LEADJOY Saber Plusは、左右対称のスティック配列を採用したワイヤレスコントローラーです。
TMRスティックに加え、背面ボタンやトリガーの切り替えなど、上位機クラスの装備を備えています。使い慣れたPS配列の操作感はそのままに、機能面も妥協したくない方に向く一台です。
本記事では、そんなLEADJOY Saber Plusの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。
※本レビューはLEADJOY様より製品をご提供いただいています。 ※記載価格は2026年7月時点の価格です。
LEADJOY Saber Plusの基本的な仕様
LEADJOY Saber Plusの基本スペック・同梱品・デザイン・他機種との重量比較・各種設定・メーカーについて、順に紹介していきます。
スペックと特徴

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | LEADJOY Saber Plus |
| カラー | ブラック/ホワイト |
| サイズ | 幅102.5×長さ163.5×高さ65mm(公式) |
| 重量 | 実測229.5g(公称229g) |
| 接続方式 | 有線(USB-C)/2.4GHzワイヤレス(ドングル)/Bluetooth 5.3 |
| ポーリングレート | 1000Hz(有線・2.4GHz接続時) |
| スティック | JS13 Pro TMRスティック(キャップ着脱式) |
| トリガー | デュアルモード(リニア/メカニカル切替) |
| ABXYボタン | 二層構造メカニカル |
| 追加ボタン | 背面L5/R5・上面R4/L4 |
| ライティング | VIBE RGB(スティック周辺に24個のLED) |
| ジャイロ | 6軸 |
| バッテリー | 1000mAh・約12時間(RGB点灯時) |
| 対応プラットフォーム | Windows/Switch/iOS/Android ※Switch 2は公式で「完全対応は未定」。実機では動作を確認 |
| 入力モード | Xbox/DS4/Switch ※PSシリーズでは動作しません |
| カスタマイズ | スマホアプリ/PCツール |
| 価格 | 2026年7月時点で8,780円 |
LEADJOY Saber Plusの主な特徴は、以下の通りです。
- 左右対称(PS配列)のスティックレイアウト
- JS13 Pro TMRスティック(キャップ着脱式)
- リニアとメカニカルを切り替えられるデュアルモードトリガー
- 二層構造のメカニカルABXYボタン
- 背面ボタン(L5/R5)と上面ボタン(R4/L4)
- スティック周辺を彩るVIBE RGB
- 有線・2.4GHz・Bluetoothの3モード接続
- スマホアプリ/PCツールでのカスタマイズ
LEADJOY Saber Plusは、DualShock系と同じ左右対称のスティック配列を採用しています。左右のスティックが同じ高さに並ぶため、左スティックが上段にくるXbox型とは異なり、PlayStation系のパッドに慣れた指の動きをそのまま使えます。
スティックには、JS13 Pro TMRスティックを搭載しています。TMRは磁気でスティックの位置を検出する方式で、物理的にこすれる接点がないぶん、使い込んでもドリフトが起きにくいとされています。
トリガーは、押し込む量で入力が変化するリニアと、浅い動きで反応するメカニカルを、背面のスイッチで切り替えられます。ABXYには二層構造のメカニカルを採用し、背面のL5/R5と上面のR4/L4を合わせて、追加ボタンを4つ備えます。
接続は有線・2.4GHz・Bluetooth 5.3の3モードに対応します。有線と2.4GHzでは1000Hzのポーリングレートで動作し、これは入力を接続先へ送る頻度を示す値です。数値が大きいほど、操作が画面に素早く反映されます。
同梱品

LEADJOY Saber Plusの同梱品は、以下の通りです。
- コントローラー本体
- 2.4GHzワイヤレスドングル
- USB Type-Cケーブル(1.5m・パラコード)
- 取扱説明書
- サポートカード
USBケーブルは、紫と黒を編み込んだパラコードタイプです。

ビニール被覆のケーブルより絡まりにくく、取り回しのしやすさにつながります。
デザイン

LEADJOY Saber Plusは、ブラックを基調にしたスケルトン調のボディです。グリップの内側が薄く透けて見え、電源を入れるとスティック周辺のRGBが浮かび上がります。

正面の中央上部には、LEADJOYのロゴと、ビュー・画面切替・Home・メニュー・Cの各ボタンが並びます。
ABXYは光沢のある黒に白い文字が入り、マットな本体のなかで視認しやすい仕上がり。両スティックのキャップには、滑り止めのドット加工が施されています。

RGBはスティックの周囲をリング状に照らし、点灯させると上品な印象にまとまります。プレイ中にまぶしさを感じることはなく、スケルトンのボディと合わせて落ち着いた見え方です。明るさや色、光り方はアプリから変更できます。

上面には、左右にRT/RB・LT/LBのトリガーとR4/L4ボタンが並び、中央にUSB Type-C端子を配置しています。

背面には、L5/R5のパドルとトリガーの切替スイッチ、技適マーク入りのラベルがまとまっています。

グリップは樹脂に加工を施した表面で、滑り止めになる細かなテクスチャが入っています。
他の主要ゲームコントローラーとの重量比較

LEADJOY Saber Plusの重量を、市場で広く使われている主要なコントローラー5機種の実測値と並べてみます。
| 機種 | 実測重量 |
|---|---|
| LEADJOY Saber Plus | 229.5g |
| Nintendo Switch 2 Proコントローラー | 238.0g |
| Xbox Wireless Controller | 242.5g(※単3電池抜き。電池込みだと公称287g前後) |
| SONY DualSense | 282.0g |
| Steam Controller(2nd Generation) | 293.5g |
| Xbox Elite Controller Series 2 | 330.0g |
数値の上では、6機種のなかでもっとも軽い229.5gに収まっています。もっとも重いXbox Elite Controller Series 2とは、約100gの差です。
とはいえ、持った印象では軽さが際立つわけではなく、扱いやすい重さに感じます。バッテリーやRGB、背面ボタンを内蔵しながら、この重量に収めています。
各種設定

LEADJOY Saber Plusは、箱から出したデフォルトの状態でもそのまま使えますが、スマホアプリ・PCツールでの詳細なカスタマイズにも対応します。PCツールはMicrosoft Storeから入手でき、日本語表示に対応しているので、設定項目を読みながら進められます。
アプリでは、主に以下の設定ができます。
- ボタンのマッピング変更(連射は5/10/20/30/50連射に対応)
- スティックのデッドゾーン・カーブ調整
- トリガーの設定
- バイブレーション・ジャイロの設定
- 背面ボタンやMagic Keyへの動作割り当て
- 最大500ステップのマクロ登録
- プロファイルの保存・切り替え(メイン設定/サブ設定)

スティックは、デッドゾーンやエッジ形状に加えて、8点で出力カーブを調整できます。ゲームごとのカーブを検出して出力をならすAIキャリブレーションも用意されており、タイトルに合わせて効き方を追い込めます。
このほか、スティックの入力ノイズを抑えて視点移動をなめらかに補正するRCフィルターも搭載します。

トリガーのリニア/メカニカルは背面のスイッチで物理的に切り替えられ、RGBの点灯パターンはFn+Cの操作、またはアプリから変更できます。アプリやPCを開かなくても、本体だけで切り替えられる項目があるのは扱いやすいところです。

スティックのキャップは、上に引き抜くように外せる着脱式です。指が触れる部分だけを好みのキャップに替えられる構造になっています。
LEADJOYについて

LEADJOYは、Shenzhen Dynamic Fingertip Network Technology Co., Ltd.が展開するゲーミングデバイスブランドです。BIGBIG WON(現MOJHON)の主要な開発メンバーが立ち上げたメーカーとされ、コントローラー開発のノウハウを受け継いでいます。
ラインナップには、本機のほかにXbox型の非対称配列を採る「Xeno Plus」、伸縮式のモバイルコントローラー「Blade Plus」があります。そのなかで本機Saber Plusは、左右対称のPS配列にRGBを組み合わせた立ち位置です。
LEADJOY Saber Plusの良いところをレビュー
ここまで、LEADJOY Saber Plusの基本的な仕様について紹介してきました。今度は、実際にゲームをプレイしながら感じた、良いところについてレビューしていきます。
この価格で背面ボタンやトリガー切替まで使える

LEADJOY Saber Plusは、背面のL5/R5、上面のR4/L4、そしてトリガーのリニア/メカニカル切り替えを備えています。背面ボタンやトリガーの切り替えは、上位機や高価格帯のモデルに載ることが多い装備。それをこの価格帯でひと通り試せるのは、純粋にうれしいポイントです。

背面のL5/R5は、握ったときにちょうど中指が当たる位置にあり、指を軽く曲げるだけで押せます。ABXYを押すときは親指をスティックから離す必要がありますが、背面ボタンならその必要がありません。スティックを操作したまま、ジャンプやリロードといった入力を足せます。

上面のR4/L4は、トリガーやバンパーから少し離れた位置にあり、誤って触れる心配はありません。押すときは指を少しスライドさせる必要がありますが、よく使う操作を割り当てておくと便利です。

トリガーはメカニカルに切り替えると浅い押し込みで反応し、リニアのままなら押し込む量に応じた入力ができます。アプリと合わせて、ゲームに操作を寄せていけます。
押すときは指を少しスライドさせる必要がありますが、よく使う操作を割り当てておくと便利です。
アプリでスティックの感度を細かく調整できる

スティックには、JS13 Proが採用されています。
近ごろのコントローラーは、ホール効果やTMRといった非接触式のスティックが主流になりつつあります。JS13 Proはそのなかでも、リニアな操作感と高めの感度で評価されているモジュールです。
便利なのが、アプリでの細かな調整です。デッドゾーンや出力カーブを追い込めるので、フォートナイトのようにスティックの精度が問われるタイトルで、感度を自分の感覚へ寄せられます。
カチッとしたABXYのクリック感

ABXYには、二層構造のメカニカルが採用されています。
押すと「カチッ」とした明確なクリック感が返ってきて、入力できたかどうかが指に伝わります。メンブレン式のようなぼやけた感触ではなく、はっきりした反応が返ってくるのが心地よいポイントです。
日本語でわかりやすい設定アプリ

設定アプリは日本語に対応し、PCツールはMicrosoft Storeから入手できます。
海外製コントローラーのアプリは、表示が読み取りにくいこともあります。その点、本機は項目を日本語で確認しながら設定を進められるので、はじめて触るときでも迷いにくいところです。
LEADJOY Saber Plusの気になる点をレビュー
ここまで、良いところについてレビューしてきました。PS配列のまま多機能を手頃にまとめた1台ですが、購入前に知っておきたい気になる点もあります。
D-Padは斜め入力がしづらい

LEADJOY Saber PlusのD-Padは、斜め方向の入力がしづらいと感じる場面がありました。
スト6のように十字キーでコマンドを入力するタイトルをメインに遊ぶなら、正直この一台は向いていません。一方、スティックを主体に操作する3Dアクションやシューターなら、この弱点はほとんど気になりません。
十字キーの使い方しだいで、評価が大きく変わるパッドです。
グリップ力は控えめ

グリップは樹脂に加工を施したつくりで、握ったときの吸い付きは控えめです。
ただ、素の樹脂よりは指が引っかかる程度の加工はされています。しっかりした握り心地が欲しい場合は、市販のグリップテープを貼って補う方法もあります。
まとめ

本記事では、LEADJOY Saber Plusの良いところと気になる点について、レビューしてきました。
LEADJOY Saber Plusは、左右対称のPS配列に、背面ボタンやトリガーの切り替え、交換式のTMRスティックといった上位機クラスの装備をまとめたコントローラーです。設定アプリは日本語に対応し、技適も取得しています。
エイム操作が中心のFPSやシューターには向きますが、十字キーを多用する格闘ゲームには向きません。2026年7月時点で8,780円という価格を踏まえれば、スティック主体で遊ぶ人にとって候補に入る1台です。
そんなLEADJOY Saber Plusは、以下のような方におすすめです。
- PS配列(左右対称)のコントローラーを探している方
- 背面ボタンやトリガーの切り替えを手頃に使ってみたい方
- スティックの入力ドリフトが気になる方
- PC・Switch・スマホで1台を使い回したい方
- RGBの見た目もあわせて楽しみたい方
左右対称のパッドで多機能なモデルを手頃に導入したい方には、おすすめのコントローラーだと言えます。
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