GuliKit Elves 2 Proは、ドリフトしないホール効果スティックに加え、操作を記録して自動再生できるマクロ機能を備えた、Switch2対応のゲーミングコントローラーです。
レトロで可愛いデザインと、コンパクトで軽量な本体が特徴で、Switch2のスリープ復帰にも対応しています。
本記事では、そんなGuliKit Elves 2 Proの良いところと気になる点についてレビューしていくので、ぜひご参照ください。
本レビューはGuliKit様より製品を提供いただきレビューしてます。
GuliKit Elves 2 Proの基本的な仕様

GuliKit Elves 2 Proの基本的な仕様として、スペック・デザイン・他の主要ゲームコントローラーとの重量比較・各種設定・GuliKitについて、順に紹介していきます。
スペックと特徴
GuliKit Elves 2 Proの主なスペックを下表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | GuliKit Elves 2 Pro Controller(NS59) |
| カラー | ホワイト(SS Retro)ほか |
| 重量 | 実測189.0g |
| スティック | ホール効果・2200段階高精度 |
| 有線ポーリングレート | 1000Hz(PC接続時) |
| Bluetoothポーリングレート | 170Hz |
| 接続方式 | 有線(USB-C)/Bluetooth |
| 対応プラットフォーム | Switch/Switch2/PC/Android/iOS |
| Switch・Switch2スリープ復帰 | 対応 |
| 振動 | 磁気浮上式/HD/ロータリーの3モード・9段階 |
| マクロ(APG) | 対応(最大10分記録) |
| モーションエイムアシスト | 対応 |
| D-pad | SSフローティングD-pad |
| 連射 | セミオート/フルオート |
| ジャイロ | 6軸 |
| バッテリー | 800mAh |
| 同梱品 | 本体・ハードケース・マニュアル・USB-Cケーブル |
スティックには、ホール効果方式が採用されています。磁気でスティックの傾きを読み取る仕組みのため、接点がすり減らず、長く使ってもドリフトが起きにくいのが特徴。
マクロ機能や、磁気浮上式を含む9段階の振動モード、モーションエイムアシストにも対応しています。同梱品にはUSB-Cケーブルが含まれ、マニュアルも日本語に対応しているため、購入してすぐに設定を把握しながら使い始められます。
同梱品

GuliKit Elves 2 Proの同梱品は、以下の通りです。
- 本体
- ハードケース(コントローラー型)
- ユーザーマニュアル(日本語対応)
- USB-Cケーブル
- ステッカー
- 製品紹介資料
充電や有線接続に使うUSB-Cケーブルが付属するので、手持ちのケーブルを用意しなくても、開封してすぐに使い始められます。

マニュアルは日本語に対応しており、各種設定やマクロの使い方を確認しやすいのも嬉しいポイントです。

本体の形に合わせたハードケースも付属。持ち運びのときにスティックが押されたり、ぶつかって傷ついたりするのを防げるので、外に持ち出す機会が多い方にも安心です。
底面のUSB-Cポート部分には開口があり、ケースに入れたまま充電できるのも便利なポイントです。
デザイン

正面は、白を基調にカラフルなABXYボタンと赤いバンパーを組み合わせた配色で、どこか懐かしさを感じる雰囲気にまとまっています。中央下に配置された赤く光るボタンがペアリングボタンで、接続状態に応じて点灯します。

背面には接続先を切り替えるモードスイッチがあり、iOS/PC/NSの3モードとOFFを物理的に切り替える作りです。

中央のボタン群には、マクロを操作するAPGボタンが配置されています。ABXYボタンはSwitch準拠の配列で、十字キーはサターン風のSSフローティングD-padを採用しています。

肩のボタンは、L・ZL・R・ZRがすべてボタン式で、赤いカラーがアクセントになっています。中央にあるUSB-Cポートは、充電と有線接続を兼ねた仕様です。
他の主要ゲームコントローラーとの重量比較

GuliKit Elves 2 Proの重量は、実測で189.0g。250gを超えるコントローラーも多いなか、手に取るとはっきり軽いと感じる部類で、長時間握っても負担になりにくい重さです。

純正のSwitch2 Proコントローラーと並べると、ひと回り小ぶりなサイズ感。コンパクトにまとまっているぶん、取り回しやすいのも利点。
各種設定

GuliKit Elves 2 Proでできる主な設定は、以下の通りです。
- マクロ(APG)の記録と再生
- 連射(セミオート/フルオート)の切り替え
- 振動モード・強さの調整(3モード・9段階)
- 接続先モードの切り替え(iOS/PC/NS)
- ABXY配列の切り替え(Switch/Xbox)
マクロは、ボタンやスティックの操作を最大10分まで記録し、自動で再生できる機能です。振動は磁気浮上式・HD・ロータリーの3モードを、それぞれ強さ3段階で調整できます。
これらの設定は本体の操作で行えるほか、PCと接続してGuliKitのWeb設定ツールからも変更できます。コントローラーをPCモードにしてUSBまたはBluetoothで接続すると、ブラウザ上の画面で各ボタンの機能をクリックしながら設定できます。
GuliKitについて

GuliKitは、ジョイスティックのドリフトやコントローラーの耐久性といった、ゲーマーが抱えがちな問題の解決に力を入れているゲーミング周辺機器ブランドです。なかでも、ドリフトを防ぐホール効果ジョイスティックを世界に先駆けて製品化したメーカーとして知られています。
製品ラインナップには、KingKong 2 ProやKK3 Maxといった高性能コントローラーのほか、Switch・Steam Deckなど向けの交換用スティックモジュールも揃っています。ホールセンサーの技術を軸に、本体だけでなく交換パーツまで展開しているのが特徴です。
なお、げむぱでは、GuliKitのほかのコントローラーもレビューしています。あわせて参考にしてみてください。
- GuliKit TT MAXレビュー|操作感を徹底的に追い込めるハイスぺゲーミングコントローラー
- GuliKit ES Proレビュー 5,000円でTMRスティック搭載!ライトゲーマーにおすすめなコスパ最強コントローラー
- GuliKit Elves 2レビュー|手の小さい人にも最適なSwitch2対応コントローラー
- GuliKit Elves 2 Proレビュー|コンパクトでレトロ、マクロにも対応したSwitch2対応コントローラー
GuliKit Elves 2 Proを使った感想をレビュー

ここでは、GuliKit Elves 2 Proを実際に使って感じた印象を簡単に紹介します。詳細については後の章でレビューするので、まずは全体的な使用感をお伝えします。
Switch2に接続してスプラトゥーン3やスマブラ、マリオカートで使ってみました。
まず感じたのが、見た目の可愛さと、本体の軽さ。カラフルな配色とコンパクトな形状は、握っているだけで気分が上がる仕上がり。
一度Switch2とペアリングしてしまえば、以降はボタンを押すだけでスリープから復帰して接続されます。
スティックの追従やジャイロの反応にも引っかかりはなく、普段使いのコントローラーとして自然に手になじみました。マクロや振動モードといった機能面は、後の章で詳しく紹介します。
GuliKit Elves 2 Proの良いところをレビュー
GuliKit Elves 2 Proの良いところについて、レビューしていきます。マクロや振動、レトロなデザインが気になる方は、参考にしてみてください。
マクロ機能で操作を記録して自動化できる

GuliKit Elves 2 Proの大きな特徴が、マクロ(APG)機能です。ボタンやスティックの操作を最大10分まで記録し、自動で再生できる機能。繰り返しの作業が多いゲームで活躍します。
記録した操作はそのまま自動で再生され、再生中もスティックで移動できる作りです。同じ操作を何度も繰り返す場面で、手を離していても進められるのが便利なポイント。ポケモンの厳選や育成、レベル上げといった作業系のゲームと相性の良い機能です。
9段階の振動とWeb設定ツールで細かく調整できる

GuliKit Elves 2 Proは、磁気浮上式・HD・ロータリーの3つの振動モードを備え、それぞれ強さを3段階で調整できます。合計9段階から選べるため、ゲームや好みに合わせて振動の質を変えられます。
設定はPCと接続してGuliKitのWeb設定ツールからも行えます。ボタンの割り当てや各種調整を画面上で細かく追い込めるので、操作感をとことんこだわりたい方にも応えてくれます。
レトロで可愛いデザイン

GuliKit Elves 2 Proのデザインは、白いボディにカラフルなABXYボタンと赤いバンパーを合わせた、セガサターンを思わせる配色です。丸みのある形状とあいまって、見ているだけで愛着がわく仕上がりです。
マットな質感の本体は、クラシックな雰囲気ながら安っぽさを感じさせない作り。机に置いておくだけでも様になる、デザイン性の高い1台です。
ドリフトしないホール効果スティックでジャイロ操作も快適

GuliKit Elves 2 Proはホール効果スティックを採用しているため、長く使ってもドリフトが起きにくくなっています。スプラトゥーン3やマリオカートで動かしても、スティックの追従に引っかかりはなく、狙った方向へ素直に反応してくれます。
6軸ジャイロにも対応していて、スプラトゥーン3のジャイロ操作も問題なく使えました。スティックとジャイロを組み合わせた細かいエイム調整も、ストレスなくこなせます。
USBケーブルと日本語マニュアルが付属して導入しやすい

GuliKit Elves 2 Proには、充電や有線接続に使うUSB-Cケーブルが同梱されています。手持ちのケーブルを用意しなくても、開封してすぐに使い始められるのが便利な点。
マニュアルも日本語に対応しているため、各種設定やマクロの使い方を確認しやすくなっています。多機能なコントローラーながら、はじめて触る方でも設定を把握しやすいのは嬉しいポイント。
GuliKit Elves 2 Proの気になる点をレビュー
ここまで、GuliKit Elves 2 Proの良いところについて、レビューしてきました。多機能で完成度の高い1台ですが、運用面で一部に気になる点もあります。
背面ボタンが搭載されていない

GuliKit Elves 2 Proには、純正のSwitch2 Proコントローラーにあるような背面ボタンが搭載されていません。背面ボタンに操作を割り当てて使いたい方には、物足りなく感じる部分です。
ただ、Proにはマクロ(APG)機能があるため、繰り返しの操作は記録して自動化できます。背面ボタンの代わりに自動化で補えると考えれば、用途次第で気になりにくい部分です。
手の大きい方にはやや小ぶり

GuliKit Elves 2 Proはコンパクトな設計のため、手の大きい方が握るとやや小さく感じる場合があります。しっかり握り込みたい方には、サイズに物足りなさを感じる場面も。
裏を返せば、手の小さい方や子どもにとっては扱いやすいサイズです。コンパクトさを重視する方や、持ち運びの機会が多い方には、むしろ嬉しいサイズ感と言えます。
グリップ感は最低限

GuliKit Elves 2 Proの本体は、ポリカーボネートのマットな仕上げです。ラバーグリップのような吸い付く握り心地ではないため、しっかりホールドしたい方にはやや控えめなグリップ感。
とはいえ、この素材ゆえの軽さやレトロな質感は、本機の魅力でもあります。握り心地と軽さ・デザインのバランスを取った仕様と捉えれば、割り切れる範囲です。
GuliKit Elves 2と無印の違い

GuliKit Elves 2 Proには、通常モデルの無印(Elves 2)も用意されています。ここでは、Proと無印の違いを整理しておきます。
両モデルは多くの基本仕様を共有していて、差が出るのは主に4点です。下表に違いをまとめます。
| 項目 | Elves 2 Pro | Elves 2(無印) |
|---|---|---|
| マクロ(APG) | 対応(最大10分記録) | 非対応 |
| 振動モーター | 磁気浮上式・9段階 | 非対称デュアルローター |
| モーションエイムアシスト | 対応 | 非対応 |
| Bluetoothポーリングレート | 170Hz | 730Hz |
| スティック | ホール効果・2200段階 | ホール効果・2200段階 |
| 有線ポーリングレート | 1000Hz | 1000Hz |
| 重量 | 実測189.0g | 実測170.0g |
| 同梱品 | ケーブル・日本語マニュアルあり | ケーブルなし |
Proが上回るのは、マクロ(APG)・磁気浮上式の振動・モーションエイムアシストの3点です。操作の自動化や、きめ細かい振動表現を求めるなら、Proが向いています。USB-Cケーブルや日本語マニュアルが付属する点も、Proの利点です。
一方、無印が上回るのはBluetoothのポーリングレートで、無印の730Hzに対しProは170Hz。無線時の反応の速さでは無印に分があります。重量も無印が170gと軽く、Proは189gとやや重めです。
総じて、マクロや振動の質、付属品の充実を重視するならPro、無線の反応の速さや軽さを重視するなら無印、という選び方になります。無印の詳細については、別記事でレビューしているので参考にしてみてください。
GuliKit Elves 2 Proはこんな方におすすめ

GuliKit Elves 2 Proは、以下のような方々におすすめです。
- マクロで繰り返し操作を自動化したい方
- レトロで可愛いデザインのコントローラーが欲しい方
- Switch2でドリフトしないコントローラーを使いたい方
- 振動の質や設定の細かさにこだわりたい方
- 軽くてコンパクトなコントローラーを探している方
マクロ(APG)で操作を最大10分まで記録・自動再生できるため、繰り返しの作業が多いゲームで頼りになります。ホール効果スティックでドリフトが起きにくく、Switch2のスリープ復帰にも対応しているので、純正以外の選択肢を探している方にも向いています。9段階の振動やWeb設定ツールでの調整に対応し、レトロで可愛いデザインも魅力です。
本記事では、GuliKit Elves 2 Proの良いところと気になる点について、レビューしてきました。マクロや9段階の振動、個性的で可愛いデザインを備えつつ、ホール効果スティックやSwitch2のスリープ復帰にも対応した、多機能で完成度の高い1台に仕上がっています。
背面ボタンが無かったり、グリップ感が控えめといった一面もありますが、自動化やデザイン性を重視してコントローラーを選びたい方には、おすすめの1台だと言えます。
Switch2のおすすめコントローラーは下記記事でまとめてます。あわせてご覧ください。


