕組みになっています。
TMRスティックのなかでもJS13 Proは、入力に素直なリニアさと高めの感度で評価を受けているモデルです。細かいエイム調整のしやすさは、実際に触っていて感じられました。

スティックのキャップはラバー製で、上からめくるように外せる着脱式になっています。指が触れる部分だけを、好みのキャップに替えられる構造です。
ホールとマイクロスイッチを切り替えられるデュアルモードトリガー

トリガーは、ホール効果のアナログ入力とマイクロスイッチのデジタル入力を、本体背面のスイッチで物理的に切り替えられます。
アナログモードは押し込んだ量に応じて入力が変化するので、レースゲームのアクセル調整のように、押し加減で結果が変わる繊細な操作に向いています。
デジタルモードに切り替えると、押し込み量に関係なくわずかな動きで入力が成立するため、FPSや格闘ゲームのような素早い操作が必要な場面で活きてきます。
実際にデジタルモードで使ってみると、トリガーがマウスのクリックのように軽く反応してくれて、レスポンスの良さを感じました。ゲームに合わせて切り替えられる自由度が便利です。
心地よいクリック感のABXYボタン

ABXYボタンには、メカニカルマイクロスイッチが採用されています。
実際に押してみると「カチッ」とした明確なクリック感が返ってきて、押した感触が指にしっかり伝わります。メンブレン式のようなぼやけた押し心地ではなく、入力できたかどうかが分かりやすいのが心地よいポイント。タクタイルな反応が指に返ってきます。
中指で押し分けられる背面4ボタン

背面には、リマップやマクロに対応した4つのボタンを備えています。
左右それぞれに上下2段でボタンが並んでいて、握ると中指が自然に当たる位置です。中指を少し上へ押し上げるように力をかけると上段、下に押し下げるように力をかけると下段が反応するので、指をスライドさせずに押し分けできるのが気に入っています。
1000Hzポーリングレート

LEADJOY Xeno Plusは、有線と2.4GHz接続で1000Hzのポーリングレートに対応しています。1秒間に1000回入力を送信するレートです。
近ごろは8000Hzに対応するコントローラーも登場していて、1000Hzが最高というわけではありません。ただ、1000Hzでも入力の反映は十分に素早く、多くのゲーマーにとってはバランスのよいレートだと言えます。
実際に測定ツールで計測してみたところ、ポーリングレートの中央値は986Hzと、ほぼ公称どおりの数値が出ました。更新間隔の中央値は1.01ms、ジッター(間隔のばらつき)は0.53msと、安定して入力を送れていることが確認できます。
スペック上の数値が、実測でもしっかり出ている結果です。
1万円アンダーで上位機クラスの装備

LEADJOY Xeno Plusは、JS13 Pro TMRスティックやデュアルモードトリガー、4つの背面ボタン、6軸ジャイロといった上位機クラスの装備を備えながら、価格は9,350円と1万円を下回ります。
充電ドックも付属する構成で、この装備をこの価格で導入できるのはコスパの面でうれしいポイント。上位機の機能をひと通り試してみたい人にとって、手を出しやすい1台になっています。
LEADJOY Xeno Plusの気になる点をレビュー
ここまで、LEADJOY Xeno Plusの良いところについてレビューしてきました。多機能で完成度の高い1台ですが、使ってみて一部に気になる点もあります。
グリップ力は控えめ

LEADJOY Xeno Plusのグリップは、ラバー素材ではなく、樹脂にギザギザのテクスチャ加工を施したつくりです。全体的にサラサラとした手触りで、握ったときのグリップ力は控えめに感じました。
ただ、サラサラした手触り自体を好む人もいます。グリップ感をしっかり出したい場合は、市販のグリップテープを貼って補う方法もあります。
付属品は最小限で交換キャップが少ない

同梱される交換パーツは、十字型のD-Padキャップのみです。スティックは着脱式のラバーキャップを採用しているものの、交換用のスティックキャップ自体は付属しません。
ただ、高さや形状の異なるスティックキャップ(Magic Cap)は、別売りのオプションとして用意されています。
標準付属を絞ることで、充電ドック付きで1万円を下回る価格に収めていると捉えれば、必要な人だけがオプションを買い足せる構成とも言えます。
まとめ

本記事では、LEADJOY Xeno Plusの良いところと気になる点について、レビューしてきました。
LEADJOY Xeno Plusは、高精度なJS13 Pro TMRスティックやデュアルモードトリガー、4つの背面ボタンといった上位機クラスの装備を、実測234gの軽量ボディにまとめたコントローラーです。充電ドックも付属して9,350円と、1万円を下回る価格に収まっています。
グリップ力が控えめな点や、交換用パーツが最小限な点は気になりますが、いずれも軽さや価格とのトレードオフと捉えれば納得しやすい範囲。多機能なコントローラーを手頃に試したい人に向いた1台です。
そんなLEADJOY Xeno Plusは、以下のような方におすすめです。
- 軽くて取り回しのよいコントローラーを探している方
- PC・スマホ・Switchなど複数の機種で1台を使い回したい方
- スティックのドリフトを避けたい方
- 背面ボタンやトリガーの切り替えを活用したい方
- 上位機クラスの装備を予算を抑えて導入したい方
TMRスティックや背面ボタンを備えた多機能なコントローラーを、手頃な価格で導入したい方にもおすすめの1台だと言えます。
