Nintendo Switch 2 Proコントローラーは、Joy-Con 2からのステップアップ先として最有力になる、任天堂純正のフルサイズワイヤレスパッドです。
いつでもゲームチャットを呼び出せるCボタン、好きなボタンを割り当てられる背面のGL/GRボタン、底面のヘッドホンマイク端子を新たに搭載し、Joy-Con 2と同じHD振動2にも対応しています。グリップ型の形状で、TVモードやテーブルモードでも長時間快適に操作できる1台です。
本記事では、そんなNintendo Switch 2 Proコントローラーの良いところと気になる点について、レビューしていくので、ぜひご参照ください。
Nintendo Switch 2 Proコントローラーの基本的な仕様

ここでは、Nintendo Switch 2 Proコントローラーの基本スペック・同梱品・デザイン・操作部について、順に紹介していきます。
スペックと特徴
Nintendo Switch 2 Proコントローラーの主なスペックを、下表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 希望小売価格 | 9,980円(税込) |
| サイズ | 縦105mm×横148mm×厚さ60.2mm |
| 質量 | 約235g(実測238.0g) |
| 通信機能 | Bluetooth/NFC |
| センサー | 加速度センサー/ジャイロセンサー |
| 振動機能 | HD振動2 |
| バッテリー | リチウムイオンバッテリー 1070mAh |
| バッテリー持続時間 | 約40時間 |
| 充電時間 | 約3時間 |
| ヘッドホンマイク端子 | 3.5mm 4極ステレオミニプラグ(CTIA規格) |
| USB端子 | USB Type-C |
| 付属品 | USB充電ケーブル |
主な特徴は、以下のとおりです。
- いつでもゲームチャットを呼び出せるCボタン
- 好きなボタンを割り当てられる背面のGL/GRボタン
- 3.5mmのヘッドホンマイク端子
- より強く重くなったHD振動2
- 本体のスリープを無線で解除できる機能
旧Proコントローラーの基本設計を引き継ぎつつ、Switch 2世代の機能を加えたのが本機の立ち位置です。Cボタンは、Switch 2から搭載されたゲームチャットをワンタッチで呼び出すボタンで、背面のGL/GRボタンには好きな操作を自由に割り当てられます。
振動はHD振動2に対応していて、HD振動2というのは、従来のHD振動より強く重く鋭い振動を表現できる機能のこと。amiiboの読み書きに使うNFCも備えているので、対応ソフトではフィギュアをタッチして遊べます。
接続は、Bluetoothの無線と、付属のUSB-Cケーブルを使った有線の2通り。バッテリーは約40時間持続し、フル充電までにかかる時間は約3時間です。
同梱品

Nintendo Switch 2 Proコントローラーの同梱品は、以下のとおりです。
- コントローラー本体
- USB充電ケーブル
付属するのは本体とUSB充電ケーブルのみで、ケーブルは片側がUSB-A、もう片側がUSB-Cの形状です。充電のほか、Switch 2本体やドックに有線でつないで登録するときにも使います。

パッケージ裏面には、本体[BEE-008]とUSB充電ケーブル[BEE-016]というセット内容に加え、充電方法や登録方法の手順も記載されています。
デザイン

本体は、光沢を抑えたマットブラックで統一されています。スティックの軸だけが白く、十字ボタンの上には「Nintendo Switch 2」のロゴ、右スティックの左下にはCボタンを配置。

表面はさらりとした乾いた手触りで、ラバーやテクスチャ加工は施されていません。布の上に置いても、指紋や手汗が目立ちにくい質感です。

背面は、中央にNintendoのロゴ、左右のグリップにGL/GRボタンを備えた左右対称のレイアウトです。グリップは手のひらに向けてなだらかに膨らみ、継ぎ目の少ないシームレスな造形でまとまっています。

上面には、左右にL/ZL・R/ZRのショルダーとトリガーが並びます。中央にはUSB Type-C端子とシンクロボタン、その上に4つのプレイヤーランプが収まるレイアウト。USB Type-C端子は、充電と有線での登録の両方に使います。

底面の中央には、3.5mmのヘッドホンマイク端子。

背面のGL/GRボタンは、グリップを握ったときに中指が自然に届く位置にあります。底面側には、3.5mmのヘッドホンマイク端子も配置。手元にヘッドセットを直接つないで使えるつくりです。
Nintendo Switch 2 Proコントローラーを使った感想をレビュー

ここまで、Nintendo Switch 2 Proコントローラーの基本的な仕様を見てきました。ここからは、実際にSwitch 2へ接続して使った感想を紹介していきます。
手に取ってまず感じたのは、薄くて握りやすいという印象です。表面はさらりとしていて、ラバーやグリップ加工は施されていませんが、操作中に滑る感覚はありませんでした。
Joy-Con 2から持ち替えると、操作のしやすさははっきり変わります。グリップ型で手にしっかり収まり、TVモードでもテーブルモードでも安定して握っていられる手応えです。
Nintendo Switch 2 Proコントローラーの良いところをレビュー
Nintendo Switch 2 Proコントローラーの良いところについて、レビューしていきます。Joy-Conからの乗り換えを考えている方は、チェックしてみてください。
Joy-Con 2より手に収まる薄型グリップ

いちばんの持ち味は、手にしっかり収まるグリップ形状です。Joy-Con 2のような薄い形状とは違い、手のひらの丸みに沿って握り込める形状。握った瞬間から、手の中で安定する感覚があります。
表面はさらりとした手触りで、ラバーやグリップ加工は施されていません。それでも操作中に滑る感覚はなく、薄さも相まって手になじみやすいパッドです。
旧プロコンより静かになったスティック

スティックは、旧Proコントローラーよりも作動音が静かになったポイント。倒しきったときにフチへ当たる音が、旧モデルの「カチカチ」から「コトコト」に近い音へと変わりました。
夜間や静かな部屋でのプレイでも、音が気になりにくい仕上がりです。
配置と押し心地が手に合う背面ボタン

背面のGL/GRボタンは、配置と押し心地のどちらも手に合う感覚。グリップを握ると中指が自然に乗る位置にあり、軽く力を入れるだけで反応してくれます。
割り当ては、ゲーム中にHOMEボタンを長押しすれば、その場で設定できます。プレイを止めずに変えられるので、遊びながら自分に一番合う操作へ絞り込んでいけるのが便利です。
バランスのよい振動とジャイロ

振動とジャイロは、どちらもバランスのよさを感じる部分。HD振動2は、ゲームの動きに合わせて手元へ自然に伝わってきます。
ジャイロを使ったエイムは、スティックでのエイムとジャイロの傾きを合わせながら、狙いを詰めていく形です。スティックとジャイロを併用する操作にもなじみやすく、細かい照準合わせに活きてきます。
ボイスチャットが手元で完結するCボタンとヘッドホン端子

正面のCボタンを押すと、Switch 2のゲームチャットをすぐに呼び出せます。フレンドと通話しながら遊ぶときに、ワンタッチでチャットを開けるのが便利です。

底面には、3.5mmのヘッドホンマイク端子。コントローラーへ直接ヘッドセットをつなげます。ボイスチャットの環境が手元だけで完結するので、チャットを多用する方には扱いやすいつくりです。
本体のスリープ解除と約40時間バッテリー

Nintendo Switch 2 Proコントローラーは、HOMEボタンを押すと本体のスリープを無線で解除できます。旧Switchのコントローラーではスリープを解除できないため、Switch 2をメインで遊ぶなら扱いやすいポイント。
バッテリーは約40時間持続し、フル充電までにかかる時間は約3時間です。毎日少しずつ遊ぶ程度なら、充電の頻度を気にせず使えます。
Nintendo Switch 2 Proコントローラーの気になる点をレビュー
ここまで、Nintendo Switch 2 Proコントローラーの良いところについて、レビューしてきました。完成度の高い純正パッドですが、使ううえで気になる点もいくつかあります。
トリガーはデジタル方式で押し込みが深め

ZL/ZRのトリガーは、押し込み量を読み取るアナログ式ではなく、オン・オフで反応するデジタル方式です。デジタル方式でありながら、押し込みのストロークがやや深めなのが気になりました。
とはいえ、Switch 2のゲームではトリガーの踏み込み量を細かく使う場面が少なく、実際のプレイで支障になりにくい部分でもあります。
グリップの密着感は旧プロコンに譲る

握りやすさはJoy-Con 2から大きく向上していますが、旧Proコントローラーと比べると、グリップの密着感は旧モデルのほうが上だと感じました。旧Proコントローラーは表面の加工と厚みで手に吸い付くような握り心地があり、その点では一日の長があります。
ただ、本機はサラサラした表面でも滑りにくく、薄さと軽さは本機ならではの持ち味です。比較する相手によって評価が変わる部分だと言えます。
白みのあるグレーの配色は好みが分かれる

本体はマットブラックですが、上面やスティックには白みのあるグレーを組み合わせた配色です。この二色の組み合わせは、好みが分かれるところ。個人的には、手放しで好みとは言いづらい配色でした。
もっとも、配色は使い勝手に影響する部分ではないので、見た目の好みで選んで問題ありません。
Joy-Con 2・旧プロコンとの違いと、買うべき人
ここからは、Joy-Con 2と旧Switch Proコントローラーとの違いを整理しながら、どんな方が買うべきかをまとめていきます。
| 項目 | Joy-Con 2 | 旧Proコントローラー | プロコン2 |
|---|---|---|---|
| 背面ボタン | なし | なし | あり(GL/GR) |
| Cボタン | あり | なし | あり |
| HD振動2 | 対応 | 非対応 | 対応 |
| ヘッドホンマイク端子 | なし | なし | あり |
| 本体のスリープ解除 | 可 | 不可 | 可 |
Joy-Con 2との違い

Joy-Con 2との一番の違いは、握りやすさ。Joy-Con 2は薄い形状で、付属のグリップに取り付けて使うこともできますが、プロコン2のグリップ形状と比べると握り心地は大きく変わります。

実際にJoy-Con 2をグリップへ付けた状態と持ち比べても、プロコン2のほうが手に収まり、操作のしやすさは比べものになりません。Joy-Conからの乗り換えで迷っているなら、購入してしまったほうが快適に遊べます。
旧Switch Proコントローラーとの違い

旧Proコントローラーとの違いは、Switch 2向けの機能が加わった点。プロコン2にはCボタン・背面のGL/GRボタン・HD振動2が備わり、HOMEボタンでの本体スリープ解除にも対応します。旧Proコントローラーには、いずれもありません。

一方で、グリップの密着感は旧Proコントローラーのほうが上で、配色の好みも分かれます。すでに旧Proコントローラーを持っていて、チャットや背面ボタンを使わないなら、無理に買い替える必要はありません。これからSwitch 2でProコントローラーを初めて買うなら、新型を選ぶ形になります。
他社製コントローラーとの兼ね合いと、買うべき人

Switch 2に対応するコントローラーは他社からも出ていて、性能やコストパフォーマンスの面では、他社製が上回る場面もあります。それでも、純正ならではの相性の高さと安心感は本機の強みで、このあたりをどう重視するかは人によって変わります。
整理すると、Joy-Con 2の握りや操作感に物足りなさを感じている方、TVモードやテーブルモードで長く遊ぶ方、フレンドとボイスチャットをしながら遊ぶ方には、乗り換える価値があります。一方で、携帯モード中心でボイスチャットを使わない方や、すでに旧Proコントローラーを持っている方は、優先度を下げてもよいでしょう。
まとめ

本記事では、Nintendo Switch 2 Proコントローラーの良いところと気になる点について、レビューしてきました。
Joy-Con 2から持ち替えると操作のしやすさがはっきり変わり、薄くて手に収まるグリップ、静かになったスティック、手に合う背面ボタン、手元で完結するボイスチャット環境がそろっています。トリガーの押し込みや旧Proコントローラーと比べたグリップの密着感、配色の好みなど気になる点もありますが、いずれも使い方や好みによる部分です。
性能やコストパフォーマンスでは他社製が上回る場面もありますが、純正ならではの相性と安心感は本機の強みです。Joy-Conからのステップアップ先を探している方には、最初の1台として選びやすい純正コントローラーだと言えます。
Switch2のおすすめコントローラーは下記記事でまとめてます。あわせてご覧ください。


