GameSir X5sレビュー!スマホもSwitch 2も挟める伸縮式ワイヤレスコントローラー

GameSir X5sは、スマホからNintendo Switch 2まで挟んで遊べる、伸縮式のワイヤレスモバイルコントローラーです。

ドリフトに強いホールエフェクトスティックとアナログトリガーに、6軸ジャイロとHD振動を搭載しています。接続はBluetooth・有線・2.4GHzのトライモードに対応。実測166gの軽さとハードケースの付属で、外への持ち運びもしやすい1台です。

Switch 2のジョイコンから移行すると、操作のしやすさが一段と上がります。

本記事では、そんなGameSir X5sの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。

本レビューはGameSir様より製品を提供いただきレビューしています。

目次

GameSir X5sの基本的な仕様

まずは、GameSir X5sのスペックと同梱品、デザインから順に紹介します。

スペックと特徴

GameSir X5sの主なスペックを、下記にまとめます。

項目内容
製品名GameSir X5s
対応プラットフォームSwitch/Switch 2/Android/iOS/PC
挟める端末サイズ105〜213mm
接続方式Bluetooth/USB-C有線/2.4GHzワイヤレス(2.4GHzドングルは別売)
スティックホールエフェクトスティック
トリガーホールエフェクトアナログトリガー(ヘアトリガーモード切替対応)
ジャイロ6軸ジャイロ
振動デュアルHDランブルモーター(5段階調整)
ABXYボタンメンブレン/物理スワップ対応
十字キーメンブレン
ターボA/B/X/Y/LB/RB/LT/RT対応
バッテリー840mAh(420mAh×2)
給電Type-C
本体サイズ196.7×88×46mm
重量公称174.1g/実測166g
価格7,599円

GameSir X5sの主な特徴は、以下の通りです。

  • ドリフトに強いホールエフェクトスティックとアナログトリガーを搭載
  • 5段階で調整できるHD振動と6軸ジャイロに対応
  • Bluetooth・有線・2.4GHzのトライモード接続
  • スマホからSwitch 2まで対応する伸縮式(105〜213mm)
  • ABXYのレイアウトを物理・アプリの両方で変更可能
  • ヘアトリガーモードとターボに対応
  • 専用アプリでデッドゾーンや振動を細かくカスタマイズ
  • 本体を保護するハードケースが付属

GameSir X5sは、スマホや携帯ゲーム機を左右のグリップで挟んで使うモバイル向けコントローラーです。挟める端末の幅は105〜213mmに対応し、Switch 2のような大きめの本体から、手持ちのスマホまで幅広く装着できます。

スティックとトリガーには、磁気式のホールエフェクト方式を採用。ホールエフェクトは、磁気でスティックの傾きを読み取る仕組みで、物理的な接点をもたないため、摩耗によるドリフト(勝手に入力が入る現象)が起きにくくなっています。

トリガーはアナログ入力に対応し、押し込む量に応じて入力が変化。M+LT/RTを押すと、浅い操作で反応するヘアトリガーモードにも切り替えられます。

接続はトライモードに対応。Bluetooth・USB-C有線・2.4GHzワイヤレスの3通りで接続でき、2.4GHzワイヤレスに使うドングルだけは別売です。BluetoothはSwitchやスマホ向けの接続で、PCについては説明書でUSB-C有線(DS4モード)が案内されています。PCで使うときは、この有線接続を基本にするのが確実です。

振動は、左右のグリップにHD対応のランブルモーターを内蔵。5段階で強さを調整でき、モーション操作用の6軸ジャイロも備えています。

バッテリーは840mAhで、給電はType-Cから行います。ABXYと十字キーはメンブレン式を採用し、ABXYは物理的に配置を入れ替えられます。重量は公称174.1gで、実測では166gでした。価格は7,599円です。

同梱品

GameSir X5sの同梱品は、以下の通りです。

  • 本体 ×1
  • Type-A to Type-C ケーブル ×1
  • シリコンパッド(薄型・厚型)
  • ボタンクリップ ×1
  • GameSirステッカー ×1
  • 保証書 ×1
  • PP収納ケース ×1

同梱品でうれしいのが本体を収められるハードタイプの収納ケースが付く点です。スティックやボタンを傷から守れるので、バッグに入れての持ち運びがしやすくなっています。

シリコンパッドは、端末を挟む部分にはめ込むクッションで、薄型と厚型の2種類が付属します。挟む端末の厚みに合わせて貼り替えると、本体をぐらつかせずに固定できる仕組みです。

説明書は多言語に対応し、日本語の操作ガイドも入っています。輸入系のコントローラーは説明が英語や中国語だけのことも多いなか、日本語で設定や接続手順を確認できるのは安心できます。

デザイン

GameSir X5sは、ブラックを基調にしたシンプルなデザイン。左ユニットに左スティックと十字キー、右ユニットにABXYと右スティックを配し、左右をつなぐ横長の形状です。

中央の伸縮バーは、縮めればコンパクトにまとまり、引き出せば最大213mmまで端末を挟めます。

105〜213mmの幅に対応し、スマホから大きめのSwitch 2まで装着できます。

全体的に小ぶりなので、手の小さい方でも握りやすく感じられました。

上部には、左右にLB/RBのショルダーボタンと、LT/RTのトリガーが並びます。

トリガーは押し込む量で入力が変わるアナログ式です。

下部右側には、グリップの底にUSB Type-Cの充電ポートを配置。給電はこの底面側のポートから行います。左側下部にはBluetooth接続用のボタンが配置されています。

背面に回ると、左右のグリップにレーザー刻印のテクスチャ加工が入っています。中央の伸縮バーには、GameSirのロゴが入っています。背面ボタンは備えていません。

グリップ部分の拡大。表面が細かくざらつくことで滑りにくく、手になじみやすい仕上がりです。

純正ジョイコンとの重量比較

GameSir X5sの実測重量を、Switch 2のジョイコン2と比べてみます。

機種重量
GameSir X5s166g(実測)
Joy-Con 2(L+R)約133g(L約66g+R約67g・公称)

X5sの166gは、ジョイコン2を左右合わせた約133gより、33gほど重い数値です。とはいえ、その差は左右一体のグリップ形状に充てられているぶんで、手に取ると見た目より軽く感じます。長く握っても疲れにくいのは、こちらの形状でした。

各種設定

GameSir X5sは、専用のGameSirアプリでの細かなカスタマイズに加えて、本体のボタン操作だけでも主要な設定を変えられます。アプリと本体の両方から調整できるので、プレイ環境に合わせて追い込みやすい作りです。

アプリで設定できること

スマホにGameSirアプリを入れて接続すると、専用画面から各種のカスタマイズが可能。設定できる主な項目は、以下の通りです。

  • ボタン設定:ABXYのレイアウトをSwitch/Xboxで切り替え、ボタンの割り当ても変更できる
  • ジョイスティック設定:スティックのデッドゾーン(反応しない範囲)を調整できる
  • トリガー設定:左右それぞれにクイックトリガー(浅く反応するヘアトリガー)を設定できる
  • 体感設定:モーション(ジャイロ)の動作を調整できる
  • 振動設定:振動の強さを段階で調整できる
  • 照明設定:本体ランプの点灯を設定できる
  • コントローラテスト:各ボタンやスティックの入力をその場で確認できる
  • アップデート:左右のバッテリー残量やファームウェアの状態を確認し、更新できる

ボタン設定の画面では、SwitchレイアウトとXboxレイアウトをタップで切り替えられます。画面の上部には、左右グリップのバッテリー残量をそれぞれ表示。ファームウェアの更新も、このアプリからまとめて行えます。

本体のボタン操作で設定できること

本体側では、Mボタンとの組み合わせで主要な設定を呼び出せます。

  • ターボ:M+対象ボタン(A/B/X/Y/LB/RB/LT/RT)
  • ヘアトリガー:M+LT/RT
  • 振動の強さ:M+十字キー上/下
  • スティックのデッドゾーン:M+左/右スティック
  • ボタンレイアウト切替:M+A
  • 音量調整:Home+十字キー上/下(Androidモード時)
  • 接続モード切替:Home+各ボタンを2秒長押し

これらはアプリを開かなくても操作可能で、ゲームプレイ中でも調整できます。

GameSirについて

GameSirは、中国・広州のGuangzhou Chicken Run Network Technology Co., Ltd.が展開する、ゲーミングデバイスブランド。2013年の創業当初から、ゲームエミュレータとコントローラーを並行して手がけてきました。ブランド名は「Game」と敬称の「Sir」を組み合わせた造語で、読みは「ゲームサー」になります。

製品の軸にあるのは、コスパの高いコントローラーづくり。ドリフトを抑えるホールエフェクトスティックのような技術を、手の届きやすい価格帯のモデルにも積極的に採用しています。

ラインナップは、本機のようなX系のモバイルコントローラーから、Xbox・PC向けのG7シリーズ、Switchやスマホに対応するマルチプラットフォーム機まで幅広く揃います。PCゲームをスマホで動かすアプリ「GameHub」や、人気ゲームタイトルとのコラボモデルを手がけているのも、このブランドらしい動きです。

GameSir X5sを使った感想をレビュー

GameSir X5sを実際に使ってみて感じた印象を、まずは全体的なところからお伝えします。細かな評価は後の項目でレビューするので、ここでは使い始めの手触りを中心にまとめます。

手に取ってまず感じたのは、本体の軽さと小ぶりさ。左右のグリップも手によくなじみます。

とりわけ印象に残ったのは、Switch 2に装着したときの操作のしやすさです手の形状に合わせてデザインされている事、グリップ部分にも厚みを持たせている事から、標準のジョイコンから左右一体のフルグリップに替わるだけで、握りが安定しました。

付属のハードケースに収めればそのまま持ち運べるので、カバンに放り込んで外へ持ち出す際も安心です。

GameSir X5sの良いところをレビュー

ここからは、GameSir X5sを使って良かった点を、ひとつずつ取り上げていきます。

Switch 2のジョイコンから移行すると操作しやすい

X5sの良さがいちばん出るのは、Switch 2での操作感の差です。標準のジョイコンは左右に分かれた小型のコントローラーですが、X5sは左右一体のフルグリップ。

グリップしやすい形状にデザインされておりしっかり握り込めるぶん、長時間のプレイでも手が疲れにくく感じます。

スティックもジョイコンより大きく、細かい操作や素早い切り返しがしやすくなります。ジョイコンの操作感に物足りなさを感じていた人ほど、移行したときの差は大きいはずです。

ホールエフェクトのスティックとトリガーでドリフトに強い

X5sのスティックの強みは、ドリフトの起きにくさです。

磁気式のホールエフェクトを採用していて、接点が触れ合わない構造のため、使い込んでもスティックが勝手に動きにくくなっています。

安価なモバイルコントローラーで起きがちなドリフトを抑えられるのは、長く使ううえで安心できる部分。トリガーも同じホールエフェクトのアナログ式で、踏み込む量に応じて入力が変わります。

6軸ジャイロとHD振動に対応している

GameSir X5sは、6軸ジャイロとHD振動の両方に対応しています。ジャイロを使えば、本体を傾けて照準を合わせるジャイロエイムにも対応可能。HD振動は左右のグリップで強弱のある振動を返し、5段階で強さも調整できます。下位モデルのX5 Liteにはなかった要素です。

ABXYのレイアウトを物理でもアプリでも変えられる

ABXYのレイアウトは、物理とアプリの2通りで入れ替え可能。物理側はボタンキャップを差し替える方式で、工具なしに指で外せて、SwitchとXboxの並びに付け替えられます。入れ替えるのはキャップで、スイッチ自体はメンブレンのままです。

アプリ側でも、ボタン設定からSwitchレイアウトとXboxレイアウトを切り替えられます。配置にこだわる人にも合わせやすい部分です。

GameSirアプリが統一で複数持ちでも使い慣れている

GameSirの周辺機器は、設定アプリが共通。

すでにGameSir製品を使っている人なら、X5sも同じアプリでそのまま設定でき、操作に迷いません。ボタンの割り当てやデッドゾーン、振動の強さまで、見慣れた画面のまま追い込めます。

デバイスをまたいで設定を管理しやすいのも、ブランドを揃える利点です。

GameSir X5sの気になる点をレビュー

ここまで良い点を取り上げてきましたが、使ううえで気になった部分もあります。順に挙げていきます。

手が大きいとABXYと右スティックの間で親指が干渉する

右側はABXYボタンと右スティックの距離が近く、手が大きい人だと親指が当たりやすく感じました。本体が小ぶりなぶんのトレードオフで、操作中に指が窮屈になる場面があります。

一方で、手が小さい人やお子さんにとっては、むしろ指が届きやすい配置になります。自分の手の大きさと合うかは、確認しておきたいところです。

背面ボタンは搭載していない

GameSir X5sには背面ボタンが搭載されていません。

指を離さずにジャンプやリロードなどを割り当てたい人には、物足りなく感じるポイントです。

背面ボタン付きのモバイルコントローラーを使い慣れていると、アクションやFPSでは操作の自由度に差が出る場面があります。

背面ボタンを重視するなら、購入前に必ずチェックしておきたい点です。

Switch 2に装着するとドックやスタンドが使えない

Switch 2にX5sを装着したままだと、本体を充電ドックへ差し込めません。

背面のスタンドも立てられないため、卓上に置くテーブルモードには向きません。挟んで遊ぶ携帯モード向けの設計なので、据え置きで使いたいときは、いったん取り外す必要があります。持ち運んで手に持って遊ぶ使い方が、X5sの本領です。

GameSir X5sはこんな方におすすめ!

本記事では、GameSir X5sの良いところと気になる点をレビューしてきました。

ホールエフェクトのスティックとアナログトリガー、6軸ジャイロにHD振動と、モバイルコントローラーとしての装備はしっかり揃っています。実測166gの軽さとハードケースの付属で、外への持ち運びもしやすいのも嬉しいポイント。

なにより、Switch 2のジョイコンから移行したときの操作のしやすさが、大きな魅力です。

手の大きい人だとボタンと右スティックが近く感じる点や、背面ボタンの非搭載、装着中はドックやスタンドが使えない点には注意が必要です。とはいえ、携帯モードで気軽に遊ぶ使い方なら、その軽さと握りやすさは頼もしい味方になります。

そんなGameSir X5sは、以下のような方におすすめです。

  • Switch 2とスマホを1台のコントローラーで兼用したい方
  • ジョイコンの操作感に物足りなさを感じている方
  • 手が小さめの方や、お子さん・女性
  • すでにGameSir製品を使っている方
  • 外に持ち運んで遊びたい方

気になる点が許容できる範囲であれば、スマホからSwitch 2まで1台でこなせる相棒として、ぜひ候補に入れてみてください。

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