LEADJOY Xeno Proは、Xeno Plusの後継モデルにあたるワイヤレスゲームパッドです。
前モデルの筐体と接続まわりを引き継ぎ、スティックの固さ調整と全ボタンのマイクロスイッチ化を加えました。接続は有線・2.4GHz・Bluetoothの3系統で、PC・Switch・スマホに対応。
価格は税込9,980円で1万円を切っています。
本記事では、前モデルとの違いも交えながら、Xeno Proの良いところと気になる点をレビューしていくので、ぜひご参照ください。
本レビューはLEADJOY様より製品を提供いただきレビューしてます。
LEADJOY Xeno Proの基本的な仕様
LEADJOY Xeno Proのスペック・同梱品・デザイン・他機種との重量比較・各種設定・メーカーについて、順に紹介していきます。
スペックと特徴

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 9,980円(充電ドック付き) |
| 対応機種 | Windows/Switch・Switch 2/Android/iOS(PS4、およびPS5上のPS4タイトル) |
| 接続方式 | 有線(USB-C)/2.4GHzワイヤレス(ドングル)/Bluetooth |
| ポーリングレート | 1000Hz(有線・2.4GHz接続時) |
| スティック | 12bit TMR・固さ調整40〜80gf(ラバーキャップ着脱式) |
| ボタン・トリガー | ABXY・十字キー・バンパー・背面4ボタンを含む16個のマイクロスイッチ/トリガーはホール・マイクロスイッチ切替 |
| バッテリー | 1000mAh・最大約30時間 |
| 重量 | 実測241.0g |
LEADJOY Xeno Proの主な特徴は、以下の通りです。
- 固さを40〜80gfの範囲で調整できる12bit TMRスティック
- ABXY・十字キー・バンパー・背面ボタンを含む16個のマイクロスイッチ
- ホールとマイクロスイッチを切り替えられるトリガー
- グリップ2基+トリガー2基の計4基の振動モーター
- 3つのプロファイルを保存して切り替えられるメイン/サブモード
- 最大500ステップのマクロに対応した4個の背面ボタン
- 1000Hzサンプリングの6軸ジャイロ
- 充電ドック・R20ドングル・交換用スティックキャップが付属
- 技適取得済み(219-258284)
同梱品

同梱品は、以下の通りです。
- コントローラー本体
- 充電ドック
- 2.4GHzワイヤレスドングル(R20)
- 交換用スティックキャップ(ラバーキャップ4個)
- 交換用十字キー(十字型)
- USB-A to USB-Cケーブル(1.5m・編み込み)
- ユーザーマニュアル
- サポートカード
交換用のスティックキャップは、丸いラバーキャップが4個。好みのものに替えられます。

ケーブルは紫の編み込みタイプで、LEADJOYのロゴ入り。

充電ドックは、背部にドングルを差し込んで使う事も可能です。
デザイン

LEADJOY Xeno Proは、ブラックの本体にクリアパープルのトリガーと銀色の十字キーを組み合わせた配色です。
フロント面はXbox型の左右非対称配列で、左上に左スティック、左下にディスク型の十字キー、右上にABXYボタン、右下に右スティックが並びます。
中央上部にLEADJOYのロゴと接続インジケーター、その下にスクリーンショットなどのシステムボタン、両スティックの間にCボタンという配置です。

ABXYは光沢のあるキャップに、ドット絵風のA・B・X・Yの刻印。

スティックの根元には、刻みの入った銀色のリング。MINとMAXの刻印と目盛りがあり、ここを回してスティックの固さを変えます。

上面は中央にUSB-Cポート、その左右に銀色の格子模様のバンパー、奥にクリアパープルのトリガーです。

背面には4つの背面ボタンと、中央にペアリングボタン、その左右に小さな紫のスライドスイッチがあります。このスライドスイッチがトリガーのモード切替です。中央のラベルには技適マークと番号が印字されています。

背面ボタンは表面が格子状の滑り止め加工です。グリップは樹脂で、表面に細かいドットの滑り止めが全面に入っています。握るとサラサラした手触りで、指に食いつく感触は控えめです。
他の主要ゲームコントローラーとの重量比較

LEADJOY Xeno Proの実測重量は241.0gでした。主要なゲームコントローラー5機種と並べると、以下の通りです。
| 機種 | サイズ(横幅×奥行×厚み)※1 | 実測重量 |
|---|---|---|
| LEADJOY Xeno Pro | 約154×108×57mm | 241.0g |
| Nintendo Switch 2 Proコントローラー | 約148×105×60.2mm | 238.0g |
| SONY DualSense | 約160×106×66mm | 282.0g |
| Xbox Wireless Controller | 約153×102×61mm | 242.5g |
| Steam Controller(2nd Generation) | 約160×120×64.2mm | 293.5g |
| Xbox Elite Controller Series 2 | 約155×104×61mm | 330.0g |
重量はXeno Proの241.0gが6機種で2番目に軽く、最軽量のSwitch 2 Proコントローラーとの差は3gです。もっとも重いXbox Elite Controller Series 2とは89gの差があります。
各種設定

LEADJOY Xeno Proの設定は、スマホアプリとPCツール(Microsoft Store)の2通り。PCツールの設定画面は、ボタン・スティック・トリガー・バイブレーション・ジャイロ・Magic Keyの6タブに分かれています。
各タブで調整できる主な項目は、以下の通りです。
- ボタン:R4/L4/R5/L5を含む全ボタンの割り当て、最大500ステップのマクロ
- スティック:中心とエッジのデッドゾーン、手動キャリブレーション、ジッター係数、エッジ形状(円形/角丸四角形)、軸反転、8点の出力カーブ
- トリガー:初期・終期のデッドゾーン、リニアトリガー/クイックトリガーのモード
- バイブレーション:左右グリップを個別に0〜70で調整、左右トリガーは柔らかめ/標準/最大の3段階
- ジャイロ:モーションエイム(スティック・ボタン・マウスへの割り当て)、照準モード/運転モード
- Magic Key:最大4個のペアリング
LEADJOYについて

LEADJOYは、Shenzhen Dynamic Fingertip Network Technology Co., Ltd.が展開するゲーミングデバイスブランドです。BIGBIG WON(現MOJHON)の主要開発メンバーが立ち上げたメーカーとされていて、コントローラー開発のノウハウを引き継いでいます。
製品はXenoシリーズのほか、伸縮式のモバイルコントローラー「Blade Plus」、体の動きをボタン入力に割り当てる「Magic Key」などを展開中です。
Xeno Proは、Xeno Plusの筐体と接続まわりを引き継ぎ、スティックとボタンを作り直した後継機にあたります。前モデルをはじめ複数の製品をレビューしていますのであわせてご覧ください。
Xeno Plusとの比較

Xeno Proは、見た目と価格がPlusに近いぶん、どこが変わったのかが分かりにくい製品です。両方を並べて、変わった点と変わっていない点を整理します。
| 項目 | Xeno Pro | Xeno Plus |
|---|---|---|
| スティック | 12bit TMR・固さ調整40〜80gf | JS13 Pro TMR・固さ固定 |
| マイクロスイッチ | 16個(ABXY・背面4に十字キー・バンパー・トリガーを追加) | 8個(ABXY・背面4) |
| 振動モーター | 4基(グリップ2+トリガー2) | 2基(グリップ) |
| 同梱ドングル | R20 | R10 |
| 交換用スティックキャップ | ラバーキャップ4個が付属 | 別売 |
| トリガー | ホール・マイクロスイッチ切替 | 同じ |
| ポーリングレート | 1000Hz(有線・2.4GHz) | 同じ |
| バッテリー | 1000mAh・最大約30時間 | 同じ |
| 重量 | 実測241.0g | 実測234.0g |
| 価格 | 9,980円(充電ドック付き) | 8,980円(充電ドック付き) |
いちばんの違いはスティックです。Plusのスティックは倒す固さが固定でしたが、Proは根元のリングを回して固さを変えられます。
ボタンはPlusでABXYと背面4ボタンの8個だったマイクロスイッチが、Proでは十字キー・バンパー・トリガーまで広がって16個になりました。持ち替えると、十字キーとバンパーの押した感触の違いがはっきり分かります。
振動はグリップの2基に加えて、トリガーの中にも小型のモーターが1基ずつ入り、計4基になりました。
付属品では、Plusで別売だった交換用スティックキャップが、Proには最初から入っています。
変わっていないのは、筐体の形とボタン配置、トリガーの2モード切替、1000Hzのポーリングレート、1000mAhのバッテリーと最大30時間の駆動、背面4ボタンの構成です。重量は7g増えています。
差額は1,000円。これから1台買うならProです。Plusを持っている人が買い替える理由があるとすれば、固さ調整の1点に尽きます。スティックの固さに不満がなければ、買い替えは急がなくてかまいません。
LEADJOY Xeno Proの良いところをレビュー
ここからは、使って感じた良いところを挙げていきます。
スティックの固さを、遊ぶゲームに合わせて手元で変えられる

Xeno Proのスティックは、根元の刻みの入ったリングを親指と人差し指でつまんで回し、倒す固さを40〜80gfの範囲で変えられます。工具もアプリも使わず、本体だけで済む調整です。

リングにはMINとMAXの刻印と目盛り付き。いまどの位置にしているかが見た目で分かります。
固くするほど小さく倒したときに行き過ぎにくくなり、軽くするほど少ない力で端まで倒せる、というのが固さ調整の一般的な使い方です。
フォートナイトやAPEXなどエイム精度を優先するタイトルでは、リングをMAXまで回していちばん固い状態にしています。スティックが重くなるぶん倒しすぎが起きにくく、エイムのブレが減ります。
センサーは12bitのTMR。磁気で位置を読む非接触式なので、長く使っても入力ドリフトが起きにくい構造です。
固さの好みはゲームや人で分かれますが、買ってから自分の手に合わせられるのが、良いところです。
十字キーからバンパーまで、押した瞬間がわかる

Xeno Proは、ABXY・十字キー・バンパー・背面4ボタンを含む16個にマイクロスイッチを使っています。Plusでは、ABXYと背面4ボタンの8個でした。
マイクロスイッチは、押し込むとカチッという音と手応えで入力が入る方式です。ゴムの反発で押す方式と違い、どこで入力が成立したかが指でわかります。
ABXYはPlusと同じマイクロスイッチなので、持ち替えても差は分かりません。一方で、Plusから変わった十字キーとバンパーは、押した瞬間の違いがはっきり出ます。
全体として、入力の返りが早いコントローラーになったと感じます。
トリガーは短く切り替えられ、振動も手元に来る

トリガーは、ホール効果のアナログ入力とマイクロスイッチのデジタル入力を、背面の小さなスライドスイッチで切り替えます。PCツール上の呼び名はリニアトリガーとクイックトリガーです。
アナログは押し込んだ量で入力が変わるので、レースゲームのアクセル操作に合います。デジタルは浅く押すだけで入力が成立するので、FPSや格闘ゲームの連打向きです。
Proでは、トリガーの中にも小型の振動モーターが1基ずつ入りました。グリップの2基と合わせて計4基になり、トリガーを引いた指に振動が直接伝わる位置です。
振動の強さはPCツールで、左右のグリップとトリガーを別々に設定できます。トリガー側は3段階で、不要なら切ることも可能です。
背面4ボタンは中指で押し分ける

背面には左右2段ずつ、計4個のボタンがあります。割り当てはアプリで変えられ、最大500ステップのマクロの登録先にもなる場所です。
配置はPlusと同じで、握ると中指が上下2段のボタンに掛かります。中指を少し上へ押し上げると上段、下へ押し下げると下段が反応するので、指をスライドさせずに押し分けられる点も変わっていません。
ドックとキャップが付いて1万円を切る

Xeno Proは、充電ドック・R20ドングル・交換用のラバーキャップ4個が付いて9,980円です。
前モデルでは交換用キャップが別売でしたが、Proはその分が最初から箱に入っています。

充電ドックは本体を上から差し込むだけ。
買い足し無しで使い始められる構成が、9,980円に収まっているのはありがたいところ。
LEADJOY Xeno Proの気になる点をレビュー
良いところが目立つ一方で、購入前に知っておきたい点もあります。
グリップの手触りはPlusと変わらない

グリップは樹脂にドットの滑り止めを入れた作りで、手触りはサラサラしています。前モデルのXeno Plusで控えめだったグリップ力は、Proでも変わっていません。
乾いた手触りを好む人には、むしろ合う仕上がりです。汗で滑るのが気になるなら、市販のグリップテープで補えます。
ファームウェアの更新は有線接続のときだけ

ファームウェアの更新は、本体をUSBケーブルでPCにつないでいるときだけ始められます。ドングル経由で接続していると、PCツールの条件チェックで接続方式が弾かれ、開始ボタンが押せません。
普段ドングルで使っている人は、更新のたびにケーブルを挿し直す手間があります。付属のケーブルをドックの近くに置いておけば済む範囲です。
まとめ

本記事では、LEADJOY Xeno ProをXeno Plusと並べながら、変わった点と使って感じたことをレビューしてきました。
Xeno Proは、固さを変えられる12bit TMRスティックと16個のマイクロスイッチを、Plusから引き継いだ実測241gの筐体と充電ドック付きの構成に載せたゲームパッドです。
グリップの手触りがPlusのままな点や、ファームウェア更新に有線接続が要る点はあるものの、1万円以下でスティックの固さを自分で決められる1台になっています。
そんなLEADJOY Xeno Proは、以下のような方におすすめです。
- スティックの重さを、ゲームや自分の手に合わせて決めたい方
- 十字キーやバンパーまでカチッと押せるボタンで選びたい方
- PCとSwitch、スマホを1台のパッドで回したい方
- Xeno Plusと迷っている方
- 充電ドック込みで1万円以下に収めたい方
固さを変えられるスティックと16個のマイクロスイッチ、4基の振動モーター、充電ドックまで入って9,980円。1万円以下でここまで揃うゲームパッドとして、最初の1台にも買い替えにもおすすめです。
